エンタメ情報!

2025-09-25 20:00:00

『君の声を聴かせて』 手話だからこそ真っ直ぐ合う視線― 恋が動き出すヨンジュン(ホン・ギョン)初デートのお誘い いよいよ今週公開!本編映像解禁!

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第29回釜山国際映画祭「Korean Cinema Today」部門出品作品

第61回百想芸術大賞 映画部門新人演技賞(ノ・ユンソ)受賞

今最も注目を集める3人の若手俳優が紡ぐ青春ラブストーリー

ホン·ギョン「弱いヒーロー Class 1」×ノ·ユンソ「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」

×キム·ミンジュ「禁婚令:朝鮮婚姻禁止令」(元「IZ*ONE」)

韓国観客動員数 初登場NO.1!

『君の声を聴かせて』

手話だからこそ真っ直ぐ合う視線―

恋が動き出すヨンジュン(ホン・ギョン)初デートのお誘い

いよいよ今週公開!本編映像解禁!

 

誰もが経験したことのある恋のときめきと、人生の迷いさえもキラキラと輝くような青春のひとときを、美しい夏の日々とともに清々しく描いた韓国映画『Hear Me : Our Summer』が、『君の声を聴かせて』の邦題で、2025年9月26日(金)より日本公開となる。

 

2009年に制作され、その年の国内興行収入第1位を記録した台湾映画『聴説』。14年の時を経て韓国でリメイクされた『君の声を聴かせて』は昨年、釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品としてスペシャルプレミアされ、一般公開を迎えた後も、観客動員数初登場第1位、公開月の興行成績1位を獲得するなど観客の熱い支持を集めた話題作。

 

主人公ヨンジュンを演じるのは、「弱いヒーロー Class1」「D.P.―脱走兵追跡官―」「悪鬼」など相次ぐ人気ドラマ、映画への出演などで唯一無二の存在感を見せてきた若手NO.1の個性派俳優、ホン・ギョン。ヨンジュンが恋に落ちるもう一人の主人公ヨルム役には、「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」「私たちのブルース」など、抜群の透明感と高い演技力で注目を集めるノ・ユンソ。第61回百想芸術大賞で将来有望な候補がひしめき合う中、本作で見事映画部門新人演技賞を受賞した。ヨルムの妹ガウルには、日本でも人気を集めた元「IZ*ONE」のキム・ミンジュが扮し、商業映画デビューを果たしており、現在の韓国で最も注目を集める3人の若手俳優たちが淡く眩しい恋物語を紡いでいく。

 

映画が話題となったもう一つの大きな鍵は、通常のラブストーリーとは異なる方法で描かれるコミュニケーション。聴覚障がい者が登場する本作において、会話の大部分は手話によって繰り広げられ、口で喋るセリフは極端に減らしている。通じているのは「言葉」でなく「心」だと素直に感じとれる繊細な物語が、単なるラブストーリーの枠には収まらない大きな感動と癒やしを与えてくれる。

 

いよいよ今週公開となる本作より本編映像が解禁!

 

今回解禁したのは、ホン・ギョンが演じるヨンジュンが、ある日の配達中に一目惚れをしたヨルム(ノ・ユンソ)に、友達になってほしいと誘うシーン。スクーターが故障し困っていたヨルムを助けたことをきっかけに会話をするようになる二人。見知らぬヨンジュンの優しさに戸惑うヨルムだったが、手話を使ってまっすぐに話す姿を見て、少しずつ警戒心を解いていく。そしてヨンジュンは、さらに一歩踏み出し、「友達になった記念に、一緒にアイスコーヒーはどう?」と誘うー まさにふたりの恋が動き出すシーンとなっている。

 

本作の鍵でもある“手話によるコミュニケーション”が身につくよう、何度も繰り返し練習をしたという二人。手話の演技についてホン・ギョンは「手話は相手が今、自分にどんな気持ちを伝えたいのかが見える言語。だから手話は一時も相手から目を離せません」と話しており、このシーンでも真っ直ぐに相手を見つめ伝えている姿がとても印象的だ。

 

今年の夏の終わりに、爽やかな青春をお届けする『君の声を聴かせて』。公開までお楽しみに!

 

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〈STORY〉

大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュン(ホン・ギョン)。しかたなく両親が営む弁当屋の配達を手伝うことになった彼は、配達先のプールで手話を使って話すヨルム(ノ・ユンソ)に出会い、一目惚れする。大学時代に習った手話を駆使してなんとかヨルムに近づこうとするヨンジュンだが、ヨルムは聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢を叶えるため、忙しい毎日を送っていて――。

 

オリジナル映画:『聴説』(プロデュース:ペギー・チャオ/監督:チェン・フェンフェン)

監督:チョ·ソンホ『エンドレス 繰り返される悪夢』

出演:ホン・ギョン『潔白』『コメント部隊』「悪鬼」「弱いヒーロー Class 1」

ノ・ユンソ『20世紀少女』「私たちのブルース」「イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~」

キム・ミンジュ「禁婚令:朝鮮婚姻禁止令」「コネクション」「アンダーカバーハイスクール」

2024年|韓国|韓国語|原題:청설(英題:Hear Me : Our Summer)カラー|1:1.85|109分|5.1ch|字幕翻訳:福留友子|映倫:G

提供:KDDI 配給:日活/KDDI

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公式HP: https://kiminokoe.jp/   

公式X:@kiminokoe_eiga

 

 

9月26日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開!!

2025-09-21 18:00:00

映画『おーい、応為』長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人、大谷亮平、大森立嗣監督 登壇!<完成披露上映会舞台挨拶 レポート&フォト>

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北斎の娘であり、もう一人の天才絵師、

葛飾応為の波乱万丈の人生が今明かされる!

映画『おーい、応為』

長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人、

大谷亮平、大森立嗣監督 登壇!

<完成披露上映会舞台挨拶 レポート&フォト>

 

主演・長澤まさみ共演に永瀬正敏、髙橋海人を迎え、大森立嗣が監督を務めた映画『おーい、応為』が10月17日(金)より東京テアトル・ヨアケ共同配給にて全国公開いたします。

 

江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為。「父をも凌ぐ」と言われた画才を持ち、北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた応為。茶も入れられず、針仕事もできないが、親ゆずりの豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為とは。自分の心に正直に、そして自由に生きようとした彼女が、最後にたどり着いた幸せとは——。

 

監督・脚本を手がけるのは、『日日是好日』『星の子』などで人間の奥行きを繊細に描いてきた大森立嗣。長澤まさみが、『MOTHER マザー』(’20)以来となる大森監督との再タッグで、初の時代劇に主演、ヒロイン・葛飾応為を熱演。応為の父・北斎を永瀬正敏、応為の友人で北斎の門下生・善次郎(渓斎英泉)をKing & Princeの髙橋海人、北斎の弟子の絵師・初五郎(魚屋北渓)を大谷亮平が演じています。

 

9月21日(日)に完成披露先行上映会として、長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人、大谷亮平ら豪華キャストと大森立嗣監督が登壇し、本作への感想や撮影エピソードについて語る舞台挨拶を実施いたしました。

 

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<イベントレポート&フォト>

 

Q初めに挨拶をお願いします。

 

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長澤まさみ『応為を演じていたあの時をすごく良い思い出として私の人生にも焼きついています。今日は応為っぽく着物を着てきました。皆さんと少しでも楽しい時間にしていければと思います』

 

髙橋海人撮影自体が2年前くらいで、撮影が京都だったので東京で皆さんとお会いすると身が引き締まります。緊張します。出番前に監督にボケてねって言われて不安ですが楽しみたいと思います

 

大谷亮平先に映画を拝見しましたが、とても素敵な作品でした。皆さんも今日楽しんでいってください

 

永瀬正敏やっと観ていただけます、今日は楽しんでください

 

大森立嗣監督2年前に撮影が始まり、初めて時代劇を作ったのですが、あまり気を負うこともなくチャンバラがあるわけでもないので、俳優たちを素直に見つめようとして撮影をしてきました。やっと皆さんにみせる事ができて緊張してますが、前向きな映画になってますので楽しんでほしいと思います

 

Q長澤さん、監督に質問です。ついに完成披露ですがお気持ちはいかがでしょうか?

長澤まさみ『一昨年の秋に撮影したんですけれど、あっという間に時は流れて、皆さんの元に届いてしまったと思うと…愛着があった分今回は寂しいなと思った部分があり、そのような気持ちにさせてくれる作品になったのが嬉しいです。親子の日常を覗き見しているような映画となっていますので世界観に没入してくれたらいいなと思ってます』

 

大森立嗣監督『さっき話してしまったのですが、俳優さんを信じて、カメラを置いて、皆さんの息づかいを撮っていこうと現場を進めていました』

 

Q長澤さんに質問です。応為の生き様に関して共感したことは?

 

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長澤まさみ『江戸という時代を自由に生きていた姿が、この時代でも自分の思うままに生きれると思ったら、今の女性像と通じるものがあるのではないか、現代的な女性の印象です。この応為を演じる上で私自身も自分のやりたい事に向かっていく心意気を学びました』

 

200年前だと信じられないくらい肝が座っている自由な女性ですよね?

長澤まさみ自分がやりたいことを明確に持っている感覚がある事だけでもすごい事、その時代のしきたりや風習はピンと来ることがないかもわからないけど、そこで生きてる人の姿を見ることで何か通じるものがあるのではないかと感じてもらいたい、楽しんでもらえればと思います』

 

監督は解禁された時に”この映画の長澤まさみは最高かもしれない!”

とコメントをしておりましたが、映画を撮っていて感じる事はありましたか?

 

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大森立嗣監督『長澤さんに合っていると感じていて、そのまま応為という役に長澤さんが乗っかってくれた気がしました。応為という役を通して長澤さんの生き様が、演技から勝手に見えてくる、この人を肯定することで映画が生きてくる、北斎と一緒にいるということで2人を見て行くことで私達は生きやすくなるのではないかと感じたので”最高なのかもしれない”と思いました』

 

Q永瀬さんに質問です。葛飾北斎を演じられてどんな人物と捉えて演じましたか?

 

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永瀬正敏葛飾北斎は自分で画狂老人とつけていたので、どちらかというとそちらを比重する作品が多かったのではないかと思います。大森監督がやりたいのは人間北斎を見せたいのではないか。人として親子としてどう生きたのかを見せたいのではないかと思いました』

 

Q髙橋さんへ質問です。念願の時代劇のオファーを受けたとき、演じられていかがでしたか?

 

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髙橋海人『現代じゃない作品に出ることが夢でした。時代背景が昔の作品が、自分も絵が好きでやってきて、北斎も知っていましたし、絵にゆかりのある方の作品に出られることが嬉しかったです。経験豊富な方がたくさんいたのでその瞬間心が折れる、こわいな、大丈夫かと思ったのですが、お芝居は助け合いと言いますが、僕は戦、戦いに出る気持ちでした。その中で自分の中で楽しく戦うことはできたのではないかと思います』

 

Q長澤さんと共演で得たものはありましたか?

髙橋海人『応為という人間の奥に長澤さんが持っている力強さや色気などがにじみ出ており、お芝居とは”誰かを憑依、演じる、自分を捨てて演じる”と思っていたのですが、その奥に生きてきた本人の人生だったりが見えた時が一番素晴らしい瞬間なのかなと思いました』

 

Q永瀬さんは長澤さんと共演で受けた影響はありましたか?

永瀬正敏『最初のシーンの一言で決まった気がして、自分が考えていた北斎より高いレベルに上げてもらいました。確実に長澤さんのおかげです』

 

長澤まさみ『現場でそれぞれがそれぞれの役に対して力強く注がれていたからこそ、キャラクターがいきてくる、共同作業としてあるものだと思って皆で映画をつくっていくと日々感じられました』

 

Q大谷さんへ質問です。現場では何が印象的に残ってますか?

 

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大谷亮平『真っ暗なシーンがあったのですが、沼に落ちたんですよね(笑)そこで心が折れました。提灯一つの明かりでやってましたが、沼に落ちました。裏で大変でした。本当にこの作品の中では応為が珍しい表情をしているので隣で見れたのが役得でした』

キャストの方々も大谷が沼に落ちた事を誰も知らず、驚いたとのこと。

 

Q絵師たちのお話ですが、吹き替えなしで絵を描くシーンを撮っていましたがどうでしたか?

 

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長澤まさみ筆の持ち方など練習しましたね』

永瀬正敏ひたすら必死についていこうと練習してました

髙橋海人『筆を立てるんですよね

長澤まさみ筆を立てて習字を書くような書き方ではなくて初めての持ち方でした

髙橋海人『撮影が終わったら、練習する小屋で3人で一言も話さず絵を描き続けてました

長澤まさみ本当に北斎の絵を見ると線の細さにびっくりで、3人で実物をみたときにどうしようと話してました

 

髙橋さん、元々は絵を描くシーンはなかったのですが絵を描くシーンが追加されたんですよね?

 

大森立嗣監督『上手いのでせっかくならワンカット内で描いてもらっちゃおうかな?と思いまして!

 

髙橋海人筆に触れる、絵を描くという経験をするだけで少しでも英泉をわかった気がして、役作りの上で一つ一つ大事でした。僕は一個のことしかできないので、すごい練習をしました。

 

Q今回は応為が主人公ではありますが、親子関係、師弟関係とも違う強い絆を描かれてましたが監督が2人の空気感などを感じたことはありますか?

 

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大森立嗣監督『長澤さんがインタビューか何かで話していた”幸せには色んな形があって、2人の幸せの在り方がある〜”と書いてくれて凄くいいな思いました。北斎と応為は自分達の感じる事がすごく大事にして生きていると感じ、2人は社会とは変わり者に見られるけれど、2人を見てると元気をもらえる、それが撮影をしている中で感じていたし、北斎が人間味が思っているより強めでした。勝手に化学反応が起きていたのではないかと思います』

 

Q皆さんに質問です。ご自身がまだまだ極めたいことは?

 

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長澤まさみ『休日の過ごし方。緩急をもって自分でコントロールできたらいいなと思います』

永瀬正敏『猫がいるので、行動の気持ちを極めたいです』

髙橋海人『長生きしたいので、毎日日課でお風呂の湯船で危なくない程度に潜水してます。肺活量から鍛えて老後に強くなりたいです』

 

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大谷亮平基本的に朝に納豆を食べていました。何をいれるのか、何回混ぜるのかで味が変わるので、納豆の食べ方を極めていきたいです

※今は長ネギ、じゃこ、いい出汁醤油で150回混ぜるのがオススメとのことでした。

大森立嗣監督梅干しを漬けました。季節を感じることをやっていきたいと思います

 

最後に監督から『この映画を作って、素直に楽しめて、この人たちを見つめていると運が上がりそうな気がして皆さんのお守りになる映画になるのではないかと、観終わったら心の奥にしまって大切になものになってくれたらと思います』

長澤からは『日常の中で絵師たちの心意気を感じながら進んでいく物語を楽しんでください。今日はありがとうございました』と舞台挨拶を締めくくりました。

 

 

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【ストーリー】

北斎の娘、お栄はある絵師のもとに嫁ぐが、かっこうばかりの夫の絵を見下したことで離縁となり、父のもとへと出戻る。父娘にして師弟。描きかけの絵が散乱したボロボロの長屋で始まった二人暮らしだが、やがて父親譲りの才能を発揮していくお栄は、北斎から「葛飾応為」(いつも「おーい!」と呼ばれることから)という名を授かり、一人の浮世絵師として時代を駆け抜けていく。美人画で名を馳せる絵師であり、お栄のよき理解者でもある善次郎との友情や、兄弟子の初五郎への淡い恋心、そして愛犬のさくらとの日常…。嫁ぎ先を飛び出してから二十余年。北斎と応為の父娘は、長屋の火事と押し寄せる飢饉をきっかけに、北斎が描き続ける境地“富士”へと向かうが…。

 

監督・脚本:大森立嗣  

キャスト:長澤まさみ 髙橋海人 大谷亮平 篠井英介 奥野瑛太 寺島しのぶ 永瀬正敏

原作:飯島虚心 『葛飾北斎伝』(岩波文庫刊) 杉浦日向子 『百日紅』(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」

配給:東京テアトル、ヨアケ 

©︎2025「おーい、応為」製作委員会  

公式サイト:https://oioui.com 

 

映画SNS:[X] https://x.com/oioui_movie

映画SNS:[Instagram] https://www.instagram.com/oioui.movie

 

10月17日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!!

2025-09-21 09:30:00

第38回東京国際映画祭 予告編&ポスター解禁! クロージング作品は『ハムネット』! ガラ・セレクション部門・アニメーション部門全作品決定!

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@『ハムネット』

第38回東京国際映画祭

予告編&ポスター解禁!

クロージング作品は『ハムネット』!

ガラ・セレクション部門・アニメーション部門全作品決定!

o.j.oによるフェスティバルソングも決定!

オリジナルグッズも販売!

 

10月27日(月)~11月5日(水)にて開催となる、第38回東京国際映画祭の映画祭予告編本日9月19日(金)より都内近郊の各劇場で上映が開始されます!

今年のクロージング作品は数々の映画祭で受賞している世界的監督クロエ・ジャオ最新作『ハムネット』に決定!

 

今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『てっぺんの向こうにあなたがいる』とセンターピース作品『TOKYOタクシー』の他に、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の計14本の映像が含まれています。(全作品はアニメーション部門含め後述参照)

今年のクロージング作品は、アカデミー賞®受賞監督クロエ・ジャオの最新作『ハムネット』となります。本作は、シェイクスピアの不朽の名作「ハムレット」が生まれるきっかけを描いた、夫婦の愛と喪失を紡ぐ魂を揺さぶる物語です。監督は『ノマドランド』でアカデミー賞®を受賞したクロエ・ジャオ。本作は彼女にとって5本目の長編劇場作品にあたり、原作は世界的ベストセラー小説となったマギー・オファレルの「ハムネット」。主演にはジェシー・バックリー、ポール・メスカルを迎え、名優たちが夫婦の愛と苦悩を圧倒的な存在感で表現しており、先のトロント国際映画祭で観客賞を受賞しました。クロエ・ジャオ監督は、本年度の「黒澤明賞」を受賞することが決定しており、その栄誉とともに披露される本作が、映画祭の終幕を飾ります。

 

■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント

『ハムネット』は、歴史上の人物を主人公としつつ、現代の誰もが共感できる愛と喪失を女性の視点から力強く描いたという点で、今年の世界の映画の中でも屈指の1本と言うべき作品です。今年の映画祭のクロージングを飾るにふさわしい傑作です。

 

■クロージング作品 『ハムネット』

アカデミー賞®受賞監督クロエ・ジャオ最新作。シェイクスピアの不朽の名作『ハムレット』が生まれるきっかけを描いた、夫婦の愛と喪失を紡ぐ魂を揺さぶる物語。

監督/脚本:クロエ・ジャオ 

出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル 

配給:パルコ ユニバーサル映画

 

https://youtu.be/7B9iWDaZpms

 

また、今回の予告編には、都内在住の14歳(中学生)の女性シンガーソングライター「o.j.o」による楽曲「Blam!」が“第38回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使われています。昨年9月には「THE FIRST TAKE」史上最年少で「FLASH THE FIRST TAKE」への出演を果たし、「令和のビリーアイリッシュ?!」と話題になり、作詞・作曲・編曲に加え、振付も自身でおこなうというその才能に注目が集まっています。新たな才能の育成にも力を入れている東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから今回白羽の矢が立ちました。世界中の映画の映像と相まった音風景が今年の映画祭への期待感を煽ります。 

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9月26日(金)から都内近郊の映画館で掲出される今年の映画祭のポスターも完成しました。

昨年までコシノジュンコさんによるデザインでしたが、今年から『万引き家族』(2018)や『ルックバック』(2024)など様々な映画ポスターのデザインを手掛けてきた大島依提亜さんに手掛けてもらうこととなりました。今回、大島さんが映画祭のポスターを作るにあたっては、映画に誠実なものを作りたいとの思いから、日本映画の最前線で活躍している監督と一緒に架空の映画のポスターを作るような形で作っていきたいということで、オファーしたのが、『愛がなんだ』(2019)、『街の上で』(2021)、『からかい上手の高木さん』(2024)など話題作を連発している今泉力哉監督でした。大島さんの企画意図に快くご賛同頂いた今泉監督は都内のカフェを舞台に「まなざすこと」「誰かが誰かを見つめること」をテーマとした脚本を書き下ろし、その物語を軸に撮影に臨みました。先輩、後輩の関係性である二人の女性が、今の時代について、また、身近な恋愛の話から戦争や政治についての会話をシームレスにする。そんなどこにでもある”日常の瞬間”を生み出し、その様子を撮影した写真を動的/物語性が感じられるようなデザインにしたのが今回のポスターとなっています。二人の女性を演じたのは『SHOGUN 将軍』(2024)にも出演し注目株の俳優・穂志もえかさんとGANG PARADEというアイドルグループで活躍しているキャ・ノンさん。穂志さんが先輩を、キャ・ノンさんがもしかしたら先輩に仄かな想いを抱く後輩を演じました。

映画に誠実で、そして、映画的なポスターが完成しました。

また、映画祭の公式YouTubeでは、ポスター撮影時に今泉監督と大島さんの今回のポスターに込めた思いを語って頂いているメイキング映像をご覧頂けます。

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■今泉力哉監督コメント:

今回、大島さんからお話をいただき、新たな東京国際映画祭のポスターをつくるにあたり、映画の原初的なこと=「まなざすこと」「誰かが誰かを見つめること」を通じてなにかを表現できればと思いました。一番ミニマムな構成要素である、人間とカフェ(場所)、そして、まなざし。それらを『愛がなんだ』『街の上で』のビジュアルでもご一緒した写真家の木村和平さんと、大島さんとともに構築していきました。世界や社会が不安定な時代に、映画や映画祭が持つ意味について。また、映画祭のひとつの顔であるポスターが持つ意味について。国籍、人種、性別、年齢、さまざまなボーダー、なきものにされる存在や心の隅に追いやられる感情に想いを寄せて、多くの人が東京国際映画祭に興味を持つきっかけになってくれたら幸いです。 

https://youtu.be/Kf_UtydorFA

 

 また、今回の予告編には今年東京国際映画祭が販売するオリジナルグッズも紹介されています。昨年に続き、廃棄されるスクリーンを使って様々なアイテムを作っている東京テアトル株式会社による話題のブランド【SCRE:EN】(https://screen-theatres.jp/)とのコラボレーションに加え、株式会社デイトナ・インターナショナル」が運営するセレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」が監修した【TIFF × SCRE:ENオリジナルグッズ】が販売されます。6月に一般募集し、その中から選ばれた映画のセリフ入りブックマーク(しおり)を販売いたします。セリフは『キッズ・リターン』(1996)、『ワンダー 君は太陽』(2018)、『犬王』(2022)、『PERFECT DAYS』(2023)、『夜明けのすべて』(2024)、『正体』(2024)の6種となり、10月15日(水)から東京国際映画祭のグッズ販売サイト(https://tiffshop.thebase.in/)にて販売を開始し、映画祭会期中の会場でも一部販売予定です。数々の映画を映してきた愛しいスクリーン素材。そこにはあなたの好きな映画も映っていたかもしれません。そんなスクリーンに映画のセリフが入ったしおりは、映画を愛する人にとっても、読書を愛する人にとっても特別なアイテムとなることでしょう。

 

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<第38回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 ■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

 

<TIFFCOM2025開催概要>

■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

2025-09-21 09:00:00

第38回東京国際映画祭 【センターピース】 作品に『TOKYO タクシー』が決定!!

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©2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

38回東京国際映画祭

【センターピース】 作品が決定‼

『TOKYO タクシー』

 

10月27日(月)~11月5日(水)に開催いたします第38回東京国際映画祭のセンターピース作品が決定しました。センターピース作品とはオープニング作品、クロージング作品と並ぶ目玉作品として映画祭の中盤を盛り上げる大作であり、特別な存在感と大きな話題を象徴する作品となります。

そして、今年のセンターピース作品は、巨匠山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』(2025年11月21日公開)となります。本作は、終活に向かうマダムとタクシー運転手の一日の出会いを通し、人生の喜びを謳い上げる感動のヒューマンドラマです。

タクシー運転手・宇佐美浩二(木村拓哉)は、ある日85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を乗せます。東京・柴又から葉山の高齢者施設へと向かう道中、すみれが「東京の見納めに寄りたい場所がある」と願い出たことから、二人で彼女の思い出の地を巡ることに。会話を交わし打ち解けていく中、やがて彼女の壮絶な過去が明らかに。たった一日の旅が二人の人生に想像もしなかった“奇跡”をもたらしていきます。

監督は、時代の移り変わりとそこに生きる人々を見つめ続けてきた巨匠・山田洋次。これが91本目の監督作となり、松竹創業130周年記念作品として製作されました。出演は山田作品に欠かせない倍賞千恵子、そして『武士の一分』(2006)以来19年ぶりの山田組参加となる木村拓哉。さらに蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、韓国の俳優イ・ジュニョンらが脇を固めています。

大都市・東京を舞台に、人生の哀歓と希望を温かに描き出す本作は、映画祭の中核を担うセンターピースにふさわしい一本となっています。

 

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 ©2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

 

■センターピース作品 『TOKYOタクシー』

山田洋次監督の 91 本目となる最新作『TOKYO タクシー』。ある日タクシー運転手が乗せたのは、人生の終活に向かうマダム。東京から葉山へと向かいながら彼女の思い出の地を巡るうち、その壮絶な過去が明らかに。たった一日の旅が、ふたりの人生に想像もしなかった“奇跡”をもたらしていく――。時代の移り変わりとそこに生きる人々を見つめ続けてきた山田監督が、大都市・東京を舞台に人生の喜びを謳いあげる珠玉のヒューマンドラマ。

監督:山田洋次  脚本:山田洋次 朝原雄三 原作:映画『パリタクシー』(監督:クリスチャン・カリオン)

出演:倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井 優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、

神野三鈴、イ・ジュニョン、マキタスポーツ、北山雅康、木村優来、小林稔侍、笹野高史 ほか

配給:松竹株式会社(2025 年 11 月 21 日(金)全国公開/日本)

 

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■山田洋次監督コメント

今の東京を映し撮るように作った『TOKYO タクシー』を、東京国際映画祭で上映できることを嬉しく思います。偶然出会ったドライバーと乗客の心が通じ合い、人生が重なり合っていく、運命のような 1 日を描きました。先の見えないこの時代に、観る人の人生に寄り添い光を灯すような映画であればと願っています。

 

■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント

日本映画界を代表する巨匠・山田洋次監督の新作がかくも軽やかで瑞々しい作品となったことは大きな驚きでした。映画にはまだ多くの可能性があることを確信させてくれるこの傑作をセンターピース作品として上映できることを光栄に思います。

 

<第38回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 ■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

 

<TIFFCOM2025開催概要>

■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

 

2025-09-21 08:00:00

第38回東京国際映画祭 【オープニング】作品が決定‼ 『てっぺんの向こうにあなたがいる』 主演 吉永小百合、佐藤浩市、天海祐希、のん ほか

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©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会

第38回東京国際映画祭

【オープニング】作品が決定‼

『てっぺんの向こうにあなたがいる』

 

10月27日(月)~11月5日(水)に開催いたします第38回東京国際映画祭のオープニング作品が決定しました。

 

今年のオープニング作品は『てっぺんの向こうにあなたがいる』(10/31(金)公開、監督:阪本順治)となります。本作は、女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たした登山家・田部井淳子氏の半生を、壮大なスケールと圧倒的な感動で描くヒューマンドラマです。

 

1975年5月16日、日本時間16時30分。田部井淳子は女性として初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功しました。本作は、その歴史的快挙を含む田部井氏の挑戦と軌跡を、原案となった著書『人生、山あり“時々”谷あり』をもとに映画化したものです。

監督は数々の名作を世に送り出してきた阪本順治。彼にとって 31本目の長編劇場作品 となり、渾身の力で人間の強さと優しさを描き出しました。脚本は坂口理子、音楽は安川午朗が担当。主演には日本映画界を代表する吉永小百合を迎え、田部井氏の生き様を圧倒的な存在感で体現しています。

日本映画の新たな可能性を示すエンターテインメント大作として、映画祭の幕開けを飾るにふさわしい作品となっています。

 

■オープニング作品 『てっぺんの向こうにあなたがいる』

1975年、エベレスト山頂に向かうひとりの女性の姿。一歩一歩着実に山頂(てっぺん)に向かっていくその者の名前は多部純子。日本時間16時30分、純子は女性として初の世界最高峰制覇を果たした――しかしその世界中を驚かせた輝かしい偉業は、純子に、その友人や家族たちに光を与えるとともに深い影も落とした。晩年においては、余命宣告を受けながらも「苦しい時こそ笑う」と家族や友人、周囲をその朗らかな笑顔で巻き込みながら、人生をかけて山へ挑み続けた。登山家として、母として、妻として、ひとりの人間として…。純子が、最後に「てっぺん」の向こうに見たものとは――。

 

監督:阪本順治 脚本:坂口理子 音楽:安川午朗 原案:田部井淳子「人生、山あり“時々”谷あり」(潮出版社) 製作総指揮:木下直哉

出演:吉永小百合、佐藤浩市、天海祐希、のん ほか

配給:キノフィルムズ(2025年10月31日(金)全国公開/日本)

 

 

■阪本順治監督コメント

オープニング上映と聞き、大変嬉しく思います。映画を作る工程、作業の形態が様変わりしても、大きなスクリーンと繊細な音設計で観客の皆さんに楽しんでもらえるその喜びは、アナログの時代から変わりません。ましてや、時代を越えてスターであり続ける吉永小百合さんの存在は、いつだって私たちの宝です。どうか、皆さま、劇場へお越しくださいませ!!

 

■東京国際映画祭プログラミング・ディレクター市山尚三コメント

実在の女性登山家とその家族を描いた『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、主役を演じられた吉永小百合さんの圧倒的な存在感と、阪本順治監督の的確な演出とで、今年の日本映画を代表する感動作となりました。世界の観客もまた、この映画に感動してくれると確信しています。この素晴らしい作品で東京国際映画祭を開幕できることを光栄に思います。

 

 

<第38回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 ■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

<TIFFCOM2025開催概要>

■開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/

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