エンタメ情報!
生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒、山下敦弘監督、かわぐちかいじ登壇!「告白 コンフェッション」初日舞台挨拶開催!
福本伸行「カイジ」× かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」
生田斗真 × ヤン・イクチュン
原作&主演 W黄金タッグが放つ、ワンナイトサバイバル!
生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒、山下敦弘監督
さらに、かわぐちかいじの登壇が決定!
撮影現場を訪れていた、かわぐちかいじが
実写化された作品の感想を“告白”!
「カイジ」の福本伸行と、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという日本漫画界が誇る黄金タッグによる原作コミック「告白 コンフェッション」が、生田斗真、ヤン・イクチュンの日韓実力派俳優W主演で実写映画化され、ついに5月31日(金)の初日舞台挨拶に、生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒、山下敦弘監督に加え、原作コミックの作画を担当したかわぐちかいじ先生が登壇した。
Qまずは一言お願いします。
生田:本日はお忙しい中、越しいただき、ありがとうございます。ようやくこの映画をみなさんにお届けできる日がきました。とっても嬉しく思っています
。
イクチュン:みなさんにお会いできて嬉しいです。
奈緒:本日は足をお運びいただきありがとうございます。私は撮影日数が二日間でしたので、上映後ということで、多少のネタばれも聞けるのではないかと私も楽しみにしています。
監督:お越しいただきありがとうございます。5年経ってようやく初日を迎えることができて感慨深いです。よろしくお願いします。
Q改めて初日を迎えた感想をお願いします。
生田:辛い撮影も、眠い撮影も、今日のためだったので、頑張りが報われる日が来たことを嬉しく思います。去年の今ごろの撮影でしたが、熱くもありました。
イクチュン:しっかりしろ(笑)!生田さんとの撮影が多かったんですが、私としてはずっと生田さんに矢印を向けているような感覚でした。大変な撮影ではありましたが、生田さんが僕に矢を投げてくれたので、僕も矢を向けることができ、とっても楽しい撮影でした。こんな素敵な奈緒にあんなことをして、すみませんでした。
奈緒:しっかりしろ(笑)!
生田:集中力を保つことが大変な撮影だったので、イクチュンさんと三週間の撮影で、たくさんの刺激をいただいて、素晴しい出会いに感謝しています。
Q共演された感想をお願いします
生田:イクチュンは、体から出てくるエネルギーやパワーがすごくて、スクリーンから飛び出してきそうなぐらいパワフルで…。吹っ飛ばされそうな勢いで…。でもOFFとONを切り替えることができて、プロだと思いました。俳優としての立ち振る舞いも近くで見ていてとても嬉しかったです。
奈緒:イクチュンは本当に優しい方なんです。首を絞められるシーンの前もこの石が危ないとか、この木が危ないとか、絞められる場所を整えてくださいました(笑)。
イクチュン:演技をしていないときは、なるべく気持ちを楽にするようにしていて、演技が始まったら自然と役になりきります。おそらく、生田さんも、奈緒も一緒だと思います。カメラを向けられなくてもそのままだったら、わたし達は死んでますね。今回の私の役はとにかくエネルギーを発散する役だったんです、それを生田さんは受け取ってくれました。あんなにしっかりと受け止めてくれた俳優さんは初めてです。カッコイイです。そして僕が演技しているときは本当に怖がっていて、ビビリすぎているときもありました。
生田:あれはまじでビビッてますね。一緒に芝居をしていると、感情を引き上げてくれるような感じでした。
イクチュン:私も同じでしたよ。
奈緒:過ごさせていただいた時間は短かいのですが、すごく濃密な時間でした。役の人生で一番大きな出来事がバン!と描かれていて、そこをどう印象深く効果的に残せるか、という重要な役割をいただいて、そこを生田さん、イクチュンさん、監督の演出に助けていただき2日間楽しかったです。
Qイクチュンさんは先ほど優しいとおっしゃっていましたが、生田さんは?
奈緒:はい。優しかったです。優しかったです。
生田:2度言ったら、嘘になるよ(笑)。
奈緒:生田さんもフレンドリーな方で、カメラが欲しいです。と話したら、あるから撮ってみる?とご自身のカメラを触らせてくれたり、私のドラマの話をして下さったりしました。
生田:満足です(笑)。奈緒さんもとても話しやすい方でした。
監督:男ばかりの撮影だったので奈緒さんがいるだけでぱっと華やかでした。さっきまで煮詰まっていた奴らが笑顔になりました。
イクチュン:奈緒さんありがとうごさいます。
Q先ほど二人は熱量がすごかったということでしたか?
監督:現場に入ってすぐに喫煙場で生田さんとイクチュンに役について英語でクリーピーって伝えたかったけど英語が下手でうまく言えなくて、クリピ言うとクレイジーでいいですか?と生田さんに聞かれ、いいですよって答えたんですよ。覚えてる?
生田:こんなにクレイジーになったのは監督のせいですね。
監督:結果オーライです。あそこまで振り切れるとは思いませんでしたけど…。
イクチュン:僕は覚えていません(笑)。
監督:ほふく前進があんなに早い人を始めてみました。
Qもう一回見るとしたら、どんなところを注目したら楽しめますか?
監督:時計が出てきます。この時間を指しているんだとわかります。ある時点から時計が動いていないんです。気づいている人もいるかも?
生田:イクチュンさんの足の傷の特殊メイクがだんだん血が流れていくとか注目してくれると、朝早くから撮影したのが報われるんじゃないかな。
イクチュン:僕は2回目以降見たら僕の顔ばかり見ました。あまりにも不細工なので(笑)。
奈緒:2回目はきっとクスって笑えるところが多い気がします。1回目は怖くてヒリヒリしても、2回目はなんなんだこの二人は?っ思えると思います。私は大爆笑しました。
生田:ドリフっぽいよね。監督は狙ってましたよね。怖さと面白さと。
監督:2回目3回目と見てくれる人には狙っていました。
イクチュン:あまりに怖いと笑ってしまいますよね。そういう時は現実の中で怖いことがおかしくなってしまうんだと思います。僕は映画の中で可愛くなかったですか?
生田:可愛かった。可愛かった。(会場から大拍手)
Q監督は原作から大事にされたことは何ですか?
監督:原作は漫画として完成されていました。それをどう変換して映画として原作を壊さないように考えました。原作はプロローグが多いのでそれを分散させるようにしました。
生田:特に思ったのは目の表現で、漫画の目はとても印象的で、瞳孔が開いて焦っているような感じを、漫画に近づけるように研究していました。
イクチュン:原作も映画のシナリオを読んで、どうしたら違う役が作れるだろうか?見てくれる人にも新しく認識してくれるか考えました。なので、クレイジーに演じてみました。
奈緒:原作に役柄が登場してくるシーンがすくないのですが、より少ないからどうしたらいいかは監督と話して、想像できるところもあり、あとは監督がうまく編集してくれました(笑)。
特別ゲスト策がかわぐちかいじ先生が登壇し、生田とイクチュンへ花束贈呈へ。
Q この映画をご覧になった感想をお聞かせください。
かわぐち:ラストシーンの衝撃の余韻がまだ残っています。客席の真ん中あたりで見ていました。お客様は息を呑んで食い入るように見ていました。漫画を見た人は追い詰められた人の狂気の作品だという感想が多かったです。しかし今日この映画を見て分かったと思いますが、決して狂気ではありません。狂気なら楽なんですが、人間性ギリギリのところの話なんです。だから辛いんです。生田さんとイクチュンがギリギリのところを表現されていたので凄い映画でした。監督もすごい演出でした。
生田:作品を生み出した方に言われるととても光栄です。ありがとうごさいます。
イクチュン:そんな風に演じたと思います(笑)。
Qキャスティングを聞いた時はどう思われましたか?
かわぐち:生田さんはテレビで拝見していたので、いい男だなあと。僕らの世代だとハンサムで、色男で、美男子。今の時代だとイケメンというでしょう。追い詰められて、のたうち回るのですけど、そういう役をやって大丈夫なのか不安でした。女性ファンが多いので、影響与えたらと心配でした。イクチュンは映画の「息もできない」の大ファンなのでこの映画にピッタリだと思いました。完成するのを楽しみにしていました。
生田:ファンは大丈夫です。
イクチュン:まずは私の作品を見てくださりありがとうございました。私達が演じた役にもいい感想をいただいてありがたく思います。この映画は原作がある作品でうまく演じられたかどうか不安でしたが、本当に嬉しく思っています。
監督:嬉しくて、鳥肌がたちました。自分たち流の映画にするためにアレンジした部分もあるので、原作の方達がどう思われているか緊張していたので、嬉しかったです。
最後に「この作品が多くの方に見ていただけるように思いますし、観客のみなさんには楽しんでもらいたいですので、周りのみなさんに口コミしてくださいね」とイクチュンが挨拶し、「この映画が人生の一歩になっていただけたら嬉しいです。みなさんの胸にこの映画が残ってほしいです。この映画は企画から5年が経ちました。我々が5年かけて作った一撃を多くの方にくらってほしいと思います」と生田が締めくくった。
ストーリー
大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前、大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に‘告白’する。長きに渡り背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めることに。薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ二人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。「あいつは告白したことを後悔している。俺を殺すかもしれない」。この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいく―。やがて一線を越えた親友同士二人の攻防は、ある真実を浮かび上がらせ、想像の上を行く、衝撃の朝を迎えることに。
作品概要
◎タイトル:『告白 コンフェッション』
◎原作:原作 福本伸行 作画 かわぐちかいじ 『告白 コンフェッション』(講談社「ヤンマガKC」刊)
◎出演:生田斗真 ヤン・イクチュン ※W主演
奈緒
◎監督:山下敦弘
◎脚本:幸修司 高田亮
◎主題歌:「殺意VS殺意(共犯:生田斗真)」マキシマム ザ ホルモン
◎音楽:宅見将典
◎製作:映画『告白 コンフェッション』製作委員会
◎製作幹事:日本映画放送 NTTドコモ
◎制作プロダクション:ギークサイト
◎配給:ギャガ
©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
<PG12>
映画公式HP: https://gaga.ne.jp/kokuhaku-movie/
映画公式SNSアカウント X:@kokuhaku_movie /Instagram:@kokuhaku_movie
5月31日(金)全国ロードショー