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K-POP界のセンセーション=FIFTY FIFTYが、 最新デジタルシングル『Too Much Part 1』を発売 &最新MV「Eeny meeny miny moe」も同時公開!
K-POP界のセンセーション=FIFTY FIFTYが、
最新デジタルシングル『Too Much Part 1』を発売
&最新MV「Eeny meeny miny moe」も同時公開!
大ブレイク曲「Cupid」(2023年発売)が、ビルボードHOT100にてK-POPソングとして最長となる25週連続チャートイン(最高17位)、ビルボード・グローバル200にて2位を記録、TikTokにて「Cupid (Twin Version) [Sped Up Version]」を使った動画がこれまでに670万以上投稿、2024年には「Cupid (Twin Version)」でiHeartRadio Music Awardsの「K-POPソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞、昨年の全米ツアーも全公演ソールドアウトと世界的な人気の高まりを裏付け、グローバルで急成長を遂げているK-POPガールズ・グループ=FIFITY FIFTYが、最新デジタルシングル『Too Much Part 1』を11月4日に発売し、最新MV「Eeny meeny miny moe」を同時公開した。
●最新デジタルシングル『Too Much Part 1』再生/購入リンク:
https://FIFTYFIFTYJP.lnk.to/TooMuchPart1
●最新MV「Eeny meeny miny moe」
メイントラック「Eeny meeny miny moe」は、恋愛が始まる前の微妙な緊張感と高揚感を「じゃんけん」に例え、初めての告白の緊張感とドーパミンに駆られた胸の高鳴りを、ポップなリズムで捉えている。心はすでに決まっているのに、相手の返事を待つ間のときめきがリズムの中に生き生きと描かれ、 繰り返されるフレーズ「イーニーミーニーマイニーモー」は、子供時代の無邪気さを呼び起こしつつ、告白前の心理的な駆け引きを遊び心たっぷりに表現。「Skittlez」は、感情が一気に噴出する瞬間を表現し、色とりどりのキャンディのように、それぞれの感情が混ざり合うことで生まれる甘美な混沌を描いている。
昨年実施した米国ツアーや今年初頭のアルバムリリースでファンを魅了、グローバルな存在感をさらに強化し、アーティストとしての多様性を示し続ける5人組の進化は止まらない。
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フィフティ・フィフティ|FIFTY FIFTY
最新デジタルシングル
『Too Much Part 1』
2025年11月4日(火)
https://FIFTYFIFTYJP.lnk.to/TooMuchPart1
【収録曲】
1.Eeny meeny miny moe
2.Skittlez
3.Eeny meeny miny more(Eng.ver)
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【アーティストプロフィール】
●2022年デビューのK-POPガールズ・グループ。
●2023年に発売したシングル「Cupid」が、ビルボードHOT100にてK-POPソングとして最長となる25週連続チャートイン(最高17位)、ビルボード・グローバル200にて2位を記録、女性K-POPグループとしては初めて、またK-POPグループとしてBTSに次いで2番目となるアーティストとして、ビルボード・ポップ・エアプレイ・チャートTOP10入りを果たし、さらにTikTokにて、「Cupid (Twin Ver.) [Sped Up Version]」を使った動画が670万以上投稿され、世界的バイラルヒットを果たした。
●2023年10月にメンバー4人のうち3名が脱退、KEENAのみが残り、今年6月のオーディションの末、新たに4名(CHANELLE MOON,YEWON,HANA,ATHENA)が加入し5人体制となり、再始動第一弾シングル「Starry Night」が2024年8月30日に配信された。
●EP『Love Tune』を2024年9月20日発売。韓国はSony Music Korea、USはAristaレーベルと契約し、世界のファンが見守る中、待望の再始動となった。
●大ヒット映画『バービー』のサウンドトラックにも楽曲を提供した。
●3rdミニアルバム『Day & Night』を2025年4月29日発売。
●最新デジタルシングル『『Too Much Part 1』を2025年11月4日発売。
今年6月に日本デビューを果たしたK-POPバーチャルアイドル PLAVE、12月10日(水)に2nd Single Album 'PLBBUU' 日本発売決定!
©︎VLAST
今年6月に日本デビューを果たした
K-POPバーチャルアイドル
PLAVE
12月10日(水)に2nd Single Album
'PLBBUU' 日本発売決定!
サンリオキャラクターズとのコラボレーションによる
新譜の各種コンテンツが世界中で話題!
アジアを中心にグローバルで絶大な人気を誇るK-POPバーチャルアイドル・PLAVE(読み:プレイブ)が、2nd Single Album 'PLBBUU'の日本での音盤発売日を発表し、本日11月5日(水)午前11時より各種プラットフォームにて予約販売を開始した。'PLBBUU'は、PLAVEが約9ヵ月ぶりに韓国でリリースする音盤で、11月10日(月)午後6時に各種音源サイトを通じて新曲の音源を配信開始し、12月10日(水)には日本で音盤が発売される。
PLAVEは、2nd Single Album 'PLBBUU'リリースに先立ち、多彩なコンテンツで新譜への期待を高めている。10月24日(金)に'PLBBUU'リリース発表と同時にComing Soonポスター公開を通じて、今回の作品がサンリオコリアとのコラボレーションで完成したものであることを明らかにし、大きな話題を集めた。その後、28日(火)にプロモーションスケジューラー、30日(木)にムードフィルムを公開し、いずれもピンクとブルーをベースにした明るく可愛らしい演出で、'PLBBUU'に盛り込まれたストーリーに対する好奇心を刺激した。さらに、10月31日(金)と11月1日(土)に公開したソロとグループのコンセプトフォトでは、5人のメンバーがそれぞれサンリオキャラクターズを連想させる姿を披露し、注目を集めた。YEJUN(イェジュン)はシナモロール、NOAH(ノア)はポムポムプリン、BAMBY(バンビ)はマイメロディ、EUNHO(ウノ)はクロミ、HAMIN(ハミン)はポチャッコをモチーフにした衣装と小物、ステッカーなどを活用した個性あふれるビジュアルを公開し、世界中のファンの熱い反響を呼んでいる。
そして、本日11月5日(水)午前0時には、2nd Single Album 'PLBBUU'のトラックリストが公開された。タイトル曲「BBUU!」をはじめ、「かくれんぼ (Hide and Seek) - Korean Ver.」、「Bongsoong-a」の全3曲が収録される。
PLAVEは、2023年3月に韓国でデビューしたK-POPバーチャルアイドル。2025年6月16日にJP 1ST SINGLE 「かくれんぼ」で日本デビューを果たし、翌7月9日にCDリリースを迎えた。楽曲プロデュースと振り付けを自ら行う自主制作グループで、ウェブトゥーンから飛び出してきたかのようなビジュアルに完成度の高いパフォーマンス、そして実力派と評される歌唱力で、アジアを中心に世界中から注目を集めている。PLAVEは、8月に韓国・KSPO DOMEで実施されたソウル公演を皮切りに、自身初となるアジアツアー『2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]』を開催中。11月1日(土)〜2日(日)には、PLAVE初の日本単独公演を幕張メッセ 幕張イベントホールで盛況裏に終えた。11月21日(金)〜22日(土)には、韓国・ソウルの高尺スカイドームでアンコール公演を実施し、デビュー後初のアジアツアーのファイナルを飾る。世界中から大きな注目を集めるPLAVEの今後の活動に期待が高まっている。
<リリース情報>
2nd Single Album 'PLBBUU'
2025年11月10日(月)Digital Release
2025年12月10日(水)CD Release
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<プロフィール情報>
PLAVE(プレイブ)は、2023年 3月に韓国でデビューした K-POP バーチャルアイドル。YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)の5人で構成され、セルフプロデュースグループとして作詞・作曲・振付の全てをメンバー自ら手掛けている。グループ名は Play と Rêve(夢)を組み合わせたもので、夢を叶えるために新しい世界をつくっていくという意味が込められている。
2024年 7月、韓国最大級のストリーミングサイト Melon にて、デビュー約1年4ヶ月でストリーミング総再生回数10億回を達成し、2004年 11月のサービス開始以降、歴代最短記録を更新すると同時に、Melonの殿堂「ビリオンズクラブ」入りを果たした。同年 8月には Digital Single「Pump Up The Volume!」が Melon TOP100 チャートで 1位を獲得し、同年 10月、日本デビュー前にもかかわらず日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward2024 AUTUMN/WINTER」に出演し、GirlsAward 史上初となるバーチャルアーティストによるパフォーマンスを披露。2024年12月11日発売の anan では、初登場にもかかわらず anan 初の海外重版が決定。さらに、2 回目の登場となった 2025年2月26日発売の「anan2436号スペシャルエディション」では両面ダブルカバーを飾り、日本のみならず海外でも大きな話題を呼んだ。
2025年2月3日発売(日本発売日 : 2月 28日)の3rd Mini Album ‘Caligo Pt.1’は、韓国での発売後、Melon の24 時間の累積ストリーミング数が 1,100万回を記録し、音盤の初動売上枚数は 100万枚を突破、歴代K-POPバーチャルアイドルとして初めて初動売上枚数ミリオン突破という驚異的な記録を打ち立てた。日本発売日当日にはオリコンデイリーアルバムランキング(2025/2/28付)1位を記録、Billboard JAPAN 週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales” (集計期間:2025年 2月 24日~3月 2日)1 位も記録し、さらに、アメリカで 2月 19日に発表された「Billboard Global 200」と「Billboard Global Excl. U.S.」にチャートインを果たし、男性バーチャルアイドル初の快挙を達成した。
2025年6月16日にJP 1ST SINGLE 「かくれんぼ」のデジタル配信リリースと同時に待望の日本デビューを果たし、オリコン週間シングルランキング、オリコン週間合算シングルランキング(2025/7/21付)ともに1位を獲得し、オリコン週間音楽ランキング2冠を達成。さらに、Billboard JAPAN総合ソング・チャート「JAPAN Hot 100」、週間シングル・セールス・チャート「Top Singles Sales」でもそれぞれ1位(集計期間:2025年7月7日~7月13日)を獲得し、オリコンと合わせて主要音楽チャートで4冠達成の快挙を成し遂げた。同年9月15日には、日本デビュー曲「かくれんぼ」の韓国語バージョン、Digital Single「かくれんぼ (Hide and Seek) - Korean Ver.」をリリース。PLAVEは、日本デビュー作JP 1ST SINGLE 「かくれんぼ」が日本レコード協会2025年9月度ゴールドディスク認定で海外アーティストの日本デビューシングルで今年初のダブル・プラチナ認定を獲得する(2025/10/10時点)など、日本デビュー以降、数々の記録を達成している。PLAVE の躍進ぶりが評価され、ライフスタイルグラビア週刊誌「anan」がその年を象徴する"時代の顔"を表彰する授賞式「anan AWARD 2025」では、ボーダレスカルチャー部門を受賞し、海外アーティスト初受賞という快挙を成し遂げた。
2024年4月にソウルのオリンピックホールで行った自身初の単独コンサートでは、販売開始10分で完売するという驚異的な記録を打ち立てた。さらに、2025年8月に開催したアジアツアー「2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]」の韓国公演(KSPO DOMEで3日間開催)と11月に韓国・高尺スカイドームで開催するアンコール公演も全席完売するなど、K-POP界で新しい道を切り拓く存在として韓国・アジアを中心に世界中で大ブームを巻き起こしている。また、PLAVEは、11月10日に2nd Single Album 'PLBBUU'のリリースも決まっており、今後の活動に大きな期待が寄せられている。
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<PLAVE公式SNS>
Official Site:https://plave-official.jp/
YouTube:https://youtube.com/@plave_official
X:https://twitter.com/plave_official
X(Japan Official):https://twitter.com/plave_jp
Instagram:https://www.instagram.com/plave_official/
TikTok:https://www.tiktok.com/@plave_official
Weverse:https://weverse.io/plave/feed
Fancafe:https://cafe.daum.net/plave
DKB、2026年1月に単独コンサート開催決定!!
DKB、2026年1月に単独コンサート開催決定!!
抜群のパフォーマンスでグローバルK-POPファンを魅了している8人組ボーイズグループDKB(ダークビー)が、来年1月、東京で単独コンサートを開催する。
視線を捉えて離さないハイレベルなパフォーマンスはもちろん、独自の音楽性にも定評があるDKB。作詞・作曲に加え、振り付けの創作、アクロバット、DJプレイまで自ら手掛ける“自主制作アイドル”として、確かな実力を積み上げてきた。そんな彼らの音楽とステージは、見る者の心を強く惹きつける。
グループとしての高い完成度はもちろん、個々の活動も注目を集めている。特にHEECHAN(ヒチャン)とHARRY-JUNE(ヘリジュン)は、Mnet『BOYS Ⅱ PLANET』に出演。番組内で見せた情熱と表現力は多くの視聴者を魅了し、個人としての知名度と存在感を大きく高めた。彼らの成長は、グループ全体の勢いをさらに後押ししている。
現在、DKBは9thミニアルバム『Emotion』で韓国カムバックを果たし、タイトル曲『Irony』で活動中。愛をテーマにした多彩な感情表現と、成熟したサウンドで新たな魅力を見せている。
今年3月には、単独コンサート『DKB The 2nd Concert in Japan 2025 -Awake-』を成功させ、8月には東京と大阪で『DKB FanConcert in Japan 2025 -Horizon-』を開催。観客との一体感に満ちた熱いステージで、日本のファンにも強い印象を残した。
そして2026年1月、DKBが再び日本に戻ってくる。日本で3回目となる単独公演『DKB The 3rd Concert in Japan 2026 -Vanguard-』では、さらなる進化を遂げた姿でファンを魅了する予定だ。
本日より、有料ファンクラブ会員限定の1次先行チケット受付がスタート。公演の詳細は、DKB日本オフィシャルファンクラブにて確認できる。
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[DKB The 3rd Concert in Japan 2026 -Vanguard-]
※本公演には【LUNE】は不参加となります。
※開場・開演時間、出演メンバーは予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
●開催日時
2026年1月10日(土)@東京・せたがやイーグレットホール
<1部> 14:00開場/14:30開演(VIP13:00開場/サウンドチェックイベント13:30開演)
<2部> 18:00開場/18:30開演(VIP17:00開場/サウンドチェックイベント17:30開演)
●チケット料金
・有料FC会員先行(VIP指定席):22,000円(税込・全席指定)
※前方座席確約/公演前サウンドチェックイベント実施(ハイタッチあり)
・有料FC会員先行(一般指定席)/プレリクエスト先行:11,000円(税込・全席指定)
・一般・海外販売(一般指定席):12,100円(税込)
※3歳以下は入場不可 /4歳以上有料
※チケットはお一人様1公演につきVIP席2枚/一般席4枚まで
※営利目的の転売禁止
●チケット販売スケジュール
・有料FC会員1次先行(VIP指定席・一般指定席):11月5日(水) 18:00~11月12日(水) 23:59
・有料FC会員2次先行(一般指定席):11月14日(金) 18:00~11月24日(月) 23:59
・ローソンチケット プレリクエスト先行:11月27日(木) 12:00~12月17日(水) 23:59
・ローソンチケット 一般・海外販売:12月24日(水) 12:00~1月4日(日) 23:59
<問い合わせ>
■イベント詳細はこちら
https://dkb.jp/blogs/infomation/0066
■DKB JAPAN OFFICIAL
お問い合わせフォーム(祝日を除く平日12:00~18:00)
※会場へのお問い合わせはご遠慮ください。
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DKB JAPAN OFFICIAL YouTube https://www.youtube.com/c/DKBJAPANOFFICIAL
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子ども国際映画祭「第32回 キネコ国際映画祭」各部門受賞作品発表! クロージングセレモニーに井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇!!
子ども国際映画祭「第32回 キネコ国際映画祭」
各部門受賞作品発表!
クロージングセレモニーに
井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇!!
一般社団法人キネコ・フィルム(東京都渋谷区、代表 椎名 保)は、11月4日(火)子どもたちの国際映画祭「第32回キネコ国際映画祭」(10 月 31 日(金)〜11 月 4 日(火) 東京⼆⼦⽟川の街の各所で開催)のクロージングセレモニーを開催し、期間中の上映作品の中から、各部門受賞作品の発表を行いました。
クロージングセレモニーには、映画祭のスペシャル・サポーターを務める井ノ原快彦さん、桂宮治さんが登壇し、MCを務めました。井ノ原さんと宮治さんは海外の上映作品を生で吹き替えする“ライブシネマ”にも挑戦。上映終了後には、会場に集まった観客からは大きな拍手が起こっていました。“ライブシネマ”は、様々な⾔語で制作される世界中の映画を⽇本語でお楽しみいただくために、スクリーンを⾒ながら⽣でライブ吹替を⾏い上映するキネコ国際映画祭ならではのプログラムです。ライブシネマでは、ノルウェーの切り絵アニメーション作家、アニータ・キリ監督の、父親の虐待が題材の「アングリー・マン」が上映されました。上映後、井ノ原さんは「ちょっと怖さもあったけど不思議な作品でした。」、宮治さんは「子供のことは愛しているんだけど、怒ってしまう、という感情について、私も子供がいるので、色々考えさせられましたね」、と映画祭とライブシネマの感想を語りました。
また、クロージングセレモニーでは、映画祭で上映された長編、短編合わせて51のコンペティション対象作品の中から、「キネコ チルドレン長編部門グランプリ・短編部門グランプリ」、「ティーンズ長編部門グランプリ・短編部門グランプリ」、「日本作品長編グランプリ・短編部門グランプリ」、「ドキュメンタリー部門グランプリ」、の各部門の受賞作品がそれぞれ発表されました。
受賞作品の選定は、世界中の子ども映画祭の関係者からなる国際審査員に加えて、事前に募集された9~12 歳(小学 4 年生〜小学 6 年生)の「キネコ審査員」、13歳〜18歳(中学1年生〜高校3年生)の「ティーンズ審査員」によって行われました。各部門受賞作品は別紙の通りです。
期間中、多くの方々にご来場いただき、たくさんの笑顔と歓声の中、32回目のキネコ国際映画祭は幕を閉じました。
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【第 32 回キネコ国際映画祭・受賞作品紹介】
■キネコ チルドレン長編部門グランプリ
「ふつうの子ども」
監督: 呉 美保 / 日本 / 96分
©2025「ふつうの子ども」製作委員会
作品概要
唯士(ゆいし)、10才。いたって普通の男子。 そんな唯士が恋をしたのは、“環境問題・意識高い系女子”だった! クラスの問題児も加わり、3人で始めた“環境活動”は思いもよらない方向に向かっていき―。
■キネコ チルドレン短編部門グランプリ
「ハチドリの勇気」
監督: モルガン・ドゥヴォス / フランス / 10分
©Folimage
作品概要
山火事から必死に逃げる動物たち。小さなハチドリだけが残り…。
■ティーンズ長編部門グランプリ
「ナウィ〜未来の私へ〜」
監督: ヴァレンティーネ・チェルーゲ、アプー・モウリーネ、
ケヴィン・シュミュッツラー、トビー・シュミュッツラー /
ケニア=ドイツ/99分
©FilmCrew Media GmbH / Klaus Kneist & Renata Mwende
作品概要
違法ながらも、児童婚が横行し続けるケニア。13歳の少女ナウィは地域トップに輝くほどの学力を持っており、都市の高校への入学を夢見る。しかし、一家の生活は苦しくなり、ナウィは家畜と引き換えに嫁ぐことになり…。
■ティーンズ短編部門グランプリ
「いか、くじら、たこ、わたし」
監督: 安田 幸平 / 日本 / 30分
©️YASUDA CINEMA PROJECT
作品概要
高校入学時、出会った瞬間から「友だち」になれた彩夏、柚穂、陽菜、拓実。 しかし、彩夏の胸に芽生えた小さな違和感が寄り添う4人の関係を少しずつ揺らし、静かな変化を呼び込んでいくー。
「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」
監督: 西川 達郎 / 日本 /125分
©2024映画「BISHU ~世界でいちばん優しい服~」製作委員会
作品概要
世界三大毛織物産地・尾州を背景に、発達障害を抱える少女史織(しおり)が家族や友と共に夢へ挑む姿を描く。ぶつかりながらも、支え合い、寄り添いながら歩む家族の愛と絆が胸を打つヒューマンドラマ。
■⽇本作品 短編部⾨グランプリ
「こにぎりくん つながってる?」
監督: 宮澤 真理 ⽇本 / 5 分
©Mari Miyazawa/NHK/NEP
作品概要
⼩さなおにぎりの、こにぎりくん。好奇⼼いっぱいだから、紐をみつけたら引っ張らずにはいられない!でもちょっとまって、その紐どこにつながってるの?友達や⾝の周りのいろんな事はもちろん、宇宙にも、過去にも、未来にもつながっているんだ!君ならどうする?
■ドキュメンタリー部⾨グランプリ
「Girls Donʼt Cry」
監督: シグリッド·クラウスマン / リナ·ルジテ / ドイツ/ 91 分
©Schneegans Productions
作品概要
虐待や迫害、貧困、10 代の妊娠など、さまざまな困難に耐えながら現代を⽣きる 6 ヵ国(タンザニア、チリ、セルビア、韓国、イギリス、イラク/ドイツ)の少⼥。彼⼥たちのありのままの姿を描いたドキュメンタリー
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【コンペティションについて】
キネコ国際映画祭では、海外のコンペティション作品を対象に、様々なアワードを授与しています。
世界中の⼦ども映画祭の関係者からなる国際審査員に加えて、グランプリ作品を審査・決定するのは、⼦どもたちです。事前に募集した 9~12 歳(⼩学 4 年⽣〜⼩学 6 年⽣)の「キネコ審査員」、13 歳〜18歳(中学1年⽣〜⾼校3年⽣)の「ティーンズ審査員」が、映画を鑑賞した上で、本当に⾒たい、⼼に残った作品を選んで、それぞれ「キネコ チルドレン⻑編・短編部⾨グランプリ」、「ティーンズ⻑編部⾨・短編部⾨」を選定します。 「⽇本作品部⾨」、「ドキュメンタリー部⾨」は海外審査員が審査、その他「キネコ名誉賞」などが設定されています。
※⽇本作品のグランプリ受賞作は、海外の⼦ども映画祭での招待上映に推薦されます。
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【出演者コメント】
<スペシャル・サポーター 井ノ原快彦さん>
世界中のクリエイターの⽅々が集まっていらっしゃる前に、⼦どもたちがいる、という独特な雰囲気の映画祭で、他にないですよね。⼦どもたちの映画祭ですから、⼦どもたちが本当に楽しめる映画がたくさん紹介される、いい映画祭だなと思います。⽣アフレコの台本を当⽇にもらう、という荒さもありますが、それもまた、みんなで本当に⼿作りでやっているキネコの⾯⽩さ、良さがありますね。今後は、⼦どもたちの作品を観てみたいとも思いました。僕らもその映画のスタッフや出演者で使ってもらえたら、楽しいなと思いますね。
⼾⽥恵⼦さんもおっしゃっていたんですけど、これが今年できることは当たり前じゃなくて、奇跡だと思うので、これから 40 回⽬(今年 32 回⽬)に向けてさらに⼤きくしなくてもいいから、もっと暖かい、深い映画祭になっていけるように、みんなで頑張っていきたいなと思います。
<スペシャル・サポーター 桂宮治さん>
授賞式の時に、少し涙ぐむ受賞者の⽅もいらっしゃって、作り⼿が本当に真剣に、何かを伝えようという思いで作り上げた作品が、報われる瞬間に⽴ち会えたのは、映画祭ならではのいい瞬間を拝⾒させていただけたなと思いました。僕も作り⼿として、そういう作品をどんどん作っていかなきゃいけないと感じました。
キネコは、ステージ前のマットの上で、寝そべって映画鑑賞している雰囲気が良いですよね。それが映画祭ならではの魅⼒だな、と感じます。キネコ国際映画祭では、毎年⼩噺をやらせていただいているのですが、海外の⽅が⾔葉が通じてなくても⼀緒になって蕎⻨を⾷べる所作のところで笑ってくれたり、動画を撮ってくれたりするので嬉しかったです。それがまた、海外でちょっとでも落語が広がってくれたら映画祭ならではの価値だと思いますね。
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【セレモニーの様⼦】
【キネコ国際映画祭について】
毎年秋に開催されるアジア最⼤規模の⼦ども国際映画祭。世界の三⼤映画祭の⼀つに数えられるベルリン国際映画祭(ドイツ)の児童映画部⾨「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協⼒を得て、1992年に創設。 ティーンズ審査員を含む約 20 ⼈の「キネコ審査員」によって最優秀作品賞(グランプリ)が選定されるのが特徴です。⼀⽅⽇本作品部⾨において、世界の⼦ども映画祭のディレクターや専⾨家の国際特別審査員がグランプリを決定します。 期間中、楽しくてワクワクする映画はもちろん、楽しさだけではない多様な感情を体験する映画も上映することで、⼦どもだけなく⼤⼈にも、社会問題の気づきなど学びがある映画体験を提供しています。また、各所で映画を楽しむたくさんのコンテンツを実施。本格的なホールから野外上映、街中のカフェや公園など、街のあちこちで、多くの企業や地域団体のみなさまと、親⼦で⼀緒に学べる多様なイベントやワークショップを開催しています。
公式サイト:https://www.kineko.jp/
第38回東京国際映画祭にて高畑充希、中島健人、デブラ・ゼイン、福間美由紀を迎えケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク開催
左より:是枝裕和、高畑充希、デブラ・ゼイン、中島健人、福間美由紀
第38回東京国際映画祭にて
高畑充希、中島健人、デブラ・ゼイン、福間美由紀を迎え
ケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク開催
─ 「ウーマン・イン・モーション」ディナーには世代や職種を超えた映画関係者が一堂に集う ─
グローバル・ラグジュアリー・グループのケリングは、第38回東京国際映画祭公式プログラム TIFFスペシャルトークセッション ケリング「ウーマン・イン・モーション」トークを11月2日(日)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催しました。
キャスティング・ディレクターの歴史的意義と創造的な影響に焦点を当てた『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』の特別上映後に実施されたトークでは、映画監督の是枝裕和によるオープニングスピーチに続き、高畑充希(俳優)、中島健人(俳優・アーティスト)、デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)、福間美由紀(プロデューサー)が登壇。自身の経験を交えながら、キャスティングの裏側や、女性が映画制作において果たす役割の変化について意見を交わしました。
また、同日夜には2015年にカンヌ国際映画祭で創設された「ウーマン・イン・モーション」プログラムの10周年を祝うディナーが都内で開催され、世代や職種を超えた映画関係者が一堂に会し、カメラの前と後ろで活躍する人々の交流の場となりました。来場者には、登壇者や第38回東京国際映画祭の審査委員を務めるヴィヴィアン・チュウとマチュー・ラクローをはじめ、CSA(キャスティング協会)に所属するキャスティング・ディレクターのカサンドラ・ハン、シーン・ジョセフィーヌ・タイセン、川村恵、映画監督・映画プロデューサーの川村元気、映画監督の石川慶、深田晃司、永田琴、奥山由之、枝優花、奥山大史、団塚唯我、田中未来、映画プロデューサーの村田千恵子、俳優の真矢ミキ、竹嶋康成、二宮和也、玄理、宮澤エマ、竹内涼真、石橋静河、玉城ティナ、奥切めぐみ、藤岡真威人に加え、文筆家・無言館共同館主の内田也哉子、俳優・プロデューサーのMEGUMI、歌舞伎俳優の片岡千之助、モデルのUTAらが出席。
高畑充希、是枝裕和
中島健人
二宮和也、川村元気
石川慶
深田晃司
永田琴
枝優花
団塚唯我
田中未来
真矢ミキ
玄理
宮澤エマ
竹内涼真
石橋静河
玉城ティナ
藤岡真威人
内田也哉子
MEGUMI
片岡千之助

UTA
東京国際映画祭での5回目の開催となるケリング「ウーマン・イン・モーション」トーク。オープニングには、本プログラムの意義に賛同し、2022年には登壇経験もある是枝裕和監督が登場。「この取り組みを知ってちょうど5、6 年。こういうことが日本でもできればと思っていたタイミングでカンヌ国際映画祭のパーティーにお招きいただき、以来、その想いに賛同してまいりました。映画監督という仕事はどうしても外の世界に触れる機会が少なく、世界が狭まっていく危機感を感じています。こういう形で外の世界の方と連携しながら、何が課題なのか、何が欠けているのか、というのを見つめていく機会がとても重要だということに気づき、まずは自分の現場から変えていこうとしています」と、「ウーマン・イン・モーション」が掲げるテーマへの想いと、その想いによって変化した現状についてスピーチ。「こういったイベントを通して、自分自身の意識改革にもつなげていきたいと思っています。皆さんにも、いま映画業界で変化が起きていることを受け取って帰って欲しいです」と、会場に投げかけました。
是枝監督のオープニングスピーチを受け、今回のトークゲストが登壇。ドラマやミュージカル、映画など幅広い分野で活躍する実力派俳優の高畑充希氏、アーティストとしてだけでなく俳優業にも進出し、海外作品への出演にも意欲的な中島健人氏、是枝監督が率いる「分福」にて、『ベイビー・ブローカー』、『真実』、「阿修羅のごとく」などの映画やドラマを企画・プロデュースしてきたプロデューサーの福間美由紀氏に加え、CSA(キャスティング協会)に所属するキャスティング・ディレクターのデブラ・ゼイン氏が初来日し、登場しました。
「この先、自分が子育てをしたり、母として生きていく中で、試行錯誤したり、壁にぶち当たるときが来るのかなと感じています。そんな中、このイベントに招待いただいたのはとても良いきっかけになると思いました。お招きいただき嬉しいです」と今回のトークセッション参加へ意欲を語るのは、プライベートと仕事、その双方をしなやかに両立する姿が多くの共感を呼ぶ高畑氏。男性だからこその視点にも着目しながら参加する中島氏は、“映像業界における女性”というトークテーマについて「インティマシー・コーディネーターという職種ができたり、子どものいる方にとって働きやすい環境が整ってきたりと、進化し続けているタイミングですよね。今の世代の感覚でたくさんディスカッションしていきたいですし、皆さんと一緒に、女性がどう映画作りに尽力していくのか、しっかり学んでいきたいです」と「ウーマン・イン・モーション」が掲げるテーマへの素直な想いを明かし、笑顔でトークセッション参加へのモチベーションを語りました。プロデューサーという立場で国内外問わず多くの作品を生み出し、映画の制作現場をよく知る福間氏は、「海外の現場を知るたびに、日本ではどうなんだろうと考える機会が増えました。その経験を踏まえてお話しできるのが楽しみです」と語りました。

左より:是枝裕和、高畑充希、デブラ・ゼイン、中島健人、福間美由紀
今回のトークは、来年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞®にて、新たに「キャスティング賞」が創設されることを受け、キャスティングの重要性と、映画・ドラマで描かれる女性像の変化、さらなる女性たちの活躍がテーマに。トークの前には、伝説的な女性キャスティング・ディレクターのマリオン・ドハティ氏をめぐるドキュメンタリー『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』が特別上映され、ゼイン氏は「キャスティングという仕事を作り上げた人です。伝説的な彼女の存在は非常に大きいです」と敬意を込めて彼女の功績に触れました。
ハリウッドで約30年にわたり活躍し、『アメリカン・ビューティ』、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を始め、『ドリームガールズ』など、多くのヒット作にキャスティング・ディレクターとして携わってきたゼイン氏は、「この仕事は世界中の俳優の知識が必要です。最終決定は監督が担いますが、キャスティング・ディレクターの意見が作品に大きな影響を及ぼすこともあるんですよ。意見が食い違った時には、監督と喧嘩をするくらいのことも起こります(笑)」と自身の経験も交えて明かされるエピソードに高畑や中島も興味津々。

左より:中島健人、高畑充希、デブラ・ゼイン、福間美由紀
高畑は「自身で役を選ぶというより、役に選ばれるという感覚になることがあって。自分では合っているかな?と思う役でも、自分をよく見てくれる方が選んでくれた役だから、とチャレンジすると、そのことで自分自身の課題が見えたりします」と俳優としての感覚を交えて話し、ゼイン氏に「人を見てキャスティングするときに、心がけていることは?」と思わず質問を投げかける一幕も。それに対しゼイン氏は「役柄のことを考えていますね。すごく演技が上手でも、役とのマッチングが大事なので、これは意識した方が良いと思います」とアドバイス。続いて中島が冗談交じりに「もし自分がゼインさんの作品に出るならどんな役が合うと思いますか?」と投げかけると、「大学生の役かしら?若く見えます。(笑)」とゼイン氏もお茶目に返し、和やかなムードでトークは盛り上がりを見せました。
第98回アカデミー賞®でようやく「キャスティング」部門が創設されることを受け、ゼイン氏は「これまで女性の仕事だと思われていた部分もあると思います。ようやくその価値が理解されました。記念すべき年になると思いますし、どんな結果になるのかワクワクしています」とキャスティング・ディレクターという職種が今後飛躍していくことに期待をふくらませている様子。

ゼイン氏は、映画で描かれる女性像の変化について聞かれ、「時代を反映していると思います。女性がリーダーを果たす役柄や女性のヒーローなどが増えてきましたし、そういう機会はどんどん増していくと思います」と現状を分析。中島氏も「『バービー』や『プロミシング・ヤング・ウーマン』など、女性が主体となって生き抜く力強さを描いた作品が増え、時代に順応した作品が作られているように感じます」とゼイン氏の意見に同意。一方、「本当の意味で、 “人間”として平等に描かれている作品が観たいですよね。LGBTQの方々を描く作品も、当事者が演じるべき、という意見など色々あると思いますが…」と鋭い視点で切り込んだのは高畑氏。ゼイン氏も「良い質問ですね」と賛同しながら、「私は必ずしも当時者である必要はないと思っています。フィクションなのか、ドキュメンタリーなのか、その線引が曖昧になる場合もありますが、上手い人が演じるべきです」とキャスティング・ディレクターとしての見解を述べていました。
映画で描かれる女性像に変化が見られることに希望を感じているのが福間氏。「昔も魅力的なヒロインを描いている作品はたくさんありますが、私がプロデューサーとして参加する作品でも、女性の眼差しや価値観を物語に落とし込むことは特に意識しています。まさに、女性の生き様が描かれている『遠い山なみの光』を製作したときは、物語の中では複数の女性が登場するけど、それが一人の女性の多面的な一面に見えるように心がけて作っていました」と現場の最前線に立つ福間」ならではのエピソードを披露しました。

映像業界における女性の問題が少しずつ改善されていく中で、さらなる活躍には何ができるのかと投げかけられると、「2018年、フランスで映画作りを行っていた際に驚いたのが、撮影時間は8時間まで、土日は休み、というルールが定まっていたことです。カルチャーショックと言える衝撃でした。その現場には、女性や子育て中の方も多くて…。社会保障がしっかりしていることで、女性でもキャリアを続けることができるんです。日本では、生活を犠牲にせざるを得ないことがあまりに長く続いてきました。今、そんな日本でもルールが設けられるようになったりと、変わろうとしている中にいます。意識をアクションに変えていく最中です」と、世界の現場を知る福間ならではのリアルな現場の声を届けました。
現場の最前線に立つ高畑は「当事者としても、転換期を迎えていると感じています。子どもができて子育てをしていく中で、『もっとこうだったいいのに』と思うことが増えていくのかもしれません。そうなったら、我慢せずに声に出していくことで、働きやすい環境作りに貢献できたら嬉しいです」と、母として、俳優として、真摯に仕事に向き合う姿勢を見せ、中島は「食事の時間をしっかり作るとか、ファミリーデーを設けてみるとか、少しの変化が現場を充実させていくきっかけになると思います。みんながそれに気づき始めているので、時代の真ん中にいる一人の映画人として、推奨していけたら良いなと思います」と、これからの未来へと想いを託すとともに、行動を起こしていくことの大切さを明かしていました。
最後に、ゼインは「期待以上に多くのことを学べたイベントでした。皆さんにとっても発見があったら嬉しいです」とコメント。福間も「とても新鮮でした。どんな人でも、映画を愛し、支えてくれる人みんなが声に出していいんだと思ってくれる機会になったと思います」と手応えを実感した様子。高畑は「こういう経験はあまりないのでドキドキしましたが、色んな人の意見をきけて面白かったです。明るい未来が見える気がして嬉しいです」と笑顔に。中島も「時代を変えることに少しずつ尽力していきたいです。改めて、第98回アカデミー賞®でのキャスティング賞創設を祝福します」と述べ、登壇者らの力強いメッセージが多くの人に送られたイベントは、大盛況の中、幕を閉じました。
●高畑充希(俳優)
2005年、山口百恵トリビュートミュージカル『プレイバックpart2〜屋上の天使』主演オーディションでグランプリを獲得し、デビュー。07年からミュージカル『ピーターパン』で8代目ピーターパンを6年間務める。その後、13年NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」出演し、演技力と歌唱力を併せ持つ女優として注目を集め、16年NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロイン・小橋常子を務めた。18年映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。ドラマ「過保護のカホコ」(17)、「同期のサクラ」(19)、「にじいろカルテ」(21)、「いりびと -異邦人-」(21)、「ムチャブリ!私が社長になるなんて」(22)、「unknown」(23)などのテレビドラマから、『奇跡の人』(19、22)、『ミス・サイゴン』(22)、『宝飾時計』(23)などの舞台まで様々な作品に出演。近年の主な作品に映画『怪物』(23)、『ゴールデンカムイ』(24)、『国宝』(25)、大河ドラマ「光る君へ」(24)、Prime Videoにてドラマ「1122 いいふうふ」(24)、映画『ウィキッド ふたりの魔女』(25、日本語吹替版)、ミュージカル『ウェイトレス』(25)などがある。10月10日に映画『秒速5センチメートル』の公開を控える。デビュー20周年・音楽プロジェクト第一弾、Night Tempoプロデュースによる「Over You」が配信中。
●中島健人(俳優・アーティスト)
1994年、東京都出身。2008年、ドラマ「スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜」(日本テレビ)でドラマデビューし、2011年にはアイドルグループ「Sexy Zone」としてCDデビューも果たす。2013年、ドラマ「BAD BOYS J」(日本テレビ)でドラマ初主演を務める。映画初主演作の『銀の匙 Silver Spoon』(14/𠮷田恵輔監督)をはじめ、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16/月川翔監督)、『心が叫びたがってるんだ。』(17/熊澤尚人監督)、『ニセコイ』(18/河合勇人監督)など幅広いジャンルで主演を務める。2024年、Sexy Zoneを卒業し、俳優・アーティストとして新たな活動をスタート。近作は、Netflix映画『桜のような僕の恋人』(22/深川栄洋監督)、『ラーゲリより愛を込めて』(22/瀬々敬久監督)、『おまえの罪を自白しろ』(23/水田伸生監督)、『知らないカノジョ』(25/三木孝浩監督)などがある。またHuluオリジナル「コンコルディア/Concordia」(24/製作総指揮:フランク・ドルジャー)では、全編英語セリフでの演技にも挑戦し、国内外で活躍の場を広げている。

●デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)
米国フロリダ州マイアミ出身。ニューヨーク州ブロンクスビルのサラ・ローレンス大学にて学ぶ。約30年にわたりキャスティング・ディレクターとして様々な作品に携わる。これまでに手がけた長編映画は『アメリカン・ビューティー』(99)、『ギャラクシー・クエスト』(99)、『トラフィック』(00)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)、『シービスケット』(03)、『ドリームガールズ』(06)、「オーシャンズ」シリーズ(01〜)、「猿の惑星」シリーズ(11〜)、「ハンガー・ゲーム」シリーズ(12〜)など。近年では『コカイン・ベア』(23)や、『トロン:アレス』(25)など、話題作のキャスティングにも精力的に取り組んでいる。CSA(キャスティング協会)主催のArtios賞に21回ノミネート、4回受賞。

●福間美由紀(プロデューサー)
島根県出身。東京大学大学院修了後、ジュネーヴ留学を経て、映像制作会社に勤務。2014年、是枝裕和監督が率いる「分福」の立ち上げから参加し、以来、映画やドラマの企画・製作・海外展開を手がけている。主なプロデュース作品に、新進気鋭の監督たちによるオムニバス『十年 Ten Years Japan』(18/日本・香港/釜山国際映画祭アジアの窓部門)、是枝監督の『真実』(19/仏・日/ベネチア国際映画祭コンペティション部門)、『ベイビー・ブローカー』(22/韓国/カンヌ国際映画祭男優賞・エキュメニカル審査員賞)、Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』(25)、カズオ・イシグロ原作・石川慶監督の『遠い山なみの光』(25/日・英・ポーランド/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門)など。多様な才能と共に、国際共同製作にも幅広く取り組んでいる。
●ケリング「ウーマン・イン・モーション」について
ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心に据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著な芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭にて、カメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を創設しました。以来、このプログラムは写真をはじめとする芸術分野にも活動を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは賞を通じて、インスピレーションを与えた人物を表彰するとともに、新たな才能への具体的な支援を行っています。また、トークイベントやポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。
2025年、「ウーマン・イン・モーション」の創設10周年を迎える年に、ケリングは文化と芸術分野における女性への10年間のコミットメントを祝います。
先駆的なプログラムである「ウーマン・イン・モーション」は、芸術の世界を形作る多様な才能と声に光をあててきました。この10年間は、ケリングが対話と行動の場を提供し続け、創造の領域における女性の認知と影響力を高めるために取り組んできた、重要な節目となっています。
●CSA(キャスティング協会)について
CSA(キャスティング協会)は、プロデューサー、監督、クリエイティブチームがキャスティングの専門家を求める際の国際的なリソースであり、世界中でキャスティング・ディレクターおよびアソシエイト・キャスティング・ディレクター、キャスティング・プロデューサーの存在を広く認知させることを目的に活動しています。さらに、多様なチャリティ活動に取り組むとともに、重要かつ有益な専門情報を共有することで会員を支援しています。現在、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アフリカに拠点を置く1,200名以上のキャスティングの専門家が所属しています。
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<第38回東京国際映画祭 開催概要>
■開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:https://2025.tiff-jp.net/ja/








































