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韓国小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム 著 牧野美加 訳 集英社刊)が、2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位に決定!
韓国小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム 著 牧野美加 訳 集英社刊)が、
2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位に決定!
ファン・ボルム 著 牧野美加 訳『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』
ファン・ボルム 著 牧野美加 訳『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』/集英社 カバー
4月10日(水)発表の2024年本屋大賞にて、ファン・ボルム 著 牧野美加 訳の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(集英社刊)が、翻訳小説部門第1位に決定いたしました。
韓国で累計25万部を突破したベストセラーである本作は、2023年9月に日本語版が刊行。韓国ソウルの小さな書店を舞台にした心温まるストーリーが人気を呼んで現在6刷、今後もますます注目が期待される一作です。
【書誌情報】
書名:『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』
著者:ファン・ボルム
訳者:牧野美加
定価:2,640円(10%税込)
発売:2023年9月26日
判型:四六判ソフトカバー 368ページ
ISBN:978-4-08-773524-6
https://lp.shueisha.co.jp/hyunam-dou/
【あらすじ】
ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店にやってくる。
新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描いた長編小説。
【著者プロフィール】
ファン・ボルム
小説家、エッセイスト。大学でコンピューター工学を専攻し、LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。転職を繰り返しながらも、「毎日読み、書く人間」としてのアイデンティティーを保っている。著書に『毎日読みます』、『生まれて初めてのキックボクシング』、『このくらいの距離がちょうどいい』がある(いずれもエッセイ、未邦訳)。本書が初の長編小説となる。エッセイの初邦訳版が、2025年に集英社より刊行予定。
【訳者プロフィール】
牧野美加(まきの・みか)
1968年、大阪府生まれ。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。第1回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」最優秀賞受賞。訳書に、チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、ジェヨン『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(原書房)など多数。