エンタメ情報!

2025-10-16 21:00:00

i-dleソヨン、岩田剛典、RIEHATA、Gaekoが登壇!日韓合同オーディション番組『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess』制作発表会オフィシャルレポート

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©Mnet

i-dleソヨン、岩田剛典、RIEHATA、Gaekoが登壇!

日韓合同オーディション番組

『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess』

制作発表会オフィシャルレポート

 

U-NEXTにて、2025年10月16日(木)から日韓合同サバイバルオーディション番組『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess』(以下、『HIP POP Princess』)の日韓同時・国内独占配信がスタート。配信に先駆けて、同15日に韓国・ソウルにて制作発表会が行われ、番組のメインプロデューサーを務めるi-dleのソヨン、Gaeko(Dynamic Duo)、RIEHATA、岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS)が登壇した。

 

本番組は、世界初の日韓合同ヒップポップガールズグループとしてのデビューを目指して競い合うMnetの新プロジェクト。日韓の総勢40名・平均年齢17歳の参加者が音楽・振付・スタイリング・映像制作などをみずから手がけ、それぞれの個性や強みをアピールしながらバトルを繰り広げる。

 

制作発表会の冒頭では、i-dleソヨン、Gaeko、RIEHATA、岩田剛典による『HIP POP Princess』のタイトル曲『Do my thang(Producer Ver.)』のパフォーマンス映像が先行公開されたほか、約6カ月のオーディションを勝ち抜いた40名の日韓参加者が勢ぞろいして、フォトセッションに臨んだ。

 

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©Mnet

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©Mnet

 

続いて行われた質疑応答では、メインプロデューサーの4人が各分野でトップの活躍を続ける彼らならではの視点から、番組にかける思いを語った。

 

番組MCを務めるのは、参加者たちの“ロールモデル”i-dleソヨン

 

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©Mnet

 

単独MCとして番組を率いるのは、アイドルグループi-dleのリーダー、ソヨン。2016年のラッパーオーディション番組『Unpretty Rapstar 3』で最年少ながら強烈なインパクトを残し、作詞家・作曲家・プロデューサーとしても活躍する彼女は、まさに参加者たちのロールモデル。9年ぶりにMC&メインプロデューサーとして“Unpretty Rapstar”シリーズに帰ってきた感想をコメントした。

 

「『Unpretty Rapstar』の新たなシーズンとして『HIP POP Princess』が放送されることになるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。当時、私は高校生だったのですが、9年という歳月を経て大人になった今、再び参加することができてとても光栄です」

 

岩田剛典が自身のオーディション経験を生かして、参加者をサポート!

 

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©Mnet

 

日本からメインプロデューサーとして参加するのは、「三代目 J SOUL BROTHERS」のメンバーであり、ソロアーティストや俳優としてマルチに活躍する岩田剛典。

 

「自分自身、ダンスボーカルユニットのメンバーとしてデビューする際にオーディションで受かったメンバーでもあるので、だからこそ自分の経験談をもとに、若い世代のみなさんにお伝えできることがあるだろうと思って参加させていただいております」と意気込みを語った。

 

「勝敗を決めるだけの番組ではなく、その瞬間瞬間のドラマに視聴者のみなさんにも感動していただけると思っていますし、若い世代のみなさんが本当にキラキラしてるんですよね。夢を追いかける気持ちというものは、やっぱりいつの時代も人の心を打つと思いました。チャレンジする精神に僕も勇気をもらっています」

 

RIEHATAがMnetのオーディション番組に再登場!

 

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©Mnet

 

世界的なトップ振付師兼ダンサーであるRIEHATAは、今年放送されたMnet『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』に出演し、RH Tokyoのリーダーとして活躍した経験の持ち主。

 

「ジャッジされる側でずっとサバイバルをしてきたので、参加者40名の気持ちがわかるというか。勝ち負けにこだわりながらも、最後はもう自分との戦いだと思っていました」と当時を振り返りつつ、メインプロデューサーとして果たしたい役割についてコメントした。

 

「みんなのモチベーションを上げる役目になれたらいいなと思っています。戦いながら見失いがちなことっていっぱいあるので。みんなダンスが大好き、音楽、ラップが大好きという気持ちで今ここに集まっていると思いますし、その気持ちを燃やし続けてほしいので、私自身も楽しみながら『みんなのダンスを楽しみにしてるよ!』『みんなのパフォーマンスが最高だよ!』と一緒に夢中になれるような番組にできたらいいなと思ってます」

 

Dynamic Duo のGaekoがタイトル曲をプロデュース

 

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©Mnet

 

Dynamic Duoのメンバーとして数々のヒット曲を生み出し、韓国のHIPHOPシーンをリードしてきたGaekoは、番組のタイトル曲『Do my thang』のプロデュースおよびレコーディングのディレクションを手がけた。

 

「40名のラップをディレクティングするなんて、時間的にも体力的にも可能だろうかと最初は心配していましたが、いざレコーディングが始まったらそんな心配は吹き飛びました。参加者のみなさんの吸収力、才能、潜在力というものを目の当たりにして、あの年で自分がやりたいことを見つけて挑戦している、その姿に本当に驚きました」

 

世界初の日韓合同ヒップホップガールズグループに選ばれるのは誰⁉

 

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©Mnet

 

『HIP POP Princess』の参加者たちは競争のみならず、コラボレーションによって成長を重ねながら、デビューの座をかけてパフォーマンスを繰り広げていく。ラップやダンスの実力はもちろん、プロデューシングの能力までもが問われる戦いだ。

 

K-POP界の第一線で活躍を続けるi-dleのソヨンは、音楽への愛とともに、参加者にエールを贈った。

 

「私が歌手になった理由は、音楽が大好きだからです。最近アイドルを目指すみなさんにも――美しいということもとても重要ですが――音楽をもっともっと愛して歌手になってくれたらいいな、自分で音楽を作る人が増えたらいいなとずっと考えていたのですが、『HIP POP Princess』参加者のみんながまさにそんな道を歩もうとしていて、成長しながら自分で音楽を作る道に進んでいるなと感じています。視聴者の方にもそんな彼女たちの姿をぜひご覧いただいて、一緒に夢を育んでいただけたらうれしいです。ぜひぜひ見てくださいね」

 

番組の見どころについて聞かれた岩田剛典は、「第1回から本当にレベルの高いバトルで、視聴者のみなさんはきっと驚かれるだろうと思います」と、粒ぞろいの参加者の実力を絶賛。

 

「自己プロデュース力が高くて、ひとりひとりの個性や魅力をしっかりと自分の表現としてモノにしている。そんな40人が日韓でチームを組んで、同じ演目や楽曲でラップのリリックを作ったりと、まさにトータルプロデュースという形でバトルをします。彼女たちの人となり、そして何を考えて、どういうふうなクリエイティブを見せてくれるのかというところまでが審査基準になるので、とにかく見応えがあります。絶対見てほしいです!」

 

ヒップホップとポップを融合した“HIP POP”なアーティストを発掘する『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess』。これまでにない日韓合同ヒップホップガールズグループの誕生をどうぞお見逃しなく!

 

『Unpretty Rapstar : HIP POP Princess』

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配信開始日:2025年10月16日(木)22:02 ※毎週木曜最新話配信

配信情報:U-NEXT/見放題(国内独占配信)/日本語字幕つき

公式サイト:https://hippop.unext.jp/

 

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2025-10-14 20:00:00

「2025-26 TREASURE TOUR[PULSEON]IN SEOUL」にファン熱狂! 10月25日(土)からスタートするJAPAN TOURにも期待高まる! <オフィシャルレポート>

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「2025-26 TREASURE TOUR[PULSEON]IN SEOUL」にファン熱狂!

10月25日(土)からスタートするJAPAN TOURにも期待高まる!

<オフィシャルレポート>

 

2020年8月にデビューシングル「THE FIRST STEP : CHAPTER ONE」をリリースし、デビュー曲「BOY」以降、Asian Artist AwardやMAMA、ゴールデンディスクアワード、ソウル歌謡大賞など数々の主要アワードで新人賞を総なめにしたグローバルボーイズグループ、TREASURE。

 

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そんなTREASUREが、2025年10月10日・11日・12日にソウル・オリンピック公園KSPO DOMEで『2025-26 TREASURE TOUR [PULSE ON] IN SEOUL』を開催。会場は連日大歓声に包まれ、ヒット曲「MMM」「KING KONG」「BONA BONA」「BOY」「JIKJIN」や3rd MINI ALBUM『LOVE PULSE』収録の新曲、感性豊かなバラード、爽快なダンス曲、さらに各種ユニットステージまで立て続けに披露。バンドサウンドとライブダンサー、そして最新LEDや特殊効果(火柱・火薬)による圧巻のライブ演出で、会場にいるファンを魅了した。

 

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そしていよいよ、10月25日(土)からは自身3度目となる『2025-26 TREASURE TOUR [PULSE ON] IN JAPAN』が京王アリーナTOKYO公演を皮切りにスタートする。本公演は、開催発表と同時にチケットは各地で即完するなどまさにプレミアムなライブとなっている。ファンの熱い応援に応える形で、追加公演の発表とSOLD OUT公演の追加席販売も決定しているなど、“ライブ型アーティスト”TREASUREならではの臨場感と熱狂を会場で感じていただきたい。

 

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また、SPECIAL・PREMIUM SEAT購入者限定のリピートキャンペーン《#PULSE_ONスタンプラリー》実施の決定。公演ごとに異なるオリジナルスタンプを集める“オリジナルパスポート”形式の参加型企画で、全会場・全日程で思い出を刻める内容となっている。さらに、集めたスタンプ写真をSNSに投稿し、特設フォーム応募すると抽選10名に「メンバーボイス入り目覚まし時計」がプレゼントされるという。

 

1年半ぶりの開催で、全日程SOLD OUT必至となっている今回のJAPAN TOUR。残席わずかのチャンスをぜひ逃さず、“PULSE ON”の熱気を会場で体感していただきたい。

 

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◼️リピートキャンペーン詳細はこちら

https://ygex.jp/treasure/news/detail.php?id=1128789

 

◼️追加席の一般販売詳細はこちら

https://ygex.jp/treasure/news/detail.php?id=1128728

 

◼️2025-26 TREASURE TOUR [PULSE ON] IN JAPAN

https://ygex.jp/treasure/live/tour.php?id=1002804&fdate=2025-11-07&ldate=2026-02-11

 

<日程・会場>

・【追加】京王アリーナTOKYO

2025年10月25日(土) 開場 17:30 / 開演 18:30

2025年10月26日(日) 開場 14:00 / 開演 15:00

 

・IG アリーナ

2025年11月7日(金) 開場 17:30 / 開演 18:30

2025年11月8日(土) 開場 17:30 / 開演 18:30

2025年11月9日(日) 開場 14:00 / 開演 15:00

 

・マリンメッセ福岡

2025年11月14日(金) 開場 17:30 / 開演 18:30

2025年11月15日(土) 開場 17:30 / 開演 18:30

2025年11月16日(日) 開場 14:00 / 開演 15:00

 

・Kアリーナ横浜

2025年11月22日(土) 開場 17:00 / 開演 18:30

2025年11月23日(日) 開場 17:00 / 開演 18:30

2025年11月24日(月) 開場 13:30 / 開演 15:00

 

・Kアリーナ横浜

2026年1月10日(土) 開場 17:00 / 開演 18:30

2026年1月11日(日) 開場 13:30 / 開演 15:00

 

2025-26 TREASURE TOUR [PULSE ON] SPECIAL in KYOCERA DOME OSAKA

・京セラドーム大阪

2026年2月10日(火) 開場 16:30 / 開演 18:30

2026年2月11日(水) 開場 13:00 / 開演 15:00

 

※開場/開演時間は変更になる場合がございます。

 

3rd MINI ALBUM『LOVE PULSE』

・商品詳細はこちら

https://ygex.jp/treasure/news/detail.php?id=1127016

2025-10-12 12:00:00

台湾文化センター台湾映画上映会2025 10/4(土)上映映画『優雅な邂逅』 <トークイベント オフィシャルレポート>

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台湾文化センター台湾映画上映会2025

10/4(土)映画『優雅な邂逅』

<トークイベント オフィシャルレポート>

 

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが開催する連続上映企画「台湾文化センター 台湾映画上映会2025」第7回上映会が、10月4日(土)に台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて開催されました。

 

パンデミック時代における、不完全な人生の中で運命を変える希望を描きだした映画『優雅な邂逅』の上映後、『最愛の夏』(1999)が東京国際映画祭でグランプリのほか3部門を独占した名匠チャン・ツォーチ監督がオンライン登壇し、映画評論家の宇田川幸洋さんが会場に登壇してトークイベントが行われました。

 

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【レポート】

「台湾文化センター 台湾映画上映会2025」の映画『優雅な邂逅』上映会が、10月4日(土)に台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて開催された。上映後に、チャン・ツォーチ監督と映画評論家の宇田川幸洋さんが登壇し、トークイベントが開催された。

世界中にパンデミックの影響が広がる中、仕事を失ったアシュン(阿勲)は、祖父と姉が暮らすアパートに戻ってくる。都会の片隅にひっそりと残された、忘れ去られたような古びたアパート。

アシュンは2年前に心臓移植を受け、新しい心臓とともに生きている。かつての恋人との再会。アパートの向かいに暮らす、混血の姉弟との出会い。離れて暮らす母親の病気、親友が巻き込まれた薬物のトラブル、祖父の感染の知らせ…。希望が見えなくなったそのとき、アシュンのもとに、かつて心臓を提供したドナーの家族から「鼓動を聞かせてほしい」という連絡が入る─。

パンデミック時代における、不完全な人生の中で運命を変える希望を描きだした、映画『優雅な邂逅』は、『最愛の夏』(1999)が東京国際映画祭でグランプリのほか3部門を独占した名匠チャン・ツォーチ監督の最新作で、リン・チェンシュン(林政勳)が金馬奨2024新人俳優賞を受賞した注目作だ。

 

パンデミック時代における、不完全な人生の中の希望を描いた『優雅な邂逅』

巨匠チャン・ツォーチ監督が語る、“生きる”とは─

 

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「生きるということの全体像が描かれていて、非常に素晴しく、充実した映画。」と、宇田川さんが感想を述べると、「そういって頂けると、大変うれしいです。」とチャン・ツォーチ監督が画面越しにはにかんだ。キュレーターのリム・カーワイが「『優雅な邂逅』はコロナ禍を真正面から描いた作品。コロナ禍では、親しいひとがなくなったり、時間、あるいは記憶に対して、複雑な思いを誰もが持ったと思う。そうした感情が表現されていた。」と述べ、パンデミック下で本作を制作したきっかけについて質問した。コロナ禍が始まり、準備していた作品がストップし、家を売却し、人生の中でも非常に苦しい経験をしたというチャン監督は、「コロナ禍というのは、人と人との距離が引き裂かれてしまうような、様々な影響を受けるものだと感じた」という。そうした中でも、信頼できるスタッフたちがいたこと、なにもよりロケ地となった台北の万華にある警察の宿舎との出会いが、『優雅な邂逅』の制作のきかっけになったという。アシュンが暮らす、V字の廊下が印象的なアパートはすでに取壊しが決まっていたが、その佇まいを気に入ったチャン監督は、廊下をはさんで向き合う部屋を実際に借り撮影に挑んだ。「この出会いというのが運命なのか、何なのかというような話を撮ってみたいと考え、ここを舞台にして、パンデミック下における物語を作ろうと思った」と、撮影のきっかけを語った。

 

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ロケ地になったアパートは、相当年季が入っており、一部天井が崩れていたり、細心の注意を払いながらの撮影だったという。「社会状況や、コロナ禍というのは、人の力ではどうすることもできないものです。人生には悲観的なこと、よくない出来事がたくさんあります。そうした時にどうすればいいのか。私は楽観的に、すべては受け流してしまえばいい、優雅に捉えていけばいい。 そういう思いをタイトルにこめました」とチャン監督が話すと、「まさに監督とこのアパートとの出会いこそが、“優雅な邂逅”だったんですね」と宇田川さんが応じた。

 

『優雅な邂逅』は、古いアパートに暮らす、決して裕福ではない市井の人々を描いている。作品づくりにおいて「常に台湾の下層なひとたちを描いている」というチャン監督。「彼らにとって、生きるということ自体が重要なテーマになっている。その“生きる”というのはどういうことなのか、それが私にとって重要なテーマ」であり、「何よりも自分自身が下層な人間という自覚があるからこそ、常に台湾の下層な階級の人々に目を向けていきたい」と、映画監督としての矜持を語った。

 

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「もともと、演技経験のない素人を起用するのが好き」だというチャン監督。本作では、子役出身ながら作品に恵まれてこなかったリン・チェンシュンが台湾アカデミー賞こと金馬奨の新人俳優賞を受賞し、注目の存在になった。「チャン監督の作品は一貫して台湾の人々の生き方に深く根ざしている。他の台湾の映画監督とくらべて、いい意味で泥臭さを感じるのは、素人や新人俳優を起用することで、ネイティブで生きてきた人たちの雰囲気が作品に出るからなのかもしれません。」と、宇田川さんがチャン監督の作品の魅力を語った。チャン監督は俳優だけではなく、台湾で作品を作る上で言語も重要であると考えており、「台湾では標準語はあくまでも公的な言語であり、感情を伝えるための言葉ではないのです。台湾語や原住民族の言葉というものこそ、人々の生活を表す言葉だと思っています。言葉に生活感を持たせることで、観客にその物語がリアリティをもって受け入れてもらえる」と考えており、そうした点においても「プロの俳優にはない純粋さをもった老人や子供を起用するのが、とても好き」だと語った。実際に『優雅な邂逅』のアパートの住民たちはエキストラではなく、実際の住民たちが出演しているというと、会場から驚きの声があがった。

 

会場から「年老いた父親がコロナに感染し、障がいをもった娘の介護ができなくなるから殺害したエピソードがあったが、これは監督のまわりで起きたことだったりしたんでしょうか」と問われると、「これは実際にコロナ禍の台湾で起きた事件から着想を得ました。」とチャン監督が答えた。

 

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 最後に台湾映画の魅力を問われると、宇田川さんは台湾映画は「率直で正直な印象がある。描きたいものに対して、直接切り込んでいって、観客に伝えるような感じ」があり、特にチャン監督の作品には「家族を描いていても個人個人を描いていて、決まった枠や型にはまらない、囚われない」魅力があると語った。チャン監督は「台湾映画の魅力は多様性があること」といい、映画を作るうえで一番重要なことは「私自身が感動しないと、それはひとに伝えることはできない。これからも私自身が撮りたいと思うものを撮るべきだと考えています」と語ると、会場から大きな拍手が起きた。

 

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【開催概要】

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©Chang Tso Chi Film Studio

 

パンデミック時代の運命を変える希望を描いた『優雅な邂逅』

チャン・ツォーチ(監督) × 宇田川幸洋(映画評論家)トークイベント開催‼

 

【台湾映画上映会2025『優雅な邂逅』上映会&トークイベント詳細】

日 時:2025年10月4日(土)※上映後にトークイベントあり

開 場: 13時30分 / 開 演: 14時00分(上映時間127分)

場 所:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)

登壇者:チャン・ツォーチ監督、宇田川幸洋(映画評論家)

聞き手:リム・カーワイ(『台湾映画上映会2025』キュレーター・映画監督)

 

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≪上映作品概要≫※日本初上映

『優雅な邂逅』

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©Chang Tso Chi Film Studio

 

2024年/127分/台湾  原題:優雅的相遇/英題:Intimate Encounter

監督:チャン・ツォーチ(張作驥)

出演:リン・チェンシュン(林政勳)、レイ・ジエシー(雷婕熙)、ワン・シャオユエン(王孝元)、ヨウ・シェンフォン(尤勝鋒)

字幕:神部明世

©️Chang Tso Chi Film Studio

◆金馬奨2024新人俳優賞

古びたアパートの向かい合う、二つの家族。世界にパンデミックの影響が広がる中、偶然と誤解が交錯し、運命が絡み合っていく。

『最愛の夏』(1999)が東京国際映画祭でグランプリのほか3部門を独占し、カンヌ映画祭監督週間にも招待された、チャン・ツォーチ監督の最近作。パンデミック時代における人間関係を解きほぐし、不完全な人生の中で運命を変える希望を描きだした。

 

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【登壇者紹介】

チャン・ツォーチ(張作驥)/監督

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1961年、台湾・嘉義市生まれ。中国文化大学演劇学科映像コース卒業。虞戡平(ユー・カンピン)、徐克(ツイ・ハーク)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)、嚴浩(イム・ホー)など、台湾映画界を代表する監督たちのもとで研鑽を積む。作品は台湾の土地と人々への深いまなざしを創作の基盤としており、繊細かつ力強い映像世界で高い評価を得ている。代表作に『最愛の夏』(原題:黒暗之光)、『きらめきの季節』(原題:美麗時光)、『愛が訪れるとき』(原題:当愛來的時候)、『酔生夢死』(原題:醉・生夢死)などがある。

 

 

宇田川幸洋/映画評論家

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映画評論家。15歳の頃に8mmフィルムで映画を撮り始め、1978年に楳図かずおの漫画を原作とした16mmフィルム作品『おろち』が第2回ぴあフィルムフェスティバルに入選。香港や中華圏の映画にくわしく、著書に山田宏一との共著「キン・フー 武俠電影作法」(草思社)、「無限地帯 From Shirley Temple to Shaolin Temple」(ワイズ出版)などがある。

 

 

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≪『台湾文化センター 台湾上映会2025』上映会概要≫

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『台湾映画上映会』は、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが開催する、台湾社会や文化への理解を深め、新しい台湾映画を発見する上映会です。これまで東京のみの開催でしたが、本年度は大阪・関西万博で盛り上がる大阪での開催も決定しました。さらに日本大学文理学部中国語中国文化学科、慶應義塾大学東アジア研究所、早稲田大学政治経済学術院・中国現代文化研究所、東京大学持続的平和研究センター、大阪大学大学院人文学研究科の5校の大学と、大阪シネ・ヌーヴォのご協力を得て、台湾文化センターを含め全7会場にて開催いたします。大阪での開催に際して、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、万博イヤーの2025年は8月にも開催が決まっている第21回大阪アジアン映画祭との連携企画が決定し、より多くの方に豊潤な台湾映画の魅力をご紹介する場を目指します。

昨年に続き、キュレーターを映画監督のリム・カーワイが務め、すべて日本初上映となる選りすぐりの8作品がラインナップされました。

 

名称:台湾文化センター 台湾映画上映会2025

期間:2025年5月~10月(全8回) 

会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/日本大学文理学部オーバル・ホール/慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール/早稲田大学小野記念講堂/東京大学駒場キャンパスKOMCEE East K011/大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館講堂/シネ・ヌーヴォ

※大阪大学、シネ・ヌーヴォでの開催は第21回大阪アジアン映画祭連携企画

 

主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/Cinema Drifters/大福

共催:日本大学文理学部中国語中国文化学科/慶應義塾大学東アジア研究所/早稲田大学政治経済学術院・中国現代文化研究所/東京大学持続的平和研究センター/大阪大学大学院人文学研究科/シネ・ヌーヴォ

協力:大阪アジアン映画祭

宣伝デザイン:100KG

 

≪台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター≫

公式サイト:https://jp.taiwan.culture.tw

 

≪参加無料、事前申し込み制≫ ※各回の申し込みは、Peatixにて先着順にて受付。

≪Peatix≫ https://taiwanculture.peatix.com/

※Peatixにて、各回10日前の昼12:00より先着順にて受付。

※ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

2025-10-12 08:30:00

ME:I 北九州初上陸!デビュー曲から最新曲まで 『TGC北九州』のトリを飾る華やかなパフォーマンス! <オフィシャルライブレポート>

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©TGC 北九州 2025 

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北九州初上陸!デビュー曲から最新曲まで

『TGC北九州』のトリを飾る華やかなパフォーマンス!

<オフィシャルライブレポート>

 

ガールズグループ“ME:I”(ミーアイ)が、10月11日(土)に福岡・西日本総合展示場新館で開催された『TGC KITAKYUSHU 2025 by TOKYO GIRLS COLLECTION (以下、TGC北九州)』に出演しました。

 

『TGC北九州』の舞台にメインアーティストとして登場したME:Iは、白とデニムを基調とした爽やかな衣装にお揃いのシューズで登場。ME:Iを待ちわびていたかのような歓声に迎えられ、デビュー曲「Click」でステージの幕を開けるとキレのあるダンスブレイクやTSUZUMIの突き抜けるようなロングトーンで会場を一気に引き込んでいきます。

 

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©TGC 北九州 2025 

 

リーダーのMOMONAは「今日はみなさんのことをME:Iの魅力で虜にできるように頑張ります!」、SHIZUKUは「ラスト盛り上がっていきましょう!」と元気いっぱいに挨拶。RINONは「ME:Iは北九州初上陸ということで、呼んでいただき本当にありがとうございます!ファンの方はもちろん、ME:Iのことを初めて見る方もぜひぜひ楽しんで帰ってください!」と感謝の気持ちをコメントしました。

 

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©TGC 北九州 2025 

 

「Hi-Five」では、メンバー同士がハイタッチをしながら笑顔いっぱいにパフォーマンス。続く「MUSE」では手を振りながらランウェイを進み、センターステージへ。“MUSE”に夢を抱いたME:Iが誰かの“MUSE”になる姿を描いた本楽曲では、夢を叶えた彼女たちならではの優雅で力強いオーラで会場を魅了しました。ラストは最新アルバムタイトル曲「THIS IS ME:I」。強烈なグルーブ感が特徴的である一方、サビで腰を反らせる“9時半ダンス”やキャッチ-な振り付けもあり、個性あふれるME:Iにぴったりな楽曲。自信に満ちた表情で『TGC北九州』のステージを締めくくりました。

 

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©TGC 北九州 2025 

 

また、アーティストステージでのパフォーマンスに加え、RINONはサプライズでランウェイにも登場。モデルとしてランウェイを歩くのは初めてながら、抜群のスタイルと堂々たるウォーキングで観客の視線を集めました。YOU:ME(ファンネーム)待望の初ランウェイにSNSでも盛り上がりを見せ、ME:IメンバーもRINONのモデル姿に喜びのコメントを寄せました。

 

今後も大型ファッションイベントや音楽フェスへの出演が決まっているほか、全国アリーナツアーのアンコール公演として『2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR “THIS IS ME:I” ENCORE IN TOKYO』を12月13日(土)・14日(日)に東京・有明アリーナで開催が決定しています。

 

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2025-10-08 05:00:00

ONEW 『2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)] IN JAPAN』 武道館公演3DAYS完走!<オフィシャルレポート>

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『2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)] IN JAPAN』

武道館公演3DAYS完走!

さらに、2025/10/13付

オリコン週間デジタルアルバムランキングにて1位獲得!

 

ONEW初のワールドツアー『2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)]』が8月のソウル公演を皮切りにスタートしたが、日本公演は10月3日(金)、4日(土)、5日(日)に『2025 ONEW WORLD TOUR [ONEW THE LIVE : PERCENT (%)] IN JAPAN』として、武道館にて開催された。ONEWが武道館で公演を行うのは約3年ぶりとなる。

 

今回のツアーは7月に韓国でリリースされたONEW 2ND ALBUM 『PERCENT』の収録曲はもちろん、今月リリースしたばかりのONEW Japan 2nd Mini Album 『SAKU』 も盛り込み、日本用のセットリストを披露した。

 

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「PERCENT (%)」で幕を開けたコンサート、ONEWはマイクスタンドで登場し、生バンドと共に会場を盛り上げ、「夜明けの世界」ではONEWの優しい声に合わせてペンライトが左右に揺れ、会場が温かい空気に包まれた。その後のMCでONEWが「ただいま!!」とJJINGGU(ONEWのファンクラブ名)に向かって伝えると、ファンもそれに応えるかのように「おかえり!!」と返し、ONEWとファンの絆の深さを感じるオープニング。ONEWは「前回のツアーの時にみなさんに早く会いにいきますと約束したが、3年ぶりの武道館のライブで皆さんと会えたのがとても嬉しいです。」と嬉しさを伝え、全て日本語で自分の思いを伝えた。

 

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続いて「Conversation」では「イ・ジンギ サランへ!(愛してる)」というファンの掛け声の中、ラップも披露し、多様な音楽性を見せる。「Winner」からのバラードのパートは客席も自然と着席し、アコースティックギターと共に響くONEWの歌声に耳を澄ませ、MISIAの「Everthing」のカバーを歌い終わった後は、鳴り止まない拍手にステージが包まれた。その後ONEW Japan 2nd Mini Album 『SAKU』 のタイトル曲「花のように」を披露し、会場に温かい一体感が生まれる。

 

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さらに、「メリョク」ではONEWの満面の笑みと共に会場全体で楽しみ、「ANIMALS」では疾走感を感じる音楽でONEWの様々な音楽性を見せ、本編は終了。アンコールではMDの衣装を身にまとったONEWが「マンセ」で会場を練り歩き、ファン全員が「マンセ!」というフレーズに合わせ手を挙げながら、より近くでONEWを感じ興奮鳴り止まない中、最後のMCに突入。ONEWは「やりたいことがたくさんあってできる限り表現したいと思った」と今回のツアーに対する思いを語り、「僕が想像している以上にたくさんの目標が叶っていると思う。」とファンにもう一度感謝を伝えた。最後はダブルアンコールで「マンセ」を再び披露し、大歓声の中、武道館公演の幕を閉じた。

 

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一方、10/1にリリースしたONEW Japan 2nd Mini Album 『SAKU』 は、2025/10/13付オリコン週間デジタルアルバムランキングにて1位を獲得。Billboard JAPANダウンロード・アルバム(集計期間:2025年9月29日~10月1日)にても1位、iTunes トップアルバムでも1位獲得する等、話題を呼んでいる。ONEWの今後の活躍から目が離せない。

 

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ONEWプロフィール

K-POP グループ SHINee のリーダー。唯一無二の優しくも芯のある歌声でファンを魅了。

SHINee 東京ドーム公演で披露した徳永英明「レイニーブルー」のカバーで一躍話題に。

繊細なバラードから洗練されたポップスまで幅広く歌い上げ、各国でソロコンサートの成功を収めている。その歌唱力を活かしてミュージカル俳優としても活躍をしており、心を癒す声と温かい人柄で、世界中のファンに愛され続けている。

 

【商品情報】

ONEW Japan 2nd Mini Album 『SAKU』

https://www.jvcmusic.co.jp/onew/

 

初回限定盤【CD+32p PhotoBook】VIZL-2473

デジパック・スリーブケース仕様

3種のうちランダム1種 フォトカード[セルフィーA ver.]封入・初回盤限定ジャケット写真

定価 ¥4,400

(税抜価格 ¥4,000)

 

通常盤【CD】VICL-66096

3種のうちランダム1種 フォトカード[セルフィーB ver.]封入・通常盤限定ジャケット写真

定価 3,080

(税抜価格 2,800)

 

VICTOR ONLINE STORE盤【CD】NCS-10320

3種のうちランダム1種 フォトカード[セルフィーC ver.]封入・VOS盤限定ジャケット写真

定価 3,080

(税抜価格 2,800)

 

・トラックリスト

M01 KIMI=HANA

M02 花のように

M03 Lily

M04 Beautiful Snowdrop

M05 ‘Cause I believe in your love

 

【INFORMATION】

ONEW JAPAN OFFICIAL SITE

https://onew-fc.jp/