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カン・ハヌル×ユ・ヘジン×パク・ヘジュン 韓国ノワール新章[覚醒]クライム・アクション! 『YADANG/ヤダン』 2026年1月9日(金)公開決定! 緊迫感漂うポスタービジュアル&予告編解禁!
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2025年韓国観客動員数第1位!※上半期
カン・ハヌル「イカゲーム」ユ・ヘジン『破墓 パミョ』パク・ヘジュン『ソウルの春』
『犯罪都市』『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』に続く、
韓国ノワール新章[覚醒]クライム・アクション!
『YADANG/ヤダン』
2026年1月9日(金)公開決定!
緊迫感漂うポスタービジュアル&予告編解禁!!
2025年韓国No.1メガヒット[覚醒]クライム・アクション 、解禁!
韓国に実在する――国家権力と裏社会、善悪の境界で暗躍する存在“ヤダン”。野心に取り憑かれ、闇に落ちた“検事”。権力の罠にはまり、正義を見失った“刑事”。正義と悪、忠誠と裏切り、復讐と欲望――。3人の狂気が交錯し、すべてを奪われた“ヤダン”が仕掛ける、壮絶にして華麗――前代未聞の復讐劇が幕をあける。
主人公を演じるのは、『ラブリセット 30日後、離婚します』や、Netflixドラマ「イカゲーム」「椿の花咲く頃」などで自然体な演技が魅力的と話題の人気俳優カン・ハヌル。本作では韓国で実在する、情報と頭脳を武器に国家と裏社会を操る影の存在“ヤダン”として、これまでの爽やかなイメージを一新させるダークで過激なキャラクターを見事に演じ切っている。
共演には『破墓 パミョ』『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』など様々な作品で記憶に残る演技を披露し、映画やドラマには欠かせない名優ユ・ヘジンが出世欲の強い検事を、ドラマ「夫婦の世界」でクズ過ぎる不倫夫を、Netflixドラマ「おつかれさま」では不器用で一途な最高夫など幅広い活躍を見せるパク・ヘジュンが荒くれ者だが情に厚い刑事を演じる。
また制作には『ソウルの春』『ただ悪より救いたまえ』などを手掛けた韓国屈指のヒットメーカー・スタジオHive Media Corp.のもと、『新 感染』『犯罪都市』シリーズの精鋭スタッフが集結。息つく暇もない、スリリングで予測不能なノンストップ展開、エキサイトするアクション。最後まで張り詰めた緊張感をドライヴし、たどり着くのは――万雷のラスト!
誰もが、ヤダンにシビれる――。
豪華・実力派キャストが集結!日本版ポスタービジュアル & エンタメが凝縮した“ドーパミン全開”予告編解禁!
今回解禁となった日本版ポスターでは、イ・ガンス(ヤダン)役のカン・ハヌルが穿った表情でこちらを窺い、ク・グァニ(検事)役のユ・ヘジンはじっと正面を見据え、そしてオ・サンジェ(刑事)役のパク・ヘジュンは表情を強張らせており、それぞれの苦難に満ちた表情が、これから巻き起こる壮絶な物語を予感させるものとなっている。
映画『YADANG/ヤダン』 本予告【2026年1月9日(金)全国公開】
合わせて解禁となった予告編は、権力闘争と“ヤダン”、“検事”、“刑事”の三つ巴の騙し合い、息も詰まるアクションシーンが瞬きする暇もないスピードで駆け抜ける。
舞台は大統領選を控えた韓国。カン・ハヌル演じる“ヤダン”は、麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して司法取引を操る闇のブローカー。社会問題として水面下で蔓延していた麻薬犯罪は、やがて大統領選にも影を落とすこととなる。野心に燃える検事、真実を追い求める刑事、そしてヤダンが衝突するとき、国家と裏社会をも巻き込む巨大な陰謀が顕となる。
またシーンごとに正義と悪、忠誠と裏切り、復讐と欲望が入り乱れる緊迫した展開に加え、激しいカーアクション、血だらけになりながら炎の中で慟哭するヤダンの姿など、壮絶な騙し合いが待ち構えているのが見て取れる。三つ巴の末に最後に嘲笑うのは誰か、ぜひ劇場で確かめてほしい。
さらに、11/7(金)より、特典付きムビチケカード発売が決定!
各上映劇場や通販サイトにて発売となるムビチケカードの購入特典は、日本版のオリジナルビジュアルを使用したポストカードとなっている。数量限定の為お早めに!
<ムビチケ/特典情報>
ムビチケ
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特製ポストカード
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●特典:特製ポストカード
●購入場所:上映劇場(※一部取り扱いがないところもございます)、メイジャー通販サイト、
MOVIE WALKER STORE
●価格:一般1,600円(税込)
●販売開始日:
≪劇場≫11/7(金)劇場オープン時~2026/1/8(木)まで
≪通販≫11/7(金)AM10時~2026/1/8(木)23:59
●URL:
≪メイジャー≫
・販売ページ
https://www.major-j.com/cinema_information.php?id=M38012791183
・特設ページ
https://www.major-j.com/info.php?f=l9jlj0w9tvv
≪MOVIE WALKER STORE≫
・販売ページ:https://store.moviewalker.jp/item/detail/3425?ref=official
2025年韓国No.1メガヒット[覚醒]クライム・アクション『YADANG/ヤダン』は、2026年1月9日(金)より新宿バルト9ほか全国公開。
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STORY
麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して司法取引を操る、闇のブローカー“ヤダン”。出世のチャンスを狙う検事・グァニに才能を見出され、タッグを組んで次々と検挙を成功させていく――。しかし、ある麻薬摘発事件が国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展し、ヤダンは地獄の底に突き落とされる――。
出演:カン・ハヌル(「イカゲーム」)、ユ・ヘジン(『破墓 パミョ』)、パク・ヘジュン(『ソウルの春』)
監督:ファン・ビョングク
2025年/韓国/123分/スコープ/カラー/5.1ch/字幕翻訳: 福留友子/原題:야당/R15 配給:ショウゲート
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公式HP:https://yadang.jp/
公式X:@showgate_asia
2026年1月9日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
第38回東京国際映画祭 閉幕 東京グランプリは『パレスチナ36』が受賞!<クロージングセレモニー・受賞者記者会見 オフィシャルレポート>
©2025 TIFF
第38回東京国際映画祭 閉幕
東京グランプリは『パレスチナ36』が受賞!
『春の木』が最優秀監督賞・最優秀男優賞の2冠達成!
日本映画『恒星の向こう側』が最優秀女優賞を受賞!
さらに『金髪』が観客賞を受賞!
<クロージングセレモニー・受賞者記者会見>
10月27日(月)に日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開幕したアジア最大級の映画の祭典である第38回東京国際映画祭が、11月5日(水)に閉幕を迎え、TOHOシネマズ 日比谷スクリーン12にてクロージングセレモニーと東京ミッドタウン日比谷のLEXUS MEETS...にて受賞者記者会見を行いました。
セレモニーでは、各部門における審査委員からの受賞作品の発表・授与が行われました。【東京グランプリ/東京都知事賞】にアンマリ―・ジャシル監督の『パレスチナ36』が選出され、カルロ・シャトリアン審査委員長よりトロフィーを授与されました。『春の木』が最優秀監督賞(チャン・リュル監督)と最優秀男優賞(ワン・チュアンジュン)の2冠を達成。日本映画からは『恒星の向こう側』より主演の福地桃子と河瀨直美が最優秀女優賞を受賞しました。最優秀監督賞は2作品同時受賞となり、『裏か表か?』のアレッシオ・リゴ・デ・リーギ監督、マッテオ・ゾッピス監督と『春の木』のチャン・リュル監督が選出され、その他審査員特別賞は『私たちは森の果実』が、最優秀芸術貢献賞は『マザー』が、そして観客賞は『金髪』がそれぞれ受賞致しました。
小池百合子東京都知事より麒麟像の授与を行い、最後に安藤チェアマンによる閉会宣言により第38回東京国際映画祭は閉幕致しました。
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<第38回東京国際映画祭 クロージングセレモニー実施概要>
■開催日:2025年11月5日(水)17:00-18:30
■会場:TOHO シネマズ日比谷 スクリーン 12
■登壇者 :
各賞の受賞者:(別途、下記リストにてご確認ください)
アジアの未来部門 審査委員: エレン・キム、松永大司、西澤彰弘
コンペティション部門国際審査委員長: カルロ・シャトリアン
コンペティション部門国際審査委員: グイ・ルンメイ、マチュー・ラクロー、齊藤工、ヴィヴィアン・チュウ
クロージング作品『ハムネット』: クロエ・ジャオ
ゲスト:小池百合子東京都知事
安藤裕康チェアマン
MC:マイケル・リーバス ※敬称略
<審査委員会見・受賞者記者会見>
■開催日:2025年11月5日(水)18:50-20:30
■会場:LEXUS MEETS...
■登壇者 :審査委員(カルロ・シャトリアン、グイ・ルンメイ、マチュー・ラクロー、齊藤工、ヴィヴィアン・チュウ)、アジア学生映画コンファレンス(チュン・リーシュエン監督、チョン・へイン監督、イ・ジユン監督)、アジアの未来作品賞受賞者(ノ・ヨンワン監督)、コンペティション作品各賞の受賞者(ワーディ・エイラブーニ、リティ・パン監督、テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督、アレックス・C・ロー、チャン・リュル監督、ワン・チュアジン、福地桃子、河瀨直美、坂下雄一郎監督、ノ・ヨンワン監督)
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第38回東京国際映画祭 各賞受賞作品・受賞者
コンペティション部門
東京グランプリ/東京都知事賞 『パレスチナ36』(パレスチナ/イギリス/フランス/デンマーク)
©2025 TIFF
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審査員特別賞 『私たちは森の果実』(カンボジア/フランス)
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最優秀監督賞
チャン・リュル監督(『春の木』、中国)
アレッシオ・リオ・デ・リーギ、マッテオ・ゾッピス(『裏か表か?』、イタリア/アメリカ)
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最優秀女優賞 福地桃子、河瀨直美(『恒星の向こう側』、日本)
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最優秀男優賞 ワン・チュアンジュン(『春の木』、中国)
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最優秀芸術貢献賞 『マザー』(ベルギー/北マケドニア)
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観客賞 『金髪』(日本)
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アジア学生映画コンファレンス
作品賞『フローティング』(韓国)
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審査委員特別賞『永遠とその1日』(台湾)、『エンジン再始動』(韓国)
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アジアの未来 作品賞 『光輪』(韓国)
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東京国際映画祭 エシカル・フィルム賞 『カザ・ブランカ』(ブラジル)
黒澤明賞 李相日、クロエ・ジャオ
特別功労賞 山田洋次、吉永小百合
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第38回東京国際映画祭 動員数 <速報値・5日は見込み動員数>
■上映動員数/上映作品本数:69,162人/184本 *10日間 (第37回:61,576人、112.3%/209本、88.0% *10日間)
■上映本作品における女性監督の比率(男女共同監督作品含む): 23.4%(本中本、同じ監督による作品は作品の本数に関わらず1人としてカウント)
■その他リアルイベント動員数:93,847人(昨年96,886人、96.9%)
■ゲスト登壇イベント本数:184件 (昨年178件、103.4%)
■海外ゲスト数:2,557人(昨年2,721人、93.9%)
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■クロージングセレモニー
<アジア学生映画コンファレンス>
岡本多緒さん講評:
とても完成度の高い作品が多く、楽しませていただきました。審査員全員が一致し、心から納得できる審査になりました。受賞に至らなかった方たちも、今後も独創性のある作品を生み出してほしいです。
審査委員特別賞『永遠とその1日』 チュン・リーシュエン監督 コメント
映画の中の出来事ですが、このような出来事がこの世から一日でも早く無くなるよう、祈っています。
審査委員特別賞『エンジン再始動』 チョン・へイン監督 コメント
あまりにも驚いてどう感想を言っていいか分かりません。この映画を一緒に創ってくれたチームのみんなに感謝を伝えたいですし、何よりも韓国映画アカデミーの院長、先生方にも感謝を伝えたいです。
作品賞『フローティング』 イ・ジユン監督 コメント
この映画は、個人的な場所から出発し、アメリカンドリームへの問いかけや悩みを映画の中で表現しました。苦労してくれた撮影監督やプロデューサーなどチームの皆に感謝を伝えたいです。また韓国芸術アカデミー第41期の同期にありがとうと言いたいです。この賞にはこれからも諦めずに映画を作ろうという意味が込められていると思います。これからも一生懸命映画を撮っていきます。
<アジアの未来>
作品賞受賞 『光輪』 ノ・ヨンワン監督 コメント:
このような賞をいただけるとは思ってもみなかったです。こんな大きな賞をいただいた今日は、本作のプロデューサーであり私の妻の誕生日なんです。この喜びを分かち合いたいです。
<コンペティション>
観客賞受賞 『金髪』 坂下雄一郎監督 コメント:
広く観客のみなさんから認められたのは嬉しいです。今後も映画作りに励んでまたこの映画祭に戻ってこれる様に努力します。
最優秀芸術貢献賞授賞 ヴィヴィアン・チュウ 講評:
歴史上の人物を意外な形で描き、観客を常に惹きつける俳優の印象的な演技によって際立つ本作は、緻密な編集と型にはまらない音楽の使用によってさらに引き立てられています。
最優秀芸術貢献賞受賞 『マザー』 テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督 コメント:
私は50歳になりましたが、18歳の少年のような大胆さをようやく得ることができました。この映画が女性たちに力を与えることを願っています。
最優秀男優賞授賞 グイ・ルンメイ 講評:
演じる空間が限られている中、繊細で説得力のある演技を見せてくれました。
最優秀男優賞受賞 『春の木』 ワン・チュアンジュン コメント:
このような賞をいただくとは夢にも思ってませんでした。中国映画が今年120周年を迎える年に受賞できたとこで、歴史の一部になれた。私の母校の映画学校も80周年なので、素晴らしいギフトになりました。
最優秀女優賞授賞 齊藤工 講評:
今年のコンペティション部門には力強く物語を牽引するヒロインたちが数多く登場しました。その中で、丁寧に静かに存在することに徹したお二人の姿はひときわ印象的で際立っていました。
最優秀女優賞受賞 『恒星の向こう側』 福地桃子 コメント:
歴史ある賞をいただけて光栄です。身の引き締まる思いです。主人公を演じるにあたって、人物を見つめて追いかけて溶け合っていくような作業は決して一人では乗り越えられる時間ではありませんでした。この経験を胸にこれからも1つ1つの作品に向き合っていきたいです。
最優秀女優賞受賞 『恒星の向こう側』 河瀨直美 コメント:
監督として、映画祭に参加したことはあっても俳優として参加できたのは中川監督のおかげです。チームの皆がいたからこそ、自分自身のすべてを出し切れました。福地さんには冷たい態度をとるなど、徹底した役作りをしていましたが、最後に彼女の温かさを背負えた瞬間涙が出ました。
最優秀監督賞授賞 ヴィヴィアン・チュウ 講評:
新しく国の歴史を塗り替えた、二つの異なる映画に心を動かされました。
最優秀監督賞受賞『裏か表か?』 アレッシオ・リゴ・デ・リーギ監督、マッテオ・ゾッピス監督 動画コメント:
東京国際映画祭そして審査員の皆さん、この賞をありがとうございます。東京で素晴らしい時を過ごしました。映画を見てもらったこと、観客からの反応など、映画祭が私たちを招き入れてくれたこと、そしてこの素晴らしい賞をありがとうございます。
最優秀監督賞受賞 『春の木』 チャン・リュル監督 コメント:
私の作品を評価してくださりありがとうございます。またこの場を借りて俳優の皆さん、チームの皆さんに感謝を伝えたいです。個人的に、監督賞はチーム全体に与えられる賞だと思います。
審査員特別賞授賞 マチュー・ラクロー 講評:
伝統を失うこと、人々への表現の機会を与えることで映画はレジリエントの味方だということを教えてくれました。
審査員特別賞受賞 『私たちは森の果実』 (リティ・パン監督) コメント:
たくさんの方にお礼を申し上げたいと思います。とりわけプロデゥーサーのカトリーヌ・デュサールに感謝を申し上げたいと思います。4年にも及んだ撮影期間、長旅でございましたが、サポートしてくれました。
東京グランプリ/東京都知事賞授賞 カルロ・シャトリアン審査委員長 講評:
この作品の感情面で心を動かされ、土地の美しさに魅了されました。
東京グランプリ/東京都知事賞受賞 『パレスチナ36』(アンマリ―・ジャシル監督) 動画コメント:
わたしたちの映画をこの賞に選んでくださり、本当に光栄です。チームにとっても私自身にとっても、この作品の制作に懸命に力を尽くしてきたすべての人たちにとって、大きな意味を持つものです。ありがとうございます。
東京グランプリ/東京都知事賞受賞 『パレスチナ36』(ワーディ・エイラブーニ) コメント:
この素晴らしい賞を受賞できてとても光栄です。またこの作品に関わることができてとてもうれしいです。
小池百合子東京都知事 コメント:
世界中の才能が東京に集って、映画という芸術を通じて新たな物語が紡がれていくことを大変嬉しく思っております。映画は言葉、文化の壁を超えることができます。心を繋ぐ力を持っている大変パワフルなアートでございます。今年からアジア学生映画コンファレンスが新設されたということで、アジア各国の学生さんたちの挑戦がこのコンファレンスを通じて大きく広がることを心から期待を申し上げます。東京から発信される映画の魅力が人々に届くことを、そして東京国際映画祭が創造性と多様性に満ちた文化の祭典として今後もますます発展していくことを期待しております。
カルロ・シャトリアン審査委員長 総評:
生きている映画を映画祭で観ることで、映画というものの幅が、いかに広いものであるかということと向き合いました。画一化している世の中において、多様性を大切にしました。この仕事は難しかったですが、多様性を尊重しました。様々な経歴、好みは異なりますが、すべての決定は合意の結果です。すべて満場一致で賞を贈呈しました。
<クロージング作品>
クロエ・ジャオ監督コメント:
最初の4つの長編はなるべく遠くへ、広く世界のあらゆる水平線を追いかけてきました。『ハムネット』はより内なる風景に目を向けました。自分の中に深く入り込むことをこの映画では目指しました。この映画を観て、ストーリーテリングを通じて、人間であるための矛盾を描いた。観客が感じたいことをそのまま感じて欲しいです。
安藤裕康チェアマン コメント:
世界中が分断と対立に悩まされているのが現況でございます。それでも国際映画祭というのは、国境を越え、考え方の違いを超えてお互いが向き合って対話を行い、そして共通の理解を深めあっていく場と思っております。おかげさまで今年も東京国際映画祭に2500人を超える外国からのゲストにお越しいただき、200本近い映画を上映し、多くのイベントを開催して、実りのある交流ができたと思います。その交流の中から新しい相互理解が生まれることを、そして友情が育つことを願っております。
また日本で初めて上映されました『MISHIMA』が15分でチケットが完売になりました。お客様からぜひもう一度上映してほしいと事務局に要望が殺到しました。そこで特別追加上映ということで、11月8日、9日と二日間で1回ずつ上映をさせていただくことになりました。詳細は東京国際映画祭の公式サイトで発表いたしますので、ご覧になっていただきたいと思います。陰で支えてくれたすべてのスタッフに感謝を申し上げます。
©2025 TIFF
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名称:第 38回東京国際映画祭
開催期間:2025 年 10 月 27 日(月)~11 月 5 日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
豆原一成(JO1)×市毛良枝 『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』豆原一成(JO1)、市毛良枝、中西健二監督、まなべゆきこ(脚本)登壇! <公開御礼舞台挨拶 オフィシャルレポート>
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
注目の次世代俳優・豆原一成(JO1)×44年ぶりの映画主演・市毛良枝
ダブル主演作公開‼
~孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語~
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
豆原一成(JO1)、「僕の人生はまだ2合目」とさらなる飛躍を決意!
そして劇場に広がる富士山の景色に感動
豆原一成(JO1)、市毛良枝、中西健二監督、まなべゆきこ(脚本)登壇!
<公開御礼舞台挨拶 オフィシャルレポート>
豆原一成(JO1)と、市毛良枝のダブル主演で贈る、孫と祖母とが軽やかに紡ぐ家族の物語、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が絶賛公開中!
祖父が遺したやさしいサプライズ――。
夢に迷う僕と、夢を見つけた祖母。僕らの日々が輝きだす。
日本、そして世界で活躍する11人組のグローバルボーイズグループJO1(ジェイオーワン)の最年少メンバー豆原一成(JO1)と、44年ぶりの映画主演となる市毛良枝のダブル主演で贈る本作。夢に迷いながらも、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい孫、等身大の大学生・拓磨役をナチュラルな存在感で演じるのは、映画『BADBOYS -THE MOVIE-』(25)で初主演を務めるなど俳優としての活躍が注目されるJO1の豆原一成。そして夫が遺したサプライズによって、夫に先立たれた寂しい日々から一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を楽しんでいくアクティブな祖母・文子を市毛良枝がチャーミングに体現する。
本作の原案は、約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(後に現在の学校法人文京学院に発展)、教育のために奔走した島田依史子(しまだいしこ)氏の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。 彼女が後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスを散りばめて本作の物語を構築。監督を務めたのは、中井貴一主演映画『大河への道』(22)などの中西健二。脚本は『サイレントラブ』(24)のまなべゆきこ。
祖父・偉志を亡くした祖母を気遣い同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に拓磨を元気づけていく…。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”。ふたりを支えるのは、亡き偉志の想い。孫と祖母とが軽やかに紡ぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語が誕生した。
公開後、年代問わず多くの観客から感動や共感の声が寄せられている本作。その温かな反響への感謝を込めて、11月6日(木)、新宿ピカデリーにて公開御礼舞台挨拶を実施!
満員の観客からの拍手に迎えられ、安藤拓磨役の豆原一成(JO1)、安藤文子役の市毛良枝、中西健二監督、まなべゆきこ(脚本家)が登壇!公開後の反響や、観客から事前に頂いた質問に答えるコーナーでは「(作品に関連して)今、人生の何合目?」などに笑顔で回答。さらにイベントの最後には、劇場の客席に富士山の絶景が広がり、登壇者、観客全員で温かな時間を共有したイベントとなりました。
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現在公開中の映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の公開御礼舞台挨拶が11月6日(木)、新宿ピカデリーにて開催され、ダブル主演を務める豆原一成(JO1)、市毛良枝、さらには脚本を担当したまなべゆきこ、中西健二監督が登壇した。
豆原一成(JO1)さん
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
プレミア先行上映会の際も市毛をエスコートした豆原は、この日も市毛の手を取り登壇し、「皆さん、こんばんは。JO1の豆原一成です」と挨拶。その後、司会者から髪色が変わったことを聞かれ「ちょっと拓磨っぽくなったんじゃないかなと思っております」とはにかみながら「実は昨日髪の毛を染めて、今日が初出しです」と話すと、ファンからは黒髪に大きな歓声と拍手があがった。
10月24日の公開からおよそ2週間が経過したが、祖母・文子と一緒に暮らすことになった大学生・安藤拓磨役の豆原は「大きな反響がありました」と笑顔を見せ、「SNSでも皆さんが観に行ってくれた反響を読みました。家族や、自分のおじいちゃん、おばあちゃんも映画を観てくれました。やっぱり作品が自分の家族に届くのは嬉しいですし、感想をもらえるのも親孝行ができたのかなと思ってありがたいです。また父親から『作品としての拓磨の成長もそうだけど、一成の成長も見ることが出来てよかった』と言ってもらえたのはすごく嬉しかった」としみじみ。
市毛良枝さん
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
文子を演じた市毛も「各世代の方が観てくださり、とても真面目な感想を送ってくれるんです。すごく長いLINEが来ることもあります。また多分、彼(豆原)のファンであろう世代の方からも『こんなおばあちゃんがいたらいいな』なんて感想をいただきまして……」と反響の大きさを述べていた。中西監督も「かなり好意的な感想をいただくことが多かったです。私にしては珍しいです」と自虐的に語りつつも「普段は何か言われたら嫌だなと思ってSNSはあまり見ないのですが、今回たまに誘惑に耐え切れずに見ると、割といいことが書いてあってホッとしました」と笑顔をみせた。
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
この日は、映画を観たという観客から募集した質問に答えるコーナーも。30代の女性から「皆様にお聞きしたいのですが、今のご自分の人生は、富士山で例えると何合目でしょうか?また、そう思う理由も一緒にお聞かせください」という質問が。豆原は「実際に登ったことがないので、難しいのですが……」とつぶやくも「2合目ぐらいかな」と回答。その理由について豆原は「まだまだ上はあるなと。半分でもない。もっと上に行けるという意味で」と説明すると、会場からは大きな拍手が。
同じ質問に市毛は「年齢で言ったらきっと7とか8(合目)とか言わなきゃいけないんだと思うんですけど」と笑うと「5合目~6合目ぐらいでしょうか。ちょうどその辺りから樹木がなくなって、頂上が見えるようになる。そのぐらいで目標が見えるようになるし、もうちょっと登ると、麓がきれいに見えるようになる。そんな時期なのかなと思います」と人生を山に例える素敵な回答に場内が唸る。
まなべゆきこ さん
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
中西健二監督
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
脚本家のまなべも「私も5合目と言おうと思っていました。自分が頑張っている途中のまま、最後まで行く方がいいのかなと思うんです」といつまでも向上心を持っていたいという意味合いの回答をすると、中西監督は「僕は2.5合目ぐらいですね。豆原さんと近い」と語り「まあ僕は頑張っても3.5合目ぐらいまでしか登れないと思うんです」と発言し会場を笑わせていた。
続いて50代女性から、劇中、文子の亡き夫・偉志が“富士山”が大好きだったことにちなんで「皆さんにとって富士山のような存在は?」と聞かれると、豆原は「JO1です!」と即答し「やっぱりJO1という名前があるから、自分は仕事ができている。僕にとって切っても切り離せない。その意味で、僕にとっての富士山はJO1だと思います」と語る。司会者から「JO1と共にトップを目指していく感じですか?」と聞かれた豆原は「そうですね。まだ僕の感覚では2合目なので、もっと行けるんじゃないかと思います」とさらなる飛躍を誓っていた。
さらに20代の女性から「(劇中)拓磨が1人で話題のカフェに行った時、オーナーに『どのくらいの好きがあれば夢を叶えられますか』と質問した答えで『好きであり続けるだけで夢を叶えるための半分は叶えられている』という台詞が心に響いて思わず泣いてしまったのですが、皆さんが今でも好きであり続けているものはありますか?」という質問が。
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
豆原は「僕はダンスです」と即答すると「それを今こうやってお仕事にさせてもらって、皆さんの前でパフォーマンスするっていうのは、本当にありがたいですし、改めて好きだなと感じます」と笑顔で答える。市毛は「私は演じることを仕事にしていますが、もともと見ることが大好きだったんです。客席で演劇や物語を見ているときのワクワクが、仕事をしていると遠いところにいってしまっているなと感じることもあったんです。しっかりと原点に戻って、その好きをずっと大切にしていきたいです」と回答していた。
最後の質問は60代の女性から豆原に「去年、この映画に参加されたことが、自分にとってはターニングポイントだったとインタビュー記事で話されていましたが、出演後に自分の中で変わったと感じたことがあれば教えていただければと思います」と質問。豆原は「この作品を撮っていく中で、お芝居に対しても、お芝居以外のところでも自分と向き合う時間が多かった。そのなかで、葛藤やつまずきもありました。でもその経験がすべて自分にとっていい経験になったなと思えるんです。この経験が無かったら、今の自分はないなと思える。そんな気持ちになれた気がします」と振り返っていた。
最後に市毛は「こうやって皆様と一緒に空間を作ることができて本当に幸せでした」と観客にお礼を述べると、豆原も「公開前は不安があったのですが、自分が想像している遥か上をいくぐらい優しい言葉をかけていただきました。皆さんがこうしてたくさんこの映画を観てくださり、いろいろな人に広めてくださったことが本当に嬉しいです」と感謝を伝えていた。
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
そしてイベントの最後に、満員のお客様が手にしたブルーや白のパネルを一斉に掲げると、そこに現れたのはきれいな富士山!それを背景に豆原、市毛が笑顔でポーズすると、さらに大きな歓声が上がり、作品同様、温かな雰囲気に包まれたイベントとなった。
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【STORY】
祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて・・。
主演:豆原一成(JO1) (『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』(22)、『BADBOYS -THE MOVIE-』(25)等)
市毛良枝 (『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24)等)
出演:酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利/長塚京三
監督:中西健二 主題歌:「ひらく」 JO1 (LAPONE ENTERTAINMENT)
脚本:まなべゆきこ 音楽:安川午朗 制作プロダクション:PADMA
原案:島田依史子 「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊) 原案総責任:島田昌和
配給:ギャガ ©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
公式HP:https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee
公式X: @MtFujiMovie1024
公式Instagram: @MtFujiMovie1024
全国公開中!
主演・福山雅治×大泉洋『映画ラストマン -FIRST LOVE-』物語の舞台・北海道での福山&宮沢の共演シーンや捜査一課メンバー再集結&日本映画初出演・ロウンの姿を捉えたスチール解禁
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
主演・福山雅治×大泉洋の最強バディが、ついにスクリーンへ!
『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
物語の舞台・北海道での福山&宮沢の共演シーンや
大泉・永瀬・今田ら捜査一課メンバー再集結&
日本映画初出演・ロウンの姿を捉えたスチール一挙解禁!!
TBSテレビで2023年4月期の日曜劇場として放送され、一大ブームを巻き起こした福山雅治主演の連続ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』が『映画ラストマン -FIRST LOVE-』として映画化、12月24日(水)クリスマスイブに全国公開となります。
本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗。
肩書も性格も全く異なる二人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、二人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。さらに強い絆を手にした二人が、史上最大の難事件に挑むため、この冬スクリーンに帰ってきます‼
大泉洋がモノマネで新キャスト・ロウンを歓迎!
福山雅治と宮沢りえの共演初日もレポート
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
先日 『映画ラストマン -FIRST LOVE-』より本予告が解禁となり、無敵のバディが今回北海道で挑む難事件の概要が明らかになったばかり。ドラマから続投となった護道泉(永瀬廉)、吾妻ゆうき(今田美桜)らに加えて、“皆実の初恋の人”であり、世界的な天才エンジニアであるが故に謎の組織から追われるナギサ・イワノワ(宮沢りえ)と娘のニナ・イワノワ(月島琉衣)、更に皆実をライバル視するFBI特別捜査官のクライド・ユン(ロウン)など新キャラクターの役どころも徐々に判明し、注目度が更に高まっています。そんな本作の新カットが解禁となりました!
本作のクランクインは昨年12月末。初日は警視庁特別捜査本部のセットでの撮影で、大泉のほか永瀬、今田、松尾、奥など捜査一課の面々が揃い、現場は高揚感に包まれていました。さらに今回からラストマンチームに加わる韓国出身の人気俳優・ロウンの姿も。スタジオにやってきた大泉が、いきなり「韓国から来ました。ロウンです」とロウンのマネをして挨拶し一瞬で現場を和ませた後、ロウンが改めて挨拶をすると、笑顔でラストマンチームに迎え入れられました。解禁となった新カットには、ロウンが日本語の台詞を練習しているのを大泉と永瀬が優しく見守る様子も映し出されています。この日、FBIから皆実に次ぐ交換研修生としてやってきたユンと吾妻の初めてのやりとりと二人の様子を見て焦る泉、そして皆実が待つ札幌行きを言い渡される心太朗など、台本にして約8ページにわたる、物語の導入シーンの撮影となりました。
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
一方、映画の舞台となる北海道の地で撮影されたのは、皆実と彼の初恋の人・ナギサが再会するシーン。謎の組織による襲撃から逃れてきたナギサは、皆実に自身と娘の二ナの保護を求め、握手を交わします。短いやり取りの中で、言葉にせずとも互いへの想いが感じられる、どこか切なくも深みのあるシーンとなっています。
福山と宮沢は本作が初共演ですが、ともに長年役者としてトップを走ってきたベテラン同士、空き時間の会話も楽しんでいた様子。皆実とナギサの物語、そして今まで語られなかった皆実の過去にも、ますます注目が集まります。
北の大地で繰り広げられる、無敵バディの新たな物語。ドラマファンはもちろん、誰もが楽しめるサスペンス・エンターテインメント超大作、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は12月24日(水)クリスマスイブに全国ロードショー!更なる続報にご期待ください!
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■STORY:
全盲のFBI捜査官×孤高の刑事
無敵のバディが挑む、新たな事件。
カギを握るのは、初めて愛した人だった――。
どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山雅治)と、警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)。
数々の難事件を解決してきた無敵のバディは、ある事件のために北海道へ。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)。世界的な天才エンジニアであるが故に謎の組織から追われていた彼女は、命の危険を感じアメリカへの亡命を希望していた。皆実と心太朗は、護道泉(永瀬廉)やFBIから新たに派遣されたクライド・ユン(ロウン)、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、内通者によって情報が漏れ襲撃を受けてしまう。絶体絶命のピンチに陥った二人は果たして、愛する人を守り、事件を解決することができるのか――!?
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映画概要
■タイトル:『映画ラストマン-FIRST LOVE-』
■出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ
■脚本:黒岩勉
■企画プロデュース:東仲恵吾
■監督:平野俊一
■配給:松竹
■公開:2025年12月24日(水)全国ロードショー
■クレジット:(c)2025映画「ラストマン」製作委員会
■公式HP:https://www.lastman2025.jp
■公式X:@LASTMAN_tbs
■公式Instagram:lastman_tbs
■公式TikTok:@lastman_tbstv
12月24日(水)全国ロードショー!!
子ども国際映画祭「第32回 キネコ国際映画祭」各部門受賞作品発表! クロージングセレモニーに井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇!!
子ども国際映画祭「第32回 キネコ国際映画祭」
各部門受賞作品発表!
クロージングセレモニーに
井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇!!
一般社団法人キネコ・フィルム(東京都渋谷区、代表 椎名 保)は、11月4日(火)子どもたちの国際映画祭「第32回キネコ国際映画祭」(10 月 31 日(金)〜11 月 4 日(火) 東京⼆⼦⽟川の街の各所で開催)のクロージングセレモニーを開催し、期間中の上映作品の中から、各部門受賞作品の発表を行いました。
クロージングセレモニーには、映画祭のスペシャル・サポーターを務める井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇し、MCを務めました。井ノ原さんと宮治さんは海外の上映作品を生で吹き替えする“ライブシネマ”にも挑戦。上映終了後には、会場に集まった観客からは大きな拍手が起こっていました。“ライブシネマ”は、様々な⾔語で制作される世界中の映画を⽇本語でお楽しみいただくために、スクリーンを⾒ながら⽣でライブ吹替を⾏い上映するキネコ国際映画祭ならではのプログラムです。ライブシネマでは、ノルウェーの切り絵アニメーション作家、アニータ・キリ監督の、父親の虐待が題材の「アングリー・マン」が上映されました。上映後、井ノ原さんは「ちょっと怖さもあったけど不思議な作品でした。」、宮治さんは「子供のことは愛しているんだけど、怒ってしまう、という感情について、私も子供がいるので、色々考えさせられましたね」、と映画祭とライブシネマの感想を語りました。
また、クロージングセレモニーでは、映画祭で上映された長編、短編合わせて51のコンペティション対象作品の中から、「キネコ チルドレン長編部門グランプリ・短編部門グランプリ」、「ティーンズ長編部門グランプリ・短編部門グランプリ」、「日本作品長編グランプリ・短編部門グランプリ」、「ドキュメンタリー部門グランプリ」、の各部門の受賞作品がそれぞれ発表されました。
受賞作品の選定は、世界中の子ども映画祭の関係者からなる国際審査員に加えて、事前に募集された9~12 歳(小学 4 年生〜小学 6 年生)の「キネコ審査員」、13歳〜18歳(中学1年生〜高校3年生)の「ティーンズ審査員」によって行われました。各部門受賞作品は別紙の通りです。
期間中、多くの方々にご来場いただき、たくさんの笑顔と歓声の中、32回目のキネコ国際映画祭は幕を閉じました。
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【第 32 回キネコ国際映画祭・受賞作品紹介】
■キネコ チルドレン長編部門グランプリ
「ふつうの子ども」
監督: 呉 美保 / 日本 / 96分
©2025「ふつうの子ども」製作委員会
作品概要
唯士(ゆいし)、10才。いたって普通の男子。 そんな唯士が恋をしたのは、“環境問題・意識高い系女子”だった! クラスの問題児も加わり、3人で始めた“環境活動”は思いもよらない方向に向かっていき―。
■キネコ チルドレン短編部門グランプリ
「ハチドリの勇気」
監督: モルガン・ドゥヴォス / フランス / 10分
©Folimage
作品概要
山火事から必死に逃げる動物たち。小さなハチドリだけが残り…。
■ティーンズ長編部門グランプリ
「ナウィ〜未来の私へ〜」
監督: ヴァレンティーネ・チェルーゲ、アプー・モウリーネ、
ケヴィン・シュミュッツラー、トビー・シュミュッツラー /
ケニア=ドイツ/99分
©FilmCrew Media GmbH / Klaus Kneist & Renata Mwende
作品概要
違法ながらも、児童婚が横行し続けるケニア。13歳の少女ナウィは地域トップに輝くほどの学力を持っており、都市の高校への入学を夢見る。しかし、一家の生活は苦しくなり、ナウィは家畜と引き換えに嫁ぐことになり…。
■ティーンズ短編部門グランプリ
「いか、くじら、たこ、わたし」
監督: 安田 幸平 / 日本 / 30分
©️YASUDA CINEMA PROJECT
作品概要
高校入学時、出会った瞬間から「友だち」になれた彩夏、柚穂、陽菜、拓実。 しかし、彩夏の胸に芽生えた小さな違和感が寄り添う4人の関係を少しずつ揺らし、静かな変化を呼び込んでいくー。
「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」
監督: 西川 達郎 / 日本 /125分
©2024映画「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」製作委員会
作品概要
世界三大毛織物産地・尾州を背景に、発達障害を抱える少女史織(しおり)が家族や友と共に夢へ挑む姿を描く。ぶつかりながらも、支え合い、寄り添いながら歩む家族の愛と絆が胸を打つヒューマンドラマ。
■⽇本作品 短編部⾨グランプリ
「こにぎりくん つながってる?」
監督: 宮澤 真理 ⽇本 / 5 分
©Mari Miyazawa/NHK/NEP
作品概要
⼩さなおにぎりの、こにぎりくん。好奇⼼いっぱいだから、紐をみつけたら引っ張らずにはいられない!でもちょっとまって、その紐どこにつながってるの?友達や⾝の周りのいろんな事はもちろん、宇宙にも、過去にも、未来にもつながっているんだ!君ならどうする?
■ドキュメンタリー部⾨グランプリ
「Girls Donʼt Cry」
監督: シグリッド·クラウスマン / リナ·ルジテ / ドイツ/ 91 分
©Schneegans Productions
作品概要
虐待や迫害、貧困、10 代の妊娠など、さまざまな困難に耐えながら現代を⽣きる 6 ヵ国(タンザニア、チリ、セルビア、韓国、イギリス、イラク/ドイツ)の少⼥。彼⼥たちのありのままの姿を描いたドキュメンタリー
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【コンペティションについて】
キネコ国際映画祭では、海外のコンペティション作品を対象に、様々なアワードを授与しています。
世界中の⼦ども映画祭の関係者からなる国際審査員に加えて、グランプリ作品を審査・決定するのは、⼦どもたちです。事前に募集した 9~12 歳(⼩学 4 年⽣〜⼩学 6 年⽣)の「キネコ審査員」、13 歳〜18歳(中学1年⽣〜⾼校3年⽣)の「ティーンズ審査員」が、映画を鑑賞した上で、本当に⾒たい、⼼に残った作品を選んで、それぞれ「キネコ チルドレン⻑編・短編部⾨グランプリ」、「ティーンズ⻑編部⾨・短編部⾨」を選定します。 「⽇本作品部⾨」、「ドキュメンタリー部⾨」は海外審査員が審査、その他「キネコ名誉賞」などが設定されています。
※⽇本作品のグランプリ受賞作は、海外の⼦ども映画祭での招待上映に推薦されます。
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【出演者コメント】
<スペシャル・サポーター 井ノ原快彦さん>
世界中のクリエイターの⽅々が集まっていらっしゃる前に、⼦どもたちがいる、という独特な雰囲気の映画祭で、他にないですよね。⼦どもたちの映画祭ですから、⼦どもたちが本当に楽しめる映画がたくさん紹介される、いい映画祭だなと思います。⽣アフレコの台本を当⽇にもらう、という荒さもありますが、それもまた、みんなで本当に⼿作りでやっているキネコの⾯⽩さ、良さがありますね。今後は、⼦どもたちの作品を観てみたいとも思いました。僕らもその映画のスタッフや出演者で使ってもらえたら、楽しいなと思いますね。
⼾⽥恵⼦さんもおっしゃっていたんですけど、これが今年できることは当たり前じゃなくて、奇跡だと思うので、これから 40 回⽬(今年 32 回⽬)に向けてさらに⼤きくしなくてもいいから、もっと暖かい、深い映画祭になっていけるように、みんなで頑張っていきたいなと思います。
<スペシャル・サポーター 桂宮治さん>
授賞式の時に、少し涙ぐむ受賞者の⽅もいらっしゃって、作り⼿が本当に真剣に、何かを伝えようという思いで作り上げた作品が、報われる瞬間に⽴ち会えたのは、映画祭ならではのいい瞬間を拝⾒させていただけたなと思いました。僕も作り⼿として、そういう作品をどんどん作っていかなきゃいけないと感じました。
キネコは、ステージ前のマットの上で、寝そべって映画鑑賞している雰囲気が良いですよね。それが映画祭ならではの魅⼒だな、と感じます。キネコ国際映画祭では、毎年⼩噺をやらせていただいているのですが、海外の⽅が⾔葉が通じてなくても⼀緒になって蕎⻨を⾷べる所作のところで笑ってくれたり、動画を撮ってくれたりするので嬉しかったです。それがまた、海外でちょっとでも落語が広がってくれたら映画祭ならではの価値だと思いますね。
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【セレモニーの様⼦】
【キネコ国際映画祭について】
毎年秋に開催されるアジア最⼤規模の⼦ども国際映画祭。世界の三⼤映画祭の⼀つに数えられるベルリン国際映画祭(ドイツ)の児童映画部⾨「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協⼒を得て、1992年に創設。 ティーンズ審査員を含む約 20 ⼈の「キネコ審査員」によって最優秀作品賞(グランプリ)が選定されるのが特徴です。⼀⽅⽇本作品部⾨において、世界の⼦ども映画祭のディレクターや専⾨家の国際特別審査員がグランプリを決定します。 期間中、楽しくてワクワクする映画はもちろん、楽しさだけではない多様な感情を体験する映画も上映することで、⼦どもだけなく⼤⼈にも、社会問題の気づきなど学びがある映画体験を提供しています。また、各所で映画を楽しむたくさんのコンテンツを実施。本格的なホールから野外上映、街中のカフェや公園など、街のあちこちで、多くの企業や地域団体のみなさまと、親⼦で⼀緒に学べる多様なイベントやワークショップを開催しています。
公式サイト:https://www.kineko.jp/













































