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CRAVITY (クレビティ) 日本初オリジナルコンサート 「CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”」 ライブレポートが到着!
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
CRAVITY (クレビティ)
日本初オリジナルコンサート
「CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”」
ライブレポートが到着!
3月26日にJapan 2nd EP「Jelly Bean」をリリースする韓国9人組ボーイズグループ・CRAVITY。
【CRAVITY「Jelly Bean」Official Audio】 https://youtu.be/_Cd3thaEG7E
CRAVITY初のオリジナルコンサートとなった「CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”」が、大阪と東京で4日間、計6公演を開催。日本オリジナル楽曲を初披露するなどCRAVITYのスペシャルな公演となったライブレポートをお届けする。
<ライブレポート>
韓国の9人組ボーイズグループCRAVITY(クレビティ)が、大阪・東京の2都市で初となる完全日本オリジナルのライブ『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』全6公演を開催。3月26日にリリースされるJapan 2nd EP『Jelly Bean』収録全5曲の初生パフォーマンスを含む19曲を披露した。本稿では2月14日のバレンタインデーに、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行った東京初日公演の模様をレポートする。
CRAVITYは2020年4月14日に韓国でデビューした、SERIM(セリム)、ALLEN(アレン)、JUNGMO(ジョンモ)、WOOBIN(ウビン)、WONJIN(ウォンジン)、MINHEE(ミニ)、HYEONGJUN(ヒョンジュン)、TAEYOUNG(テヨン)、SEONGMIN(ソンミン)からなる9人組ボーイズグループ。2023年7月5日には日本1stシングル『Groovy -Japanese ver.-』で日本デビューを果たしている。これまで海外公演の一環となる『2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR “MASTERPIECE”』を行っているが、ファンコンを除くと今回の『Bitter & Sweet』が初日本オリジナルコンサートとなる。
ステージセンターの幕が上るとオープニングの「JUMPER」がスタート。ダンスをしながら小高いステージから勢いよくジャンプして登場すると、ファンの歓声が大きくなり、派手なレーザーが9人のパフォーマンスを盛り立てる。「POW!」のイントロでは映像とシンクロしたダンスで目を惹きつけると、ダークな「Mammoth」で力強さを見せつけた。
パフォーマンスを終えると、全員で「LUVITY(CRAVITYファンの呼称)、ハッピー・バレンタイン!」と挨拶。ヒョンジュンは「ただいま~、久しぶりに東京のステージに帰ってきました。バレンタインデーという特別な日にLUVITYに会って、プレゼントできてうれしい!」と言うと、満員の客席に「準備いいですか?」と問いかけ大きな歓声を全身に浴びる。それを見て「LUVITY、今日、エンジン全開ですね」というテヨンに、メンバーたちが口々に「それな!」とツッコんだ。
笑顔から一変し、ミステリアスなムードの中始まったのは、3月にリリースされる新曲「SCORCH」。そのカッコよさに思わず見入ってしまう曲だ。「New Addiction」で集中力を高めた後は、韓国最新曲「Now or Never」でファンの歌う大きなコーラスの声が会場を包み込んだ。
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
インターバル映像を挟んで始まったのは、これまた日本の新曲「ENIGMA」。1人ずつステージに登場して歌うR&Bバラードには、大人っぽさが漂う。「Moonlight」では椅子を使ったダンスでさらに男らしさが加速。普段のかわいらしいCRAVITYとのギャップに、会場から大きな歓声が上った。「C'est La Vie」でテンポを上げて、地上波の音楽番組での初1位をもたらしたヒット曲「Love or Die」へなだれこんだが、なんとこれも初披露となる日本語バージョンというのも驚き。ファンのコールにも一層の熱がこもった。
ウォンジンが「3月にリリースされる日本2nd EPから新曲の「SCORCH」と「ENIGMA」を披露しました。どうでしたか?」と問いかけると、会場から大きな歓声が上る。続けてヒョンジュンが「「Now or Never」もようやく見てもらえました。LUVITYの応援の声が本当に大きかったです!」と満足気。ソンミンは「今回は“初めて”が本当に多いんです。今日はバレンタインだから、LUVITYにたくさんプレゼントしたくて、僕たちも一生懸命準備しました」という。
トークでは久々の来日公演ということで、会えなかった間に何をしていたのかをファンに報告。ヒョンジュンは「『ROAD TO KINGDOM』で優勝しました~! 日本のLUVITYがいなかったら優勝できなかったと思います」と、昨秋に出演したサバイバル番組『ROAD TO KINGDOM : ACE OF ACE』での戦績を報告しファンに感謝を伝えると、ウォンジンからは「ついに、富士急ハイランドに行きました!」、ソンミンからは「昨日、初めて東京タワーに行きました」という近況も。また、「新曲のミュージックビデオを日本で撮影しました」という報告に、テヨンが「ジョンモがみんなの後ろで変なダンスを踊っていたのを、監督さんが気に入っていました」というエピソードを語り、メンバーからの「見せて」コールが沸き起こると、ジョンモがそのダンスを実演して爆笑を沸き起こした。
トークの後は、2組のユニットに別れてJ-POPカバーを披露。セリム、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュン、ソンミンからなるユニットはいきなり小芝居を始めると、ステージ上でリモコンを発見。そのボタンを押すとDa-iCEの「I wonder」が始まるという凝った演出で楽しませた。アレン、ジョンモ、ウビン、テヨンからなるユニットは、back numberの「水平線」を熱唱。日本語のロックバラードで、CRAVITY楽曲にはない新鮮な雰囲気を作り上げた。
終盤は、カラフルな衣装で登場。チョコレートを手に「チョコをあげるときは“君が本命だよ!”と言わなくちゃ!」というヒョンジュンのレクチャーをミニが実践して会場を沸かせると、ソンミンが「テヨンくんはトレーニングをして作ったチョコレート(腹筋)をあげないと」と「見せて」コールを先導したが、腹筋公開は失敗に終わった。
トークで場を温めると、ラストは日本オリジナルの軽快なナンバーを固めたセクションに突入。イントロから大きなコールが沸き起こった「SHOW OFF」では、ヒョンジュンが耳に手をあててファンの声に聴き入ると、爽やかな「Groovy」ではテヨンが面白ポーズをダンスの中に取り入れて盛り上げる。笑わせたかと思えば、ダンスブレイクではバチバチなダンスでカッコよさを炸裂させ、「Dilly Dally」までをイッキに駆け抜けた。
ウォンジンが「最後まで楽しむ準備はできてますか? 皆さんが叫んでくれないと、僕たちは頑張れない」と客席を煽ると、ソンミンの提案で客席の1階から3階まで順にペンライトでウェーブを起こしたのをきっかけに、3月26日にリリースされるJapan 2nd EPのタイトル曲「Jelly Bean」を初パフォーマンス。新曲にも関わらずファンは完璧なコールで盛り上げ、ラストにふさわしい熱気で会場を包み込んだ。
アンコールには、9人が客席から登場。ファンの熱狂の中、「Blue & White」を通路を練り歩きながら歌うという、スペシャルなバレンタインプレゼントもあった。
ステージに戻ると、ミニが「LUVITYがCRAVITYに当たり前に愛をくれるように、僕もLUVITYに当たり前の愛を与えたいです。いつも、皆さんを想い、応援しています」というと、テヨンは「愛する人といる意味のあるバレンタインになり幸せでした。これからも一緒に有意義な日々を作りましょう」とファンに語りかける。
セリムは「楽しんでくださり、大きなパワーを送ってくださってありがとうございます。LUVITYがいてくれてとても幸せです」と愛を伝え、アレンは「今日はバレンタイン。皆と僕たちは恋人です。今日は本当に幸せでした。皆さんも楽しかった? これからもそばにいてくださいね」とお願いすると、ヒョンジュンが「僕たちのプレゼント受け取ってくれましたか? LUVITYがいてくれて、僕たちがチョコレートをもらった気分です。甘すぎてちょっと困っちゃいます」と笑顔でいえば、ソンミンは「見せたいステージはまだいっぱいあるから、これからも見守ってくださいね。今、<頭の中、君でいっぱいだ>という歌詞を思い出しました」と「Groovy」の歌詞を引き合いに出す。
ウォンジンは「楽しすぎて、ノドが痛いです(笑)。皆さんに甘いプレゼントをたくさんもらった気がします。いつも言いますが、皆さんの幸せは僕の幸せ。いつも幸せでいてください!」と愛情を示すと、ウビンは「こうして東京でたくさんのLUVITYと公演ができてうれしいです。今日、CRAVITYと過ごしてくださったすべてのLUVITYに感謝しています」と伝えると、最後にジョンモが「LUVITYが楽しんでくれるといいなと願いながら一生懸命準備してきましたが、喜んでもらえてよかったです。いつもLUVITYの癒しと力になりたいと思っていますが、喜んでくれているLUVITYの表情と笑顔を見ると、もっともっと頑張りたいと思います。これからもLUVITYと一緒にバケットリストをひとつひとつ叶え成長していくCRAVITYを見守ってください。いつも力をくれてありがとうございます」と熱い想いと感謝を伝えた。
ソンミンの「ハッピー・バレンタイン! LUVITY!」という声で始まった「Cheese」も初披露の日本語バージョン。最後は「FLY」を楽しく歌い「2025年2月14日、僕たちの時間を覚えていてー!」と全員で言って締めくくった。
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
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撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
撮影:田中聖太郎写真事務所/山内洋枝・篠田直人
大阪・フェスティバルホール(2月10日、11日)、東京・LINE CUBE SHIBUYA(2月14日、15日)の2都市6公演で行われた初の完全日本オリジナル公演『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』は、韓国の最新曲「Now or Never」に加え、3月26日にリリースされるJapan 2nd EP『Jelly Bean』収録全5曲を生初披露するなど、ライブ中にソンミンが言ったように“初”があふれた公演となった。昨年6月の『CRAVITY JAPAN FAN-CON 2024 <LOVE! LUV!! LUVITY!!! “SHOW OFF”>』以来の久々の来日公演だったが、その間、彼らはアイドルたちが競い合うパフォーマンスサバイバル番組『ROAD TO KINGDOM : ACE OF ACE』での過酷な挑戦を乗り越え、堂々の優勝を果たした。その栄冠が示すように、彼らのパフォーマンスはまるで別次元の領域へと進化していた。ステージ上の一瞬一瞬に、努力と成長の軌跡が刻まれる。輝く汗、熱い視線、魂を揺さぶる歌声とダンス――そのすべてが、観客の心を震わせた。彼らがまだまだ高みへと駆け上がることを確信させるステージだった。
取材・文/坂本ゆかり
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【リリース情報】
2025年3月26日(水)リリース
Japan 2nd EP「Jelly Bean」
配信リンク:https://jvcmusic.lnk.to/cravity_JellyBean
「Jelly Bean」Official Audio:https://youtu.be/_Cd3thaEG7E
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【ライブ情報】
「CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”」
<フェスティバルホール(大阪)>
2025年2月10日(月) 開場18:00 / 開演19:00
2025年2月11日(火・祝) 開場13:00 / 開演14:00
2025年2月11日(火・祝) 開場18:00 / 開演19:00
<LINE CUBE SHIBUYA(東京)>
2025年2月14日(金) 開場17:00 / 開演18:00
2025年2月15日(土) 開場12:00 / 開演13:00
2025年2月15日(土) 開場17:00 / 開演18:00
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【Information】
Japan Official Site:https://cravity-official.jp
Official YouTube:https://youtube.com/@CRAVITYofficial
Official Instagram:https://www.instagram.com/cravity_official/
Official X:http://twitter.com/CRAVITYstarship
Members X:http://twitter.com/CRAVITY_twt
Japan Official X:https://twitter.com/CRAVITY_JP
Official TikTok:https://www.tiktok.com/@cravityofficial
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【プロフィール】
CRAVITYは、セリム、アレン、ジョンモ、ウビン、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュン、テヨン、ソンミンの韓国9人組ボーイズグループ。
2023年7月にリリースした日本デビューシングル「Groovy -Japanese ver.-」はオリコンデイリーチャート1位を記録。12月にリリースした日本初のオリジナルEP「Dilly Dally」ではオリコンウィークリーチャート8位を獲得。同年にはアメリカ6都市とアジア全域を巡回した自身初となるワールドツアー「MASTERPIECE」を成功させてグローバルな地位を確立させたCRAVITY。 2024年2月に韓国でリリースしたミニアルバム「EVERSHINE」は初動27万枚以上の売上を記録し、タイトル曲「Love or Die」のミュージックビデオは公開一週間で1000万再生を突破。さらには世界各国で放送されている韓国の音楽番組「ミュージックバンク」で初の地上波1位を獲得。6月にJapan 2nd Single「SHOW OFF」をリリースし、オリコンウィークリーチャート3位を獲得するなど、より一層成長した音楽性とパフォーマンスによって新たなムーブメントを巻き起こしている。