エンタメ情報!

2025-10-06 18:00:00

主演・福山雅治×大泉洋の最強バディが、ついにスクリーンへ!! 「映画ラストマン -FIRST LOVE-」 ロウン・月島琉衣・寛一郎らの出演解禁!

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(c)2025映画「ラストマン」製作委員会

主演・福山雅治×大泉洋の最強バディが、ついにスクリーンへ!!

「映画ラストマン -FIRST LOVE-」

皆実を超える?2人目のFBI捜査官

皆実の“初恋の人”の娘

無敵バディを襲うテロ組織の最高幹部

ロウン・月島琉衣・寛一郎らの出演解禁!

 

TBSテレビで2023年4月期の日曜劇場として放送され、一大ブームを巻き起こした福山雅治主演の連続ドラマ『ラストマンー全盲の捜査官ー』が『映画ラストマン -FIRST LOVE-』として映画化、2025年12月24日(水)クリスマスイブに全国公開となります。

 

本作は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく、新時代の痛快バディドラマ。主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた凄腕の特別捜査官。そして交換留学生としてアメリカからやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗。肩書も性格も全く異なる二人だったが、徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディ”に。さらにドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、二人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明。その悲しくも感動的なラストに、視聴者からは「こんなに泣かされるとは」「思いがけず爆泣き」など絶賛の声が寄せられました。

 

日本映像作品初出演のロウン、

新進気鋭の女優・月島琉衣、実力派俳優・寛一郎ほか難事件に関わる新キャストが解禁!

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(c)2025映画「ラストマン」製作委員会

 

連続ドラマのレギュラーキャスト続投や、皆実の“初恋の人“役として宮沢りえの出演決定など、豪華キャストの出演が明らかになり話題沸騰の『映画ラストマン -FIRST LOVE-』。今回、無敵バディが立ち向かう事件に関わる新キャストが解禁となりました!皆実と同じ交換研修プログラムで警視庁に派遣され、皆実をライバル視するFBI捜査官、クライド・ユン役を演じるのは韓国出身の人気俳優ロウン。皆実の”初恋の人”ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)の娘、ニナ・イワノワ役には、映画『山田くんとLv999の恋をする』などに出演する新進気鋭の若手女優・月島琉衣。ナギサを狙うテロ組織の最高幹部グレン・アラキ役には日曜劇場「グランメゾン東京」やNHK連続テレビ小説「ばけばけ」など話題作への出演が続く寛一郎。CIA情報収集担当官のトニー・タン役には日曜劇場「キャスター」などに出演の谷田歩。北海道警・SP班の旗本文則役には映画『怪物』などに出演の黒田大輔。さらに「仮面ライダーガッチャード」出演の熊木陸斗、Netflixオリジナルドラマ「極悪女王」出演の鴨志田媛夢ら、注目の俳優陣も解禁。本作でラストマンチーム初参加となった7名が、史上最大の難事件に関わります。

 

日本の映像作品初出演となるロウンは「日本の作品に出演することは自分にとって新しいチャレンジでしたが、異なる言語・文化圏でお芝居ができればと思っていたので楽しみでした」とコメント。東仲プロデューサーはユン役について「ユンは皆実にも匹敵するような、気の強い役どころ。ロウンさんはお芝居の上手さはもちろん、圧倒的なチャーミングさとカッコよさで人を魅了するものを持っていて、この役をできるのは彼しかないと思い、オファーさせていただきました」とキャスティング理由を語りました。またロウンは「福山さん、大泉さんをはじめとする尊敬できる先輩や、永瀬さんのような友人ができて嬉しかったです」と、すぐにラストマンチームに溶け込み、充実した撮影であったことを明かしました。二ナ役について、東仲プロデューサーは「過酷な状況の中でも、強い気持ちを持って立ち向かう人物で、とても難しい役です。そんな中、1番の決め手は月島さんの目の強さでした」とコメント。月島は「撮影をずっと楽しみにしていたものの、始まったばかりの頃は少し緊張してました。そんな私にそっと寄り添ってくださった母親役の宮沢りえさんの優しさは、ニナとしても私としても現場にスッと溶け込むことができました。」と撮影を振り返りました。

 

アラキ役について東仲プロデューサーは、「アラキは単なる敵というわけではなく、ほとんど描かれませんが、彼自身色々なバックボーンを抱えています。寛一郎さんはそういった背景も感じさせることができる方」とコメント。寛一郎は「アラキは謎の組織の最高幹部で、最初脚本を読んだときは気性が荒いタイプを想像していたのですが、監督と話して逆に物静かな方が怖く見えるんじゃないか、ということでキャラクターを作っていきました」と、役作りの過程を振り返りました。トニー役の谷田は「実際にアメリカではそういう捜査官も実在していましたし、自分たちが普段不可能だと思っている事も、案外ファンタジーでもSFでもなくリアルで可能以上の結果を残しているのかも知れません。なのでこの物語が映画やドラマの嘘では無く、在る世界なんだと思って観てくれるとより楽しめる作品になっていると思います」とコメント。旗本役の黒田は「現場がとても過酷なときでも気持ちの良い雰囲気でしたので、完成がとても楽しみです。福山さん、大雪原で大変なときにスライディングして顔に雪をたくさんかけてしまって、すみませんでした」とコメント。五十嵐役の熊木は「現場では次のシーンのためにスタッフさんたちが雪かきをしていたのですが、率先して雪かきをされていた大泉さんに黒田大輔さんが『このお仕事は長いんですか?』と無茶振りを(笑)。そこから即興コントのようなやりとりが始まり、しばらく盛り上がっていたことが強く印象に残っています」と振り返りました。道警SP役の鴨志田は「本作も皆実と護道の掛け合いが面白いんですが、『この台詞を福山さんが言うんだ笑』とクスッと笑ったシーンがあり、お客様の反応が楽しみです」とコメントを寄せました。

 

彼らは事件に、そして皆実と心太朗にどう関わってくるのか!?『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は12月24日(水)クリスマスイブに全国ロードショー!北の大地で繰り広げられる、無敵バディの新たな物語にご期待ください!

 

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キャストコメント全文

■ロウン 【クライド・ユン役】

日本の作品に出演することは自分にとって新しいチャレンジでしたが、異なる言語・文化圏でお芝居ができればと思っていたので楽しみでした。撮影を通じて、福山さん、大泉さんをはじめとする尊敬できる先輩や、永瀬さんのような友人ができて嬉しかったですし、北海道のとても美しい環境の中で撮影ができたことも幸せでした。『映画ラストマン』は家族や友達、恋人など、愛する人たちと年末年始に楽しめる作品だと思います。ユンは、自信家で成功への情熱溢れる人物ですが、彼がこの物の中でどのように変化していくのか、ぜひ注目して見ていただけると嬉しいです。

 

■月島琉衣 【ニナ・イワノワ役】

出演決定の知らせを聞いたとき、とても豪華で素敵な俳優の方々の中に自分もいることを想像してみたのですが…物凄い衝撃と同時に喜びが湧き上がったことを今でも鮮明に覚えております。撮影をずっと楽しみにしていたものの、始まったばかりの頃は少し緊張してました。そんな私にそっと寄り添ってくださった母親役の宮沢り

えさんの優しさは、ニナとしても私としても現場にスッと溶け込むことができました。クールで賢く見えつつ、どこか影のようなものを感じさせる存在のニナ。皆実さんと心太朗さんと一緒に過ごしていく中で、本当の自分や様々な愛のかたちを知っていく時間を大切にしながら演じました。「FIRST LOVE」というタイトルがとてもぴったりな北海道の美しい景色を楽しみにしていただきつつ、迫力あるこの物語をぜひ劇場で皆様にご覧いただけたら嬉しいです!

 

■寛一郎 【グレン・アラキ役】

連続ドラマがとても人気だったこともありプレッシャーも感じましたが、ラストマンチームに加わることができて嬉しかったです。今回福山さんと二人のシーンも結構あったのですが、福山さんは誰に対してもフラットに接してくださる方で、映画から参加した僕でもナチュラルに撮影に入っていける環境を作ってくださったと感じています。アラキは謎の組織の最高幹部で、最初脚本を読んだときは気性が荒いタイプを想像していたのですが、監督と話して逆に物静かな方が怖く見えるんじゃないか、ということでキャラクターを作っていきました。ドラマからの良さも引き継ぎながら、壮大なスケールやアクションなどが更にスケールアップしています。迫力ある映像になっていると思うので、是非映画館に見に来ていただきたいです。

 

■谷田歩【トニー・タン役】

北海道で約2週間程、雪を追いかけて長野や群馬で撮影、ほぼ全てのロケに行かせて頂きました。目の見えない捜査官をアテンドするのが自分の役目なのですが、初めましての福山さんは俺が高校生の頃からの憧れの人で、何処を切り取ってもスーパースターの輝きを放っていて、初めはぎこちなくしかコミュニケーションが取れませんでしたが、とても気さくに関わってくれて、函館でのお食事会は一生のお土産にします!福山さんも仰っていたのですが、ある意味この映画がハンディキャップのある人の星でありたいと。実際にアメリカではそういう捜査官も実在していましたし、自分たちが普段不可能だと思っている事も、案外ファンタジーでもSFでもなくリアルで可能以上の結果を残しているのかも知れません。なのでこの物語が映画やドラマの嘘では無く、在る世界なんだと思って観てくれるとより楽しめる作品になっていると思います。

 

■黒田大輔【旗本文則役】

現場がとても過酷なときでも気持ちの良い雰囲気でしたので、完成がとても楽しみです。

福山さん、大雪原で大変なときにスライディングして顔に雪をたくさんかけてしまって、すみませんでした。

 

■熊木陸斗【五十嵐役】

もともと大ファンだった本作に参加できたことを大変光栄に思っております。初めて脚本を拝読した時、テロリストと日本の警察、そしてFBIの駆け引きが生む緊張感に一気に引き込まれ、これにアクションが融合したら一体どうなっていくのかと、とても楽しみでした。現場では次のシーンのためにスタッフさんたちが雪かきをしていたのですが、率先して雪かきをされていた大泉さんに黒田大輔さんが「このお仕事は長いんですか?」と無茶振りを(笑)。そこから即興コントのようなやりとりが始まり、しばらく盛り上がっていたことが強く印象に残っています。そんな温かな空気が厳しい撮影を支え、作品の隅々にまで息づいていると感じています。ぜひ劇場でご覧いただきたいです。

 

■鴨志田媛夢【道警SP役】

出演が決まった時には既に出来上がったチームに参加することへの不安もありましたが、ドラマ版を観て大泣きした私としては、また最強のバディと会えることが純粋に嬉しかったですし、初登場するそれぞれのチームとの化学反応にワクワクしました。本作も皆実と護道の掛け合いが面白いんですが、「この台詞を福山さんが言うんだ笑」とクスッと笑ったシーンがあり、お客様の反応が楽しみです。また、街なかで撮影したシーンも印象深いです。冬の北海道を舞台に壮大なスケールで描く『映画ラストマン -FIRST LOVE-』は家族みんなで楽しめるなまら面白い作品となっています。ぜひ劇場でお楽しみください!

 

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■STORY:

全盲のFBI捜査官×孤高の刑事

無敵のバディが挑む、新たな事件。

カギを握るのは、初めて愛した人だった―

警視庁に交換研修のためやってきた全盲の FBI 特別捜査官・皆実広見(福山雅治)。どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ彼は、アテンドを任された警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)と共に、数々の難事件を解決し“無敵のバディ”に。

そして過去の因縁に絡む事件に挑んだ二人は、互いが実の兄弟であるという衝撃の真実を知る。さらに深い絆で結ばれた二人だったが、皆実は研修終了と共にアメリカへ戻ることに。

それから二年――再び日本を訪れた皆実、そして彼に呼び出された心太朗は、ある事件のために北海道へ。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ(宮沢りえ)。事件に巻き込まれ、謎の組織から追われている彼女を守るため、無敵バディが再びタッグを組みFBI、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が絡んでいた・・・。

 

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映画概要

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(c)2025映画「ラストマン」製作委員会

 

■タイトル:『映画ラストマン -FIRST LOVE-』

■出演:福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ

■脚本:黒岩勉

■企画プロデュース:東仲恵吾

■監督:平野俊一

■配給:松竹

■公開:2025年12月24日(水)全国ロードショー

■クレジット:(c)2025映画「ラストマン」製作委員会

■公式HP:https://www.lastman2025.jp

 ■公式X:@LASTMAN_tbs

■公式Instagram:lastman_tbs

■公式TikTok:@lastman_tbstv

 

12月24日(水)全国ロードショー

2025-10-05 17:00:00

第38回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見 フェスティバル・ナビゲーター 瀧内公美 コンペティション部門坂下雄一郎監督、中川龍太郎監督登壇! <オフィシャルレポート>

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©2025 TIFF

第38回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見

「コンペティション」部門他 上映作品を発表! 

フェスティバル・ナビゲーター 瀧内公美 

コンペティション部門坂下雄一郎監督、中川龍太郎監督登壇!

<オフィシャルレポート>

 

いよいよ今月 27 日(月)より開催となる第 38 回東京国際映画祭ですが、10月1日(水)に東京ミッドタウン日比谷BASE Q HALLにてラインナップ発表記者会見が開催。ゲストに、フェスティバル・ナビゲーターとして瀧内公美と「コンペティション」部門作品より坂下雄一郎監督(『金髪』)、中川龍太郎監督( 『恒星の向こう側』)が登壇いたしました。 

 

今年の映画祭は、10月27日(月)から11月5日(水)の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。昨年同様にオープニングのレッドカーペットを日比谷仲通りにて開催予定。また、映画祭併設のビジネスコンテンツマーケットTIFFCOMは、10月29日(水)から31日(金)の3日間の同時期開催される。 「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」を目指し、新部門の創設など映画人や映画ファンの交流の場を様々な形で実現させていく。 

 

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東京国際映画祭チェアマン安藤裕康による開催の挨拶で会見は始まり、本年度の映画祭の目標として「映画を通じた対話と調和」を掲げ、交流ラウンジのステップアップ、ジェンダー問題への取組、未来を築く人材の育成の 3 つの柱に言及した。 

 

今年の審査委員長は、2013年から2018年までロカルノ国際映画祭、さらに2020年から2024年まではベルリン国際映画祭のアーティスティック・ディレクターを務めていた、カルロ・シャトリアンと発表。加えて俳優のグイ・ルンメイ、編集のマチュー・ラクロー、俳優の齊藤工、映画監督のヴィヴィアン・チュウが審査委員となりコンペ作品を審査するとした。 

 

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次にフェスティバル・ナビゲーターに就任した瀧内公美が登壇。デビュー当時から東京国際映画祭に足しげく通っていた瀧内はナビゲーターに任命されたことについて「青天の霹靂です。緊張しております」と驚きを隠せない様子。本映画祭については「アジアの最高峰の映画祭と認識しています」とその印象を話し、「国内で上映されない作品を見ることができるし、新しい映像作家に出会える。原石を探す場所です」と映画祭の開幕を誰よりも心待ちにしていた。

 

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その後、プログラミング・ディレクターの市山尚三より「コンペティション部門」15 作品の紹介に続き、「コンペティション部門」に選ばれた日本映画2作品を発表し、『金髪』の坂下雄一郎監督(ガラ・セレクション部門の『君の顔では泣けない』も出品)、『恒星の向こう側』の中川龍太郎監督が登壇。 

 

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坂下監督は「東京国際映画祭には、過去に作品を出品して落ちた経験や、観客として通っていた思い出もあるので、今回選んでいただけて感慨深いです。これを機に映画を見る人が増えてほしい」、中川監督は「12年前にはじめて選んでいただいて、また戻ってこられて嬉しいです。縁が深い映画祭で、初めてコンペに選んでいただけたことはとても光栄です。今回はドキュメンタリー作品がコンペ部門に入っているのも意義深いです」と映画祭について語った。 

 

続けて石坂健治シニア・プログラマーより「アジアの未来」部門の紹介がなされ、「ガラ・セレクション」部門、「ワールドフォーカス」部門、「Nippon Cinema Now」部門ほか特集について、市山PDより紹介。東京都との協賛で今年新設された「アジア学生映画コンファレンス」部門について「アジア各国の映画学校が推薦する60分未満の実写で、アニメ映画も選出されている学生映画のコンペティション部門です。すでにカンヌ他の映画祭で受賞している秀作もラインナップされています」と紹介し、将来の巨匠の出現に期待を寄せた。 

 

その後、アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ シニア・プログラマーより「ウィメンズ・エンパワーメント」部門の紹介、藤津亮太プログラミング・アドバイザーより「アニメーション」部門の紹介がなされた。 

 

さらに司会より「黒澤明賞」や「エシカル・フィルム賞」「交流ラウンジ」の紹介、その他関連イベントの紹介など今年も特に盛況が見込まれる数々のイベントが紹介され、最後に質疑応答が行われ、会見は終了した。 第38回東京国際映画祭は10月27日(月)から11月5日(水)の10日間の開催期間中、183本の映画が上映される。

 

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― 第38回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見 開催概要 ― 

<日時>2025年10月1日(水) 14:00 ~  

<場所>BASE Q HALL 

<出席者>

安藤裕康 (第38回東京国際映画祭チェアマン) 

池田香織 (TIFFCOM事務局長) 

市山尚三 (プログラミング・ディレクター) 

藤津亮太 (「アニメーション」部門 プログラミング・アドバイザー) 

アンドリヤナ・ツヴェトコビッチ (「ウィメンズ・エンパワーメント部門」シニア・プログラマー) 

<ゲスト> 

瀧内公美 (東京国際映画祭ナビゲーター) 

坂下雄一郎監督 (「コンペティション」部門 『金髪』) 

中川龍太郎監督 (「コンペティション」部門 『恒星の向こう側』) 

<M C>   

荘口彰久 (フリーアナウンサー) 

 

(敬称略)

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【瀧内公美 Q&A】 

Q.東京国際映画祭のイメージ 

アジア最高峰の映画祭だと認識しています。アジアから世界へというイメージがある中での先駆者であり、とても歴史の深い映画祭です。 

 

Q.ナビゲーターに選ばれた感想 

青天の霹靂でした。まさか自分が、という気持ちです。ナビ―ゲーターとして何ができるかを皆さんと一緒に話し合いながら活動していきますので、多くの方に足を運んでいただきたいです。 

 

Q.東京国際映画祭で記憶に残っている作品 

『百円の恋』です。印象的で凄く好きな作品でした。 

 

Q.今年の映画祭で注目している作品 

『雌鶏』、『恒星の向こう側』、『パレスチナ36』、『遥か東の中心で』です。多くの作品から絞り込みました。この4本は必ず見たいです。 

 

Q.東京国際映画祭とはどんな存在ですか 

国内で上映することが難しい作品が映画祭で観られる醍醐味を感じますし、新しい作家との出会いの場所です。映画祭に通って、この監督素敵だなという作品を見つけて、劇場公開されたらまた見に行きたいです。原石を探す場所という認識です。 

 

【坂下雄一郎監督、中川龍太郎監督 Q&A】 

Q.コンペティションに選ばれたことについて 

坂下:東京国際映画祭は、学生時代に作品を応募して落ちたり、観客として通ったり思い出がある映画祭です。過去に落ちた経験もあるので、コンペティションに選ばれたのは感慨深く、ありがたいです。 

中川:大学生時代に作った映画を上映していただけたり、2年前はガラ・セレクションで選んでいただいたり、縁深い映画祭です。初めてコンペティションに選出いただき光栄です。 

 

Q.映画祭で期待していること 

坂下:これだけ特定の期間でまとめて色んな映画が観られる機会はないので、映画を観る人がこれを機に増えるといい

なと思います。 

中川:映画祭は、プログラマーの選ぶ世界の地図がそこにあると思います。市山さんの映画の選定は素晴らしいので、新しい東京国際映画祭の素晴らしさを感じてもらえたら嬉しいですし、今回は時間があるので沢山映画を観たいと思います。 

 

Q.特に興味のある映画 

坂下:『雌鶏』です。監督の過去作を見ていて、変わっていたことが印象的だったので今作も気になります。 

中川:『虚空への説教』です。映画祭でしか見られないような作品なので、観たいです。ドキュメンタリーは自分が挑戦したい分野ではありますし、コンペティションにドキュメンタリーがあるのは意義深いと思います。

 

【瀧内公美、坂下雄一郎監督、中川龍太郎監督 質疑応答】 

Q.なぜパレスチナの映画『パレスチナ36』に期待しているのか? 

瀧内:現在問題とされている源流は何なのかということを知りたいですし、世界情勢などが絡み合って映画祭でしか公開されない作品もあると思うので、一個人として今見ておかなければならない作品と思ったので観たいです。 

 

Q.映画の見どころ 

坂下:ポスターにもあるように、中学生がある日、学校の校則に抗議するため全員で金髪にする作品です。おかしい、と思ったことに声を上げる作品は、当事者に主軸があるものが多いが、あえて教師側に軸を置くことで対処しなければと右往左往する姿をコメディ的に見せることができた。基本はエンタメ映画なので、なるべく笑っていただきたい。それに付随して、社会にある問題についても色々と考えていただければと思います。 

 

Q.河瀬直美監督を起用したことについて 

中川:たくさんの素晴らしい俳優さんにアプローチいただいたのですが、自分の中では河瀬監督一択でした。彼女への色々なイメージがあると思いますが、やっぱり一筋縄ではいかない方です。ある種の厳しさもあります。その厳しさが作品に与えるパワーというものが凄くあります。俳優って感受性が資源で、上辺のことではなく、人が持っているややこしく攻撃的な部分を含めてその人間が持っているパワーが強くないと面白くならないんです。河瀬さんはそのパワーの塊で、彼女がいるだけで俳優さんもいい意味でビビります。そういう力をお借りしたく河瀬監督にお願いしました。 

 

【安藤裕康チェアマン、市山尚三プログラミング・ディレクターへの質疑応答】 

Q.昨年Amazonのテイクワン賞がなくなりましたが、今年それに代わって新設されたのはアジア学生映画コンファレンですか 

市山:まさにその通りです。東京国際映画祭では、第1回目の受賞者に対して、次回作の支援をしたのですが、うまくいったりいかなかったりで、2回目からは賞金を渡しています。今後どうしていくかは検討課題です。 

 

Q.齊藤工を審査委員に選んだ理由 

市山:齊藤さんは、前から知っていて、東京国際映画祭には時間があると観客として来てくださいます。去年はエシカル・フィルム賞の審査委員長で、素晴らしい議論を展開してくださいました。それらを踏まえて、今年はぜひ、メインの審査委員をやってほしいとお願いしました。 

 

Q.グランプリ受賞作品が、映画祭の色となることについてどう考えているか 

市山:グランプリについては逆に言うと、審査委員の判断になると思います。割とばらばらな作品群なので、何が受賞するかは審査委員次第です。どれがとってもいいと思っています。 

 

Q.東南アジアの映画の勢いについてどう思うか 

かなり映画産業が進行していると思います。東南アジアの共同製作などが盛んになっていて、今特に映画祭に出すような映画を作ろうと言う気が高まっています。今回東南アジア作品が多いのは、面白い作品が多くて偶然です 

 

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コンペティション部門出品作品一覧 

「コンペティション部門」 応募作品数()内は昨年数:1,970本(2,023本)/国と地域数:108(110) 

※邦画作品の本数は76本で全体の中での比率は41.7%(昨年39.7%) 

※ワールドプレミア(世界初上映)作品は41本(昨年33本)で全体の中での比率は22.5%(昨年15.8%) 

※男女共同監督を含めた女性監督作品は43本(女性のみ36本、男女共同7本)で全体の中での比率は23.5%

(昨年は24.4%)(同じ監督による作品は作品数に関わらず1人としてカウント) 

※プレミア表記 は下記の通り 

WP=ワールド・プレミア AP=アジアン・プレミア  

 

 

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<第38回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 

■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

 

<TIFFCOM2025開催概要>

■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)

■公式サイト:https://tiffcom.jp/

 

 

2025-10-01 20:00:00

トニー・レオン主演 『Fox Hunt フォックス・ハント』 国際指名手配犯VS経済犯罪捜査班!12.26(金)日本公開決定& 「2025東京・中国映画週間」での上映も!!

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『無名』『インファナル・アフェア』トニー・レオン主演

実話を基にした衝撃のアクションスリラー!

『Fox Hunt フォックス・ハント』

国際指名手配犯VS経済犯罪捜査班!

12.26(金)日本公開決定&

「2025東京・中国映画週間」での上映も!!

 

◆‟狐狩り隊“と呼ばれる経済犯罪捜査のエリートチームが、国を跨いだ巨額の金融詐欺事件の真犯人を追い詰める、衝撃の実話を基にしたアクションスリラー!いくつもの顔を持つ計算高い国際指名手配犯、ダイを『無名』『インファナル・アフェア』のトニー・レオンが、ダイの身柄の確保に執念を燃やす経済犯罪捜査チーム長イエを『迫り来る嵐』のドアン・イーホンが演じる。柔和な笑顔の中にも狡猾さを隠さないダイと、あらゆる「罠」を好機と見なし、チームを率いるイエ。対照的な2人の国境を超えた巨大な駆け引きには、ダイの敏腕弁護士エルサ(オルガ・キュリレンコ)やパリの刑事ノエル(オリヴィエ・ラブルダン)らが加わり、事態は更なる波乱へと向かう。タイムリミットが迫る中、果たして「フォックス・ハント」チームは、ダイを捕え、24億ドルを取り戻すというミッションを完遂することが出来るのか―!?メガホンを取るのは『ポリス・ストーリー/REBORN』のレオ・チャン。

 

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◆そして、待望の日本公開と併せて、東京国際映画祭提携企画である「2025東京・中国映画週間」での上映が決定した。東京・名古屋の2か所で、いち早く本作が鑑賞できる貴重な機会にぜひ足を運んでほしい。上映日時、チケット販売などの詳細は「2025東京・中国映画週間」HPにて順次アナウンスされる。

https://cjiff.net/

 

 

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【ストーリー】

上海を拠点とする大規模な金融詐欺の首謀者で、7年間逃亡を続けていたダイ・イーチェンが、フランス・パリに姿を現した。彼を追い続けていた中国の経済犯罪捜査官イエ・ジュンは「フォックス・ハント」チームを率い、盗まれた資産回収を目的とした越境ミッションに乗り込む。しかし、法の穴を搔い潜るダイ側の周到な手管により不正資金の行方は依然として謎に包まれ、街中での手荒な追跡や人間爆弾、偽装誘拐など、金のためなら命を惜しまない悪党どもが仕掛けた罠が「フォックス・ハント」チームを待ち受ける―。

 

監督:レオ・チャン 出演:トニー・レオン、ドアン・イーホン、オルガ・キュリレンコ、オリヴィエ・ラブルダン

2025/中国/中国語・英語・フランス語/105分/カラー 映倫:G 原題:猎狐行动 英題:FOX HUNT 配給:ファインフィルムズ

© SHANGHAI FILM GROUP All Rights Reserved.

 

 

12月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

2025-10-01 19:00:00

『君の声を聴かせて』 監督こだわりの“音響”チームにホン・ギョンも参加!? 「本当の姉妹みたい」ノ・ユンソ&ミンジュの空気感も必見! メイキング写真解禁!

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第29回釜山国際映画祭「Korean Cinema Today」部門出品作品

第61回百想芸術大賞 映画部門新人演技賞(ノ・ユンソ)受賞

今最も注目を集める3人の若手俳優が紡ぐ青春ラブストーリー

ホン·ギョン「弱いヒーロー Class 1」×ノ·ユンソ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」

×キム·ミンジュ「禁婚令:朝鮮婚姻禁止令」(元「IZ*ONE」)

韓国観客動員数 初登場NO.1!

『君の声を聴かせて』

監督こだわりの“音響”チームにホン・ギョンも参加!?

「本当の姉妹みたい」ノ・ユンソ&ミンジュの空気感も必見!

メイキング写真解禁!

 

誰もが経験したことのある恋のときめきと、人生の迷いさえもキラキラと輝くような青春のひとときを、美しい夏の日々とともに清々しく描いた韓国映画『Hear Me : Our Summer』が、『君の声を聴かせて』の邦題で、2025年9月26日(金)より日本公開中です。

 

2009年に制作され、その年の国内興行収入第1位を記録した台湾映画『聴説』。14年の時を経て韓国でリメイクされた『君の声を聴かせて』は昨年、釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品としてスペシャルプレミアされ、一般公開を迎えた後も、観客動員数初登場第1位、公開月の興行成績1位を獲得するなど観客の熱い支持を集めた話題作。

 

主人公ヨンジュンを演じるのは、「弱いヒーロー Class1」「D.P.―脱走兵追跡官―」「悪鬼」など相次ぐ人気ドラマ、映画への出演などで唯一無二の存在感を見せてきた若手NO.1の個性派俳優、ホン・ギョン。ヨンジュンが恋に落ちるもう一人の主人公ヨルム役には、「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」「私たちのブルース」など、抜群の透明感と高い演技力で注目を集めるノ・ユンソ。第61回百想芸術大賞で将来有望な候補がひしめき合う中、本作で見事映画部門新人演技賞を受賞した。ヨルムの妹ガウルには、日本でも人気を集めた元「IZ*ONE」のキム・ミンジュが扮し、商業映画デビューを果たしており、現在の韓国で最も注目を集める3人の若手俳優たちが淡く眩しい恋物語を紡いでいく。

 

映画が話題となったもう一つの大きな鍵は、通常のラブストーリーとは異なる方法で描かれるコミュニケーション。聴覚障がい者が登場する本作において、会話の大部分は手話によって繰り広げられ、口で喋るセリフは極端に減らしている。通じているのは「言葉」でなく「心」だと素直に感じとれる繊細な物語が、単なるラブストーリーの枠には収まらない大きな感動と癒やしを与えてくれる。

 

先週公開され、「観る者の心を洗い流してくれるデトックスムービー」、「とんでもなく純粋で素敵な恋愛映画」など口コミが広がる本作より、メイキング写真が解禁!

 

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今回解禁されたのは、マイクを自ら持ち、スタッフとして撮影に参加するホン・ギョンや、国際手話の学校に通うヨルムのシーン、姉妹で晩酌をするシーンの裏側など、楽しく撮影に挑む三人の様子をとらえたメイキング写真3点。

 

昨年の釜山国際映画祭のプレミアで評判を呼んだ音響演出は、監督の繊細な演出のもと設計された空気感と自然音が特徴的であり、そんな本作の大切なパートを担う音響チームに興味津々のホン・ギョン。映画好きなホン・ギョンの撮影現場への熱意もうかがえる。また、「本当の姉妹みたい」と絶賛の声もあがるノ・ユンソとキム・ミンジュ。夢を支え合う姉妹の雰囲気を醸し出せるようふたりのシーンでもお互いリラックスしながら、撮影にのぞんでいたこともうかがえる。

 

フレッシュな3人がお届けする爽やかな物語、そして監督こだわりの音響はぜひ大きなスクリーンで!

 

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〈STORY〉

大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュン(ホン・ギョン)。しかたなく両親が営む弁当屋の配達を手伝うことになった彼は、配達先のプールで手話を使って話すヨルム(ノ・ユンソ)に出会い、一目惚れする。大学時代に習った手話を駆使してなんとかヨルムに近づこうとするヨンジュンだが、ヨルムは聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢を叶えるため、忙しい毎日を送っていて――。

 

オリジナル映画:『聴説』(プロデュース:ペギー・チャオ/監督:チェン・フェンフェン)

監督:チョ·ソンホ『エンドレス 繰り返される悪夢』

出演:ホン・ギョン『潔白』『コメント部隊』「悪鬼」「弱いヒーロー Class 1」

ノ・ユンソ『20世紀少女』「私たちのブルース」「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」

キム・ミンジュ「禁婚令:朝鮮婚姻禁止令」「コネクション」「アンダーカバーハイスクール」

2024年|韓国|韓国語|原題:청설(英題:Hear Me : Our Summer)カラー|1:1.85|109分|5.1ch|字幕翻訳:福留友子|映倫:G

提供:KDDI 配給:日活/KDDI

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公式HP: https://kiminokoe.jp/   

公式X:@kiminokoe_eiga

 

 

全国公開中!!

2025-09-28 11:00:00

【第38回東京国際映画祭】 エシカル・フィルム賞 本年度の審査委員長が池田エライザに決定! ユース部門「TIFFティーンズ・シネクラブ」 池松壮亮も参加!

エシカル・フィルム賞 

本年度の審査委員長が池田エライザに決定! 

学生映画コンペティション部門 

「アジア学生映画コンファレンス」を新設! 

ユース部門「TIFFティーンズ・シネクラブ」 

池松壮亮も参加! シンポジウムなども開催!

 

 

■エシカル・フィルム賞の審査委員長が池田エライザに決定!

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エシカル・フィルム賞は、映画を通して環境、貧困、差別といった社会課題への意識や多様性への理解を広げることを目的として、2023年、住友商事の協力によって新設されました。東京国際映画祭にエントリーされたすべての新作の中から「人や社会・環境を思いやる考え方・行動」という「エシカル」の理念に合致する優れた 3 作品をノミネートした後、審査委員会で 1 作品を選出します。昨年のエシカル・フィルム賞は、第74回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したドキュメンタリー作品『ダホメ』が受賞しました。 本年度の審査委員長には、俳優・歌手・映画監督などクリエイティブな領域で幅広く活躍中の池田エライザ氏の就任が決まりました。また、多くの若い人たちに関心を持っていただくため、東京国際映画祭の学生応援団から選抜された3名が審査委員を務めます。 

 

審査委員⻑:池田エライザ(俳優・歌手・映画監督) 

審査委員:第38回東京国際映画祭 学⽣応援団 

魚住宗一郎(慶応義塾大学2年)、須藤璃美(獨協大学3年)、津村ゆか(東洋大学4年) 

 

受賞作品の授賞式および審査委員長の池田エライザ氏が登壇するトークセッションを 11月4日(火)に開催する予定です(詳細は追って公式HP等でご案内)。なお、本年度のノミネート作品は、10月1日のラインナップ発表記者会見の中で発表いたします。 

 

■池田エライザ コメント 

私は信じています。映画は世界を変えることができると。一本の映画が生まれるまでには、幾千もの判断が積み重ねられています。その一つ一つに作り手の魂や祈りが込められているからこそ、液晶を超えて人々の心に訴えかける作品となるのだと思います。そして“エシカル”という視点は、その力をより確かなものにする。この賞はただの評価ではなく、未来への祈りであり、宣言です。審査委員長として、その祈りを受けとめ、全身で作品と向き合いたいと思います。

 

◆池田エライザ プロフィール

1996 年4月16日生まれ、福岡県出身。2011年公開の映画で俳優デビュー。近年では、Netflix『地面師たち』、TBS 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』 、主演映画『リライト』に出演。主演ドラマの NHK 総合『舟を編む~私、辞書つくります~』が、独「ワールド・メディア・フェスティバル2025」で金賞を受賞した。監督作品としては、福岡県田川市を舞台にした長編映画『夏、至るころ』(2020 年 12 月公開)で原案・監督を務めた。「第 21 回全州国際映画祭」シネマ・フェスト部門に正式招待。「第23回上海国際映画祭」のインターナショナル・パノラマ部門に出品。「エル シネマアワード 2020」の「エル・ガール ニューディレクター賞」を受賞した。2022年には、“命を食べる”というテーマの短編映画『MIRRORLIAR FILMS』Season4『Good night PHOENIX』を公開した。 

 

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■学生映画コンペティション部門「アジア学生映画コンファレンス」を新設! 

東京都の支援を受け「アジア学生映画コンファレンス」部門を新設します。アジア各国の映画学校が推薦する60 分未満の作品から選出された学生映画のコンペティション部門です。すでにカンヌをはじめ世界の映画祭で受賞歴のある秀作も含まれ、厳選された実写・アニメーション作品は従来の“学生映画”のイメージを刷新します。各国の若手映画人が紡ぐストーリーは、それぞれの社会や文化を映し出す「今」を鮮やかにとらえており、観客に新鮮な驚きと発見をもたらします。 全15作品 を映画祭期間中に上映。ぜひご期待ください。 

 

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©PTS Foundation 『レディ!サーブ!スマッシュ!』 監督:ワン・ハオタイ(台湾藝術大学)

 

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©2025 KOREAN FILM COUNCIL. 『インジェスチョン』(アニメ) 監督:ハン・ヒョンジ(韓国映画アカデミー)

 

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©Shunta Seki, Nihon University 『ボウル ミーツ ガール』 監督:関 駿太(日本大学芸術学部)

 

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『ワーニャの困惑』 監督:ホウ・ジューユエン(上海電影学院)

 

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『金曜礼拝』 監督:リウ・チンリン、イェ・ハンリン (中国伝媒大学)

 

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©2025 KOREAN FILM COUNCIL. 『フローティング』 監督:イ・ジユン(韓国映画アカデミー)

 

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©2025 KOREAN FILM COUNCIL. 『エンジン再始動』 監督:チョン・ヘイン(韓国映画アカデミー)

 

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『金管五重奏の為の喇叭吹きの憂鬱』 監督:古谷大地(日本大学芸術学部)

 

20250928国旗掲揚式前の12の瞬間_Moments Before the Flag-Raising Ceremony©Youth Film Studio.jpg

©Youth Film Studio 『国旗掲揚式前の12の瞬間』 監督:チュー・ジージョン(北京電影学院)

 

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©Chen Li Hsuan 『永遠とその1日』 監督:チェン・リーシュエン(台湾藝術大学)

 

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©2025 KOREAN FILM COUNCIL. 『バックパイク』 監督:キム・ウンソ(韓国映画アカデミー)

 

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『サイド』 監督:遠藤有紗(東京造形大学)

 

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©Tokyo University of the Arts Graduate School of Film and New Media 『August in Blue』 監督:エハラ・ヘンリー(東京藝術大学)

 

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©Youth Film Studio 『円卓のジレンマ』(アニメ) 監督シャオ・ハンジー(北京電影学院)

 

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『ブンタン』(アニメ) グエン・ティ・ミン・クエ監督 (ハノイ演劇映画アカデミー)  

 

 

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■「TIFF ティーンズ・シネクラブ2025」初開催 池松壮亮氏が部員に決定! 

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ユース部門では、映画を「作る」と「観る」の両面から深く体験できる新企画 「TIFFティーンズ・シネクラブ」 を初めて開催いたします。本企画では、俳優の池松壮亮氏をクラブ部員に迎え、TIFF ティーンズ映画教室に参加した中学生とともに、ユース部門の作品を鑑賞し、自由に意見を交わす“シネクラブ活動”を行います。「作る」ことと「観る」ことの両側面から映画に触れることで、子どもたちがより深く映画を体験できる場を提供することを目的としています。なお、TIFF ティーンズ映画教室2025の上映後には、池松氏によるトークイベントも実施いたします。 

 

名称:TIFFティーンズ・シネクラブ2025 

体制:共催 東京都/企画運営 一般社団法人こども映画教室®︎ 

登壇者:シネクラブ部員:池松壮亮氏 TIFFティーンズ映画教室2025参加中学生5名 

内容:11/2(日)鑑賞ワークショップ(見学不可) 

11/3(月・祝)TIFF ティーンズ映画教室2025上映後シネクラブトークイベント 

※内容や登壇者は予告なく変更になる可能性がございますため、ご了承ください。 

 

■池松壮亮 コメント 

この度、TIFFティーンズ映画教室2025にて、光栄かつ、とても素敵な機会をいただきました。子供たちと出会い、映画と出会い、映画の内なる声に耳を傾け、互いを尊重し、頭をかかえ、互いの意見を聞き、そこから生まれる感情に耳を澄ませてみる。 子供たちに混ざり、シネクラブの一員として忘れられない映画体験となるような、そんな時間を過ごしてみたいと思っています。 ここで出会った仲間と一緒に真剣に映画を見つめることが、子供たちの未来に幸せな体験として残ることを願って、東京国際映画祭と共に映画の未来を覗いてみたいと思っています。 

 

◆池松壮亮 プロフィール

1990 年、福岡県生まれ。2003年ハリウッド映画『ラスト・サムライ』で映画デビュー。その後数多くの作品に出演し、数々の映画賞を受賞している。主な出演作に映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)、『斬、』(18 年)、『宮本から君へ』(19 年)、『ちょっと思い出しただけ』(22)、『白鍵と黒鍵の間に』(23)、『ぼくのお日さま』(24)、『本心』(24)などがある。今後は『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の公開が控えており、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で豊臣秀吉を演じることが発表されている。 

 

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■「TIFF 映画教育国際シンポジウム2025」 開催決定! 

ユース部門では、今年で3年目を迎える 「TIFF映画教育国際シンポジウム」 も開催いたします。 

本年は、「TIFF 映画教育国際シンポジウム2025~映画教育のネットワークと担い手の課題~」と称して、日本各地で映画教育を実践している方々とともに、「ネットワークづくり」 と 「担い手の育成」 という2つの視点から現状の課題について考えます。さらに海外からゲストを招き、全国的に映画教育のネットワークを展開しているオランダの事例、そして担い手を育成するカリキュラムを実施するスペインの事例を学びます。これらの取り組みを参考に、日本における映画教育の課題についてパネルディスカッションを行い、今後の方向性を議論します。 

 

日時:2025年11月1日(土)13:00~19:10 開場:12:30(予定) 

会場:国立映画アーカイブ小ホール  

参加費:無料(事前申込制)先着順・定員151名、自由席  言語:日英(日英逐次通訳) 

共催:東京都、国立映画アーカイブ 企画運営:一般社団法人こども映画教室®︎ 

 

<お申し込み方法> 

以下のホームページからお申し込みください。10月8日(水)16時から受付開始 

https://www.nfaj.go.jp/

 

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■山崎バニラの活弁小絵巻2025開催決定! 

ユース部門では、今年で 8 年目を迎えるチルドレン部門の人気企画 「山崎バニラの活弁小絵巻 2025」 を11/2(日)に開催いたします。唯一の弾き語り弁士として活躍する山崎バニラが、サイレント映画に大正琴やピアノの生演奏を添えながら、ユーモアあふれる活弁を披露します。未就学児から大人まで幅広い世代が安心して楽しめる上映イベントであり、チャップリンのドタバタ喜劇をはじめ、子どもも大人も一緒に笑いながら楽しめる短編作品を揃えました。お子さまの掛け声も大歓迎です。ぜひご家族そろってご参加ください。 (詳細は後日映画祭のホームページにて発表予定) 

 

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<第38回東京国際映画祭 開催概要> 

■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水) 

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 

■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

 

<TIFFCOM2025 開催概要> 

■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)

■公式サイト:https://tiffcom.jp/

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